2007年07月15日

No.422 パーフェクト・ビリヤード

 久々にビリヤードのことなどを。
 といっても、仕事にゲームにと忙しい私は、最近撞きに行ってません。
 ハルちゃんも私が行かないと練習してないっぽいので、買ってあげたキューはホコリがかぶってる始末。
 いや、せっかく買ってあげたんだから大切にしてくれよ……と思わないでもなかったり。

 でも私は実はこっそり撞きに行ったりしてるんですな。
 どういうことかというと、仕事が忙しく会社に泊まりになると、終わった後、午前の4時までですが会社の近くにあるプールバーで撞けたりしちゃうからです。
 ここで会社連中巻き込んで、撞いちゃったりしているわけですな。
 でも実力のほうはというと、3個取りきれれば上出来という、相変わらずの体たらく。
 いやぁ、上達するには撞いて撞いて撞きまくるのが一番だとはわかっているのですが、なかなかそうもいきませんよ。

 そんなわけで、どんなわけか毎度わかりませんが、上手な人、というかプロの人のビリヤードってもんはいかに凄いのか? を、ちょっとYouTubeで検索してみたんで、貼っちゃっていいのかよくわかりませんが、適当な解説を書きながら貼っちゃおうかと思います。
 なお、動画の前半は栗林達プロのもの。
 凄すぎて言葉が出ません。
 後半2つは海外のものです。

 

 まずはトリックショット。
 トリックショットとは、実践ではまずお目にかかれない、あらかじめ計算された配置のもと撞くショットで、魅せるためのショットです。
 一撞きでゴトンゴトン球が落ちていきますよね。
 これらはあらかじめ角度などを計算して配置してあるんです。
 とはいえ、やはり腕がものいう世界ですから、少しでも撞くのをミスっちゃうと入らないもの。
 特に最後のひとつ手前、転がした1番ボールをスパンと決め、そのまま手元の球をクッションを使用して落とすなんて、簡単に決めているように見えますが神業ですよ。
 凄スギル。

 

 今度もトリックショット。
 ジャンプボールからバックスピンで手元のポケット前の的球を落とすなんて、凄いキュー切れだなぁ……。
 私のほんの少ししか戻らないドローショット(引き球のこと)とはエライ違いです。

 

 今度はマスワリ3連続!
 マスワリとは? ナインボールにおいて、一度もミスせずに1番〜9番の的球を取りきっちゃう事。
 最初のブレイクで黄色の1番がサイドに、ピンクの4番がコーナーに落ちてますね。
 この場合、残り7個をとりきればマスワリです。
 スパンスパンとテンポよく、楽に決めているように見えますが、これは次に落とす球を簡単に取れるよう、手球をコントロールしきっているから楽に見えるんですね。
 これが私の場合だと、力加減を間違えて入れにくい角度にしちゃったり、そもそも外しちゃったりで話にならない状態。
 マスワリ決めればBクラス、と言われるように、こういう風に取り切るのを常に目標としているのですが……遠いですなぁ。

 

 次はSalvas vs Bustamanteの試合。
 ブスタマンテは知ってます。フィリピンのプロで、凄い人です。
 どう凄いのかは説明が出来ませんが、最初のショットをみればそのレベルの高さが異次元であるとわかりますよね。
 こんなクッションをいっぱいつかったハードなショット、どうやったら計算できて実践できるのやら……。

 

 最後にビリヤードドミノ。
 これ、用意するまでにどれほどの時間がかかっているんでしょうかね……?
 つか、ビリヤード台と球を利用しているだけで、ビリヤードの技術とはあんまり関係ないですな、これ。
 まぁ最初のショットでミスっちゃうと、関係者がシャレにならねぇよ、と怒りそうですが。

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2006年12月08日

No.258 ちったぁ上達

 最近仕事が忙しくなってきた。さらに言うと、夜はカルドセプトサーガで忙しい!
 そんな毎日なので、最近ビリヤードの練習が疎かになっている。
 二兎追うものは一兎も得ず、という言葉もある訳で、私にとっては現在のところビリヤードよりカルドセプトな生活の方が優先だったというわけだ。
 しかしブランクをあけるのもよろしくない。
 それにハルちゃんもビリヤードをやりたがっているし。
 そんなわけで、本日の夜、今日は仕事が早めに終わったことも相まって、2人してビリヤードへ行って来た。

 ――の前に

 腹が減っては戦はできぬ、というわけで、何が食べたい? と聞いてみると...

「美味しくて安くてそれなりにボリュームもあってリーズナブルなところならなんでもいいよ」

 ……それはもうなんでもいい、というレベルではないのでは? つか、安いとリーズナブルは同じ意味だよ。
 でもまぁ安くて美味しい店がいい、という意見は同じだったので採用。
 今日のお昼は麺類だったため、米が食べたくなった私は、釜飯が美味しい知り合いの店「このは」へ。
 この店は、友人のオヤジさんと奥さんが切り盛りしている小さなお店。
 和食の店なのだが、釜飯が美味しいと評判。
 最初は山菜鶏釜飯だけだったのに、今ではバリエーションも豊富になっていたが、やっぱり私はここの鶏釜飯セットが好きなので、それを注文。
 ハルちゃんは迷った末、牡蠣釜飯セットを注文した。
 牡蠣は今が季節だし、それも美味しそうである。
 実際美味かった。
 なんといっても釜飯で一番美味いのは、釜にこびりついたおこげだ。
 パリパリとなったご飯とおこげの甘さが絶品。 
 他にもお味噌汁、お漬物、茶碗蒸しがセットになって980円。
 うん、これは安い! と思う。うん。

 腹を満たした後はビリヤード。
 ハルちゃんのために前回教えたことをおさらいした後、早速エイトボールを開始。
 ハルちゃんはまだ2回目ということもあり、終始苦戦気味。
 とはいえ、しっかり撞けてるし、ポケット前の簡単な配置ならしっかり入れて来るので侮れない――のだが、なんだか今日はえらく調子が良い。
 比較的得意なバンクショットは外す気がしないくらい決まってたし、何より決定的だったのが、2セット連取して迎えた3ゲーム目。
 ブレイクショットでカラーが2個、ストライプボールが1個と3個もポケット。
 適度に散った状態で、残り5つのカラーボールを残す状態。
 ストライプボールが邪魔しているものもあったのだが、コンビを駆使したり、バンクショットを使ったりして、1つだけはフロックだったが残りエイトボールを残した状態でミスなく取り切った。
 さすがに8番だけはストライプボールが邪魔でねらい目がなく、マスワリを決めることは出来なかったが、1度ハルちゃんの番を挟んで3ゲーム目のセットも取る事ができたのだ。
 その後、1人でボーラードにも挑戦したのだが、初めて58点を記録

「しっかり撞けるようになってきたね」

 最後にお褒めの言葉もいただき、確かな成長を感じることが出来た1日だった。
 やっぱ上達を実感できるのは嬉しいもんだね。
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2006年11月30日

No.250 ハルちゃん、ビリヤードに挑戦す

 なんつーかタイトルそのまんまな話で申し訳ない。
 本日私とハルちゃん、2人揃って休日ということで、どこへ行こかいな、という話をしていたわけである。
 よく行くのは映画。ハルちゃんは大の映画好きなので、映画のあとに食事、そして時間の許す限りドライブ、というコースが定番だ。映画のジャンルは問わず、話題作は大体見ている。
 家でだらだら〜と過ごすときもある。そういう時は大抵ハルちゃんが凝った料理を用意してくれるのでそれが楽しみ。あとはハルちゃん自慢のプロジェクターでDVDを観たり、一緒にゲームをしたり。何より金がかからないのがいいかな。
 で、今日は? という話になると、ハルちゃんは唐突に切り出した。

「ビリヤードやってみたい」

 そんな話、一度もしたことないんだが……。

「Blueさんだけ楽しむの、せこいっすよ」

 せこいとまで言うか……。
 ま、それも良いだろう。
 というわけで、ビリヤード場へ。

「いらっしゃい。今日は彼女も一緒か、よろしいな」

 店長のダンディなおじ様と、いつものようににこやかに挨拶。

「ビリヤードしたいんだって。教えてやってくれない?」

 なんといってもおじ様はプロである。
 初心者の私が教えるより、プロの方の指導を仰いだほうが良いに決まってる。
 と思ったのだが...

「え、Blueさんが教えてくれるんじゃないんっすか?」

「じゃあ見てるから、教えてあげなさい。間違ってたら容赦なく言うからね」

「それじゃ試験じゃないですか……」

 というわけで、私の基礎チェックを兼ねた、指導という名の試験が始まったのでありました。
 まずはハルちゃんはキューを持っていないので、ハウスキュー選びから。
 これは店の物だし、おじ様に一任。
 一応チェックポイントを書くと、シャフトと、曲がっていないかと、タップの形の3点。
 酷使されたシャフトは見た目にはわからないヒビが入っている事があるので、1,2度撞いてみて変な音がしないか確認しよう。
 それからキューをテーブルの上にのせ、転がしてみよう。曲がっているとすぐわかるハズ。
 あとはタップ。タップというのはキュー先にある皮のことで、球と触れる大事な部分。
 横から見て適度に丸みのあるものを選ぼう。平べったいのはダメだし、軽く押してみて柔らかいのもだめだ。
 この3点のしっかりしているキューが揃っている店は、優良店。
 逆にダメなのが多い店は手入れが行き届いていない証拠なので、通うのはやめよう。

 キューが決まったら持ち方、スタンス、ブリッジ、ストロークだ。
 持ち方は持ちやすい部分を軽く握る程度で。
 軽く、とは言ってもきちんと5本の指で包むような感じで。
 スタンスは個々によって違うが楽に構えられるようにすること。
 あまりスタンスが広かったり、逆に両足を揃えたような構えはダメだ。
 ひじを直角に、顔をキューの上にして構えよう。
 ブリッジとは、キューを支える左手のこと(右利きの場合)。
 親指を中指をくっつけてその上にキューを置き、人差し指で上からかぶせて輪っかにする。テーブルに小指、薬指、中指の3本でしっかり土台を作り、キューを振っても動かないようにしよう。
 あとはストローク。力を抜いてキューを水平に構え、ひじから上は固定し、ひじから下だけで振り子のように真っ直ぐ引いて、反動で真っ直ぐ突き出す、その繰り返しだ。

「ちゃんとできてるね」

 おじ様は頷きながら褒めてくれた。
 良かった良かった。

 で、あとは手球を撞いてみる。
 撞くときは最初は真ん中で。
 クッションで反射させたとき、真っ直ぐ返って来たら成功。
 曲がったら真ん中を撞けてないか、それとも真っ直ぐ振り抜けていないかのどちらかなので、もう一度最初からチェックすべし。

 はっきり言って、思っているより、言葉にするより真っ直ぐ撞くことは難しい。
 何度も何度も繰り返し、それでも真っ直ぐ撞けないのがビリヤードだ。

「まぁこれだけできればいいかな。じゃあ簡単なゲームをしてみようか」

 後はゲームで楽しみながらのチェックだ。
 ゲームは初心者でも楽しめるよう、何を狙ってもいいベーシック。
 2人でプレイし、15個の的球を使用。
 8個先に決めたほうが勝ちだ。

「でも君だけはハンデとして番号順に狙うといいよ」

 などとおじ様、言ってくれる。
 それ、すっげぇ難しいんですけど……。
 ナインボールでさえ順番に狙うのは他の球が邪魔になることが多くて難しいのに、さらに6個も多い15個じゃ……

「ぐおおお、こんなん決めれるかー!」

「あっはっは、Blueさん無駄だろうけど、ガンバッテ〜」

「おのれぇっ!」

 ……マケマシタ。

「ビリヤードって、結構面白いね〜。帰り、ハスラー借りよっかなぁ」

 まぁ気に入ってもらえたようで、何よりです……。

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2006年11月17日

No.235 負けて学ぶ

 スポーツは勝つときよりも、負けたときのほうから学ぶことの方が多い――と思う。
 負けたからこそ、敗因を冷静に省みることに時間を多く割くことが出来る。
 負けたからこそ、次へ向けての課題が浮き彫りになる。
 負けたからこそ、次こそ勝ちたい、という想いが強くなり、一層努力する。
 負けて得るものは多い。
 その得たものをしっかりと意識しなければ次へとは繋がらないが。

 試合会場へ10分遅れで到着。
 平日の夜、ということで、1時間遅れまではエントリーできるシステムなので10分くらいは問題なし。
 着いてエントリーフィーを払いつつ、対戦相手を決めるクジを引く。

「今何番引いたらやばいですか?」

「そうだねぇ……11番とかやばいよ」

「へぇ……」

 そんな会話のやり取りのあと、クジが入った袋に手をつっこんで、適当にかき回しつつ1枚を選ぶ。
 そこに書かれていた番号は、言うまでもないだろうが...

「11番……」

「……」

 受付のおいちゃんは、無言で私の肩をポンっと一叩きしたのでありました。

 この大会はプロからアマまで、実力不問、全員参加OKな交流試合。
 種目はおなじみのナインボールで、ハンデはセット数によって別けられる。
 以前にも軽く触れたかもしれないが、ハンデを解りやすく説明すると、自己申告で自分のクラスを申し込めばOKだ。

 プロ   8セット
 SA   7セット
 A    6セット
 SB   5セット
 B    4セット
 C    3セット
 ビギナー 2セット

 ビギナーは始めたての初心者。
 私は先月にビギナーを卒業し、Cクラスでエントリー。
 で、対戦相手はプロクラス……。
 相手が8セット先取する前に、3セット先取すれば私の勝利なわけだ。
 正直に言おう。
 プロが相手だとミスはほとんど期待できない。
 少ないチャンスをものにする実力があればよいが、私のようなビギナーにようやく毛が生えたような、Cクラスに成り立てな奴にはそんな実力はない。
 勝とうと思えば、相手のミスをただ祈るのみ。
 例えば9番ボールを残してスクラッチしてくれるとか。
 とにかく運を天に任せ、ただひたすら祈るのみ。
 で、相手にミスをしてもらうために、少しでもリズムを崩さなくてはならない。
 例えばセーフティ (的球をポケットするのを諦め、次の人が撞く際に少しでも難しい配置で残るように調整してショットすること) を試みるとか(つか、それくらいしか思いつかないけど)。
 上級者が格下にセーフティを試みなくても、相手はほっとけばミスするので行わなくてもよいが、格下が上級者に勝とうと思えばどんどん行うべきである。
 稀に 「決まる確率の低いセーフティを試みるなら、同じく確率が低くくても次の的球をポケットすることに集中したほうが良いよ」 などと言われることがあるが、これは自分がセーフティを決められるのがイヤだから出てくる言葉なんだということを知っておこう、と教えられたことがある。

 で、私はプロ相手に頑張った。

 とにかく相手のリズムを崩そうと、順番が回ってきたとき、ポケットする確率が低いな、と判断したらすかさずセーフティを狙いにいく。
 そりゃ失敗して、結局イージーな配置で終わっちゃうこともあるけれど、とにかくチャレンジすることが大事。
 失敗したなら、何故失敗したのか、をキッチリ頭の中で反芻し、次に活かせばよいのだ。

 そんな決意の元に挑んだ試合は、バンキングで負けて先行を奪われ、いきなりマスワリ2連発。
 早くも2セット先行されたけれど、3セットめで順番が回ってきた際、難しい配置だったのでセーフティを試み、これが上手くハマった。
 手球と的球の間に他の球があり、直線では狙えないよう配置。
 相手はジャンプボールを試みるも、これが失敗。
 さらに的球はポケットに近い9番と近い位置に転がった。
 フリーボールを得た私は、その的球と9番のコンビネーションで1セットを奪うことが出来た。
 これはセーフティを試みないと訪れないチャンスだった。

 このあと3セット奪われ、1−5と大差をつけられるが、7ゲーム目、5〜9番を残した状態で私の番がまわってきた。
 とにかく少ないチャンスをものにするため、1球1級を大切に、集中して撞いていき、5,6,7,8と、危なっかしいがポケット。
 残す9番も難しい配置だったが、バンクショットという、クッションで的球を反射させてポケットさせる技に成功。
 2セット目を奪い、リーチをかける。

 ――が、反撃もここまで。

 続くセットでは裏マスワリを決められ、残り2セットもチャンスはあったが活かす事は出来ず、ゲームセット。
 特に10ゲーム目では、8、9番を残してのチャンスだっただけに、外してしまったことが悔やまれる。
 まぁ今の自分には難しい配置だったけど。
 シュート力の向上、そして苦手な配置での練習もすべし、と課題を頂いた気がした。

「リーチかけられて焦ったわ〜。5〜9番、よく獲り切ったね」

 と、試合終了後にプロからお褒めの言葉をいただいた。
 まぁ勝ったからこその余裕の言葉だろうけど、それでも健闘することはできた。

 今度の試合は敗者復活戦。
 ここでようやく11番がいかに外れクジだったのかを知る。
 私の敗者復活戦の相手はSAクラスの人だった。
 なんでもSAクラス同士がぶつかり合っての結果だそうで、11番の位置は、プロ、SAとこの大会でも毎回上位の人同士が潰しあう激戦ブロックらしかった。
 しかもこの人、来年にはプロテストを受けようか、という方らしく、実力で言えばプロと遜色ないようだ。
 まぁ今の私にはAだろうがSAだろうがプロだろうが、上手い人には変わりなく、その実力差もよくわからないんだけど。

 ともあれ、第2試合開始。
 敗者復活戦、ということで、今度あと1回負けたら本日の試合は終了だ。

 第1セット、SAさんのマスワリで撞かせてもらえず。
 第2セット、SAさんのマスワリで撞かせてもらえず。
 第3セット、SAさんのブレイクエースで瞬殺。
 第4セット、SAさんのマスワリで撞かせてもらえず……。
 第5セット、SAさんのマスワリで以下同文。

 なんと、私はバンキングでたった1回撞いたきりで5セットも連取されてしまったのである。
 どうやらこの台、コーナーポケットが甘いらしく、少々のブレならポケットに吸い込まれてしまうらしい。
 そんなこともあってか、SAさんは絶好調。
 さっきの試合、なんで負けたんだよ! って叫びたいくらい何にもできなかった。

 が、第6ゲームにようやく順番がまわってくる。
 とは言っても、本当にただまわってきただけ。
 手球は他の球で完璧に隠れてて邪魔されているし、的球も他の球に隠れていてどこを狙えばいいのやら。
 こういう、もうどんなに頑張ってもファール確定だよ、的な配置だったのだ。
 そこで私は、どうせファールするなら、相手も取りきるのがしんどいような配置にしちゃえ、というコンセプトをもって、目の前の邪魔している球を狙って撞き、その球を他の球とくっつけた。
 球同士が接触していると厚み (ポケットを狙う際のポイント) が少なくなり、狙い難く、または狙えなくなるのだ。
 少しでも今のリズムを崩したい、と考えた私の知恵。
 果たしてどうなるか、と後は祈って見守るのみ。
 フリーボールを得たSAさんは台上を睨んで黙考。
 恐らく頭の中では、どのような順番で、どのように手球をコントロールし残りの球を取り切るか、ということをシミュレートしているのだろう。
 やがてそのシミュレーションも済んだのか、プレイ再開。
 私がわざと作った難解な配置のパズルを解いていく。
 接触していた球を、的球をポケットしつつ、計算されて手球に与えられた回転と力加減でぶつけて崩し、狙いやすい配置にもっていった。
 やっぱSAは凄いな、と思わせるポジション取りで、結局残りの球をとりきられた。
 続くセットもマスワリで、ゲームセット。
 7セットを連取され、私は1球も球をポケットすることも出来ず負けてしまった。

「出来すぎやったよ。ごめんな」

 試合終了後、謝られてしまった。
 確かに、プロの試合でも7セット中5セットもマスワリ、というのは滅多にない、というか観た事ない。
 ブレイクエースという運も向こうにあったし。

 今回、負けて何を得たのか? と問われれば、2試合目は非常に微妙。
 なんたって、バンキングを含めて1回しか撞かせてもらえなかったのだから、反省しようにも、事故だった、としか言いようがない。
 が、あえて言えば、その1回のチャンスで他に何が出来たか、ということ。
 あの場面、私にはあれしか思いつかなかった。
 そこで、あの配置を再現し、1試合目で対戦し仲良くなったプロの人に、私はこうしたんですが、この場合、このような状況だとプロの方ならどうしますか? と尋ねてみた。
 プロの人は難しい顔で熟考し、確率は低いけど、と前置きした上で、私が思いつかなかった攻め方や狙い方を教えていただいた。
 やっぱりプロってすごいな、と感心し、この高みへ行くためにはどんだけ努力すれば良いんだろうなぁ、としみじみ考えたのあった。

 ともあれ、今度は1勝くらいしたいなぁ、と思った。
 そのためには練習しないとな。
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2006年11月16日

No.234 もうすぐ試合

 もうすぐ、正確にはあと2時間後の午後8時に、とあるビリヤード店で行われるハウストーナメントに参加予定。
 そのため、本日は仕事が残っているにも関わらず早々に帰宅してくつろいでおります。

 プロ、アマチュア40数名が入り交じっての大会。
 夜8時から行われるため、決勝まで残れば午前3時くらいまでかかるとのこと。
 それくらいまで残れればいいんだけどなぁ。
 ま、周りは私より上手い人ばっかりなので無理でしょうけど、猫を噛めるくらいには気合いれて頑張ってきます。
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2006年11月08日

No.226 40点の壁

 ビリヤードの遊び方のひとつに、ボウラードというゲームがある。
 ボウラードは1人専用のゲームで、自分の実力がどれくらいなのか、というのをスコアから計ることの出来るゲームで、プロ試験でもこのルールが採用されているくらいなのだ。
 ちなみに名前の由来は、そのスコアの計算の仕方がボウリングを参考にしているからボウラードという……んだと思う。
 で、そんなボウラードのゲームの進め方は以下の通り。

 ――――――――――――――――――――――――――――

 1番から10番の球を使用し、ブレイク。
 そこから第1フレームの第1投目が始まります。
 テーブル上に散った1番から10番までの的球、どれを狙っても構いません。
 ただし、何番の球を、どこのポケットに狙うのか、という宣言をします。
 そして宣言どおりポケットできればよし。
 外れてしまう、もしくは宣言した以外のポケットに落ちてしまった場合、そこで1投目が終了し、引き続き2投目に入ります。(ちなみに1投目、2投目とありますが、決して投げて狙うわけではありません、あしからず。ビリヤードですので、キューで撞いて狙いましょう)
 2投目もどの球をどのポケットに狙うのか、しっかり宣言します。
 こうして2投目を外すまで第1フレームが続きます。
 2投目が終了すれば、第1フレームの終了です。
 1投目と2投目でポケットできた球がそのままスコアとなります。
 もし第1投目で全ての球を落とせばストライク。
 1度外してしまい、第2投目で残りの球を落としきればスペアとなります。
 ボウリングと一緒ですね。
 こうやって第10フレームまで繰り返し、その合計スコアがあなたの実力となるわけです。
 尚、もちろんですが、手球 (撞くときの白い球のことです) がスクラッチ (ポケットに落ちてしまうこと) してしまった場合、これはファウルとなり同時にポケットした的球は点数になりません。
 またブレイク時にスクラッチしてしまった場合は、1投目はガーターとなってしまい、すぐに2投目となってしまいます。
 なので、ブレイクでのスクラッチは非常に痛いミスと言えるでしょう。

 ――――――――――――――――――――――――――――

 ま、そんな感じのゲームである。
 ただボウリングと違うところは、スコアの価値が違う、というところである。
 当然ながら、ボウリングではまぐれでもストライクや、少しコントロールがよければスペアなどもとれてしまうものであるのに対し、ビリヤードでスペアや、またストライクをとることは至難の業だということである。
 ストライクやスペアはポジショニング (的球を入れた後の手球の位置をコントロールする技術) が、しっかりしていないと決してとることのできないのだ。
 そこにマグレといった要素はほとんど入り込む余地のない世界で、私のようなビリヤード歴数ヶ月程度の実力では、到底だすことなど敵わないのである。
 特に第1投目で取り切るストライクなど、夢のまた夢だ。
 
 ボウリングのスコアはストライクやスペアによる、スコアの加算ボーナスがないとなかなか厳しいのは恐らくご承知だろう。
 それでもボウリングなら、少しコントロールを磨けば100点くらい簡単に獲れるはずだ。
 私が始めて小学生の頃に家族でボウリングに行った時は、何故かスコアがぞろ目だったので覚えていて、88点だった。2回目に至っては111点だ。
 つまりマグレでストライクやスペアがでれば、そのボーナスの恩恵で100点くらいは軽いのだ。
 しかしビリヤードのボウラードでは、50点以上とれるプレーヤーがいれば 「お、今日はうまい人が撞いてるな」 という風な印象を受けるくらいなのである。
 具体的に言えば、以下の通り、平均アベレージを見ればランクがわかる。

 ビギナー:     〜 40点
 C  級:  40 〜 80点
 B  級:  80 〜150点
 A  級:  150点以上

 こんなもんであろうか。
 まぁ大体である。

 つ・ま・り

 さきほど例に挙げた50点以上の人、というのは、平均して1フレームで5点、つまり5球くらいを確実にポケットできる人のことで、こういう人は初心者にはなかなかパッとみ、うまく見えるレベルだというわけだ。
 で、ビギナー脱出を目指す私の目標は40点、ということになる。
 ちなみにこれは最高得点ではなく、アベレージが40点にならなければ意味がない。つまり1回きりじゃダメだということ。
 大体4,5回して40点以上をキープできなければ、ビギナーを脱したとは言えないというわけだ。

 40点、されど40点である。
 10フレームあるのだから、1フレーム平均4点、つまり1投ごとに2球ポケットできれば良い計算なのだが、やはりそう計算通りにはいかないのがスポーツである。
 ちなみに私が始めてプレイしたときのボウラードのスコアは、記載したくはないが記載してしまおう。

 5点!!

 なんと10フレームも行なって、合計5球しか落とせなかったのである。
 屈辱――なんと屈辱的な点数であろうか。

「戦闘力たったの5か、ゴミめ」

 てなもんである。うわ、懐かしいなこのネタ。
 とにかくゴミだ。私はゴミだ。ゴミなのである。
 しかしゴミはゴミなりに頑張ってきた。
 プロに基本を教わり、ナインボールやエイトボール、果てはこの間のペアマッチなどのゲームを通じて成長してきた――つもりである。
 もうゴミとは呼ばせない!!
 本日、リベンジを兼ね、1人で孤独にボウラードをプレイしてみた。

 第1ゲーム――38点!!

 惜しいッ!! 非っっっ常に惜しいッ!!
 あと2個落としていればC級だ。さらばビギナー、ビバ、C級だったのに!!
 しかし成長したもんだ。以前はたったの5点だったのに、いきなりスコアが7.6倍である。
 この倍率で成長していけば、1ヵ月後にはプロじゃん!!(無茶です)
 などと調子こいて第2ゲーム開始。

 第2ゲーム――21点!!

 おかしい……さっきまでブレイク後にはポケットと真っ直ぐの球とか、簡単な球がいっぱいあったのに、今回はボロボロ。
 しかも10フレーム中4回がブレイクでスクラッチ。
 そりゃスコアが伸びないわな。
 気を取り直して第3ゲームこそ!!

 第3ゲーム――20点……。

 減ってるやん……下がっとるやんけ。
 第2ゲームよりブレイクぼろぼろでショットもぼろぼろ。
 ついでに言うなら仕事の後なので体もぼろぼろ。
 今日はもうこのへんにしておこう。

 ・
 ・
 ・

 と、まぁ考えてみればゴミからは4倍ほどには実力が上がっている、という証拠。
 しかし40点は遠いなぁ……。
 ビギナー脱出にはまだ時間が掛かりそうである。

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2006年10月15日

No.208 初試合

 参加人数は十数名。約4回勝てば優勝となる、小規模なビリヤード大会が今日行われた。
 種目はナインボール。
 参加資格は、Bクラス、Cクラス、そしてビギナーズクラスの3クラスのみで、Bクラスは4セット、Cクラスは3セット、ビギナーズクラスは2セットを先取すれば勝ちとなる。
 私は始めたばかりなのでビギナーズクラス。なので2セットとれば勝利となるのである。
 この大会に私がビリヤードを始めるきっかけを作った男、 Ryou と共に参加。
 Ryou は3度目らしく、彼は Cクラスである。

「まぁ力を抜いてやればいいよ。勝負は時の運だからさ」

 その通りである。
 試合前、私は Ryou と共にウォーミングアップの練習を行っていた。
 ビギナーズの大会、ということで私は甘く見ていた。
 そんなに強い人は来ないだろう、と思っていたのである。

 ――が

 私たちが練習をしている台の横で始めた人が、物凄くうまかった。
 ゆっくりした動作、しなやかなストロークから力強く繰り出されるショット。
 そして放たれるたびにポケットに落ちていく的球。

「あ、あの人とは当たりたくないな……」

 Ryou もボソっと呟いた。うん、私もそう思ったね。

 ――が

 1回戦、Blue さんと N さん、試合を始めてください、とアナウンスされた。
 N さんってどんな人だろなぁ、などと思っていると、あの上手い人がこちらへ来るではないか。

「N です、よろしくお願いします」

 ……終わった。即座にそう思った。

「が、頑張れ……」

 そう言って Ryou は私の肩をポンとたたき、去っていく。
 
「Blue です。よろしくお願いします」

 どうせ負けるんだ。私は腹をくくった。
 相手は案の定 Bクラスで、4セット先取しなくてはならない。
 それなら1セットくらいは奪ってやる!

「ブレイク、スタート!」

 掛け声と共に各台でブレイク!
 パッカァーンという乾いた破裂音が各所で鳴り響いた。

 N さんは目の前で見ても、やはり上手かった。
 なんというか、キレが違うのだ。
 大したスピードのない球でも、的球に当たった瞬間、手玉がグッと戻ったり伸びたりして、見ているだけでもその実力差がわかってしまうのだ。

 しかし、相手も初戦ということで固くなっていたのだろうか?
 6,7,8,9番の4つを残してスクラッチしてしまい、私に出番が回ってきたのである。

 断っておくが、私は4つも落としきるなんてことは、確率で言えば5%もない程度であると思う。
 だからここで出番がまわって来ても、このセットを取れるだなんて、これっぽっちも考えていなかった。そりゃ取りたいな、とは思ったけれど。
 まずは6番。手球はフリーなのでポケットとまっすぐになるように置いてポケット。
 次は7番。少々遠いが的球はポケット前。軽く撞いてポケット。
 あと2個、8番はクッションにピタリとくっついており難しい位置。
 しかし奇跡は起きた。
 外した球が9番にヒットし、なんとその9番がポケットしてしまったのである。

 ナインボールは9番を落とせば勝ちである。
 私は偶然ながらも9番を落としたので勝利。
 1セットをとり、早くも王手をかけた。

 しかし相手はやはり上手い。
 王手をかけられても慌てることなく、2セット目、3セット目と連取された。
 しかし4セット目、8,9番を残して出番がまわって来た。
 これを見事、外した私。だが、8番と9番が偶然にもくっつき、9番が8番を手球から隠す配置となったのである。
 N さん、難しい顔をしてこれを睨む。
 クッション位置を確認し、キューで反射角度を測っていた。
 しかし計算どおりいかないのがビリヤードである。

 N さんは見事8番にヒットさせて、しかもポケットしたのだが、なんと手球がスクラッチ。
 9番を残してフリーボールとなったのである。
 私はこの最高のチャンスを活かし、9番をポケット。
 なんと初戦を、しかも Bクラス相手の人に勝つことができたのである。

 2回戦進出。

 2回戦の相手は、Cクラスの Y さんという人であった。
 この人も私なんかより上手い――が、Nさんの方が上手いかな。

 1セット目。バンキングで勝利し、ブレイク!
 そんなに強くは撞いていないのだが、うまく1番に当たったようで、1番、2番、7番と、3個もポケットすることができた。
 しかも次の3番と9番が直線状にならんでいる状態。

「いいのかな……」

 そう思うほど簡単に、あっさりと9番を3番のコンビネーションでポケット。
 今回も1セット目を先取することができた。

 2セット目、私のブレイクは驚く結果に。
 なんと9番が他の球に当たって転がっていき、ポケットしてしまったのである。
 ブレイクで9番を落とすこと、これをブレイクエースという。
 たった3撞きだけで2セット連取し、勝利。
 相手に至ってはバンキングで先攻後攻を決めたときのみ、撞いただけである。

「お前、すごいな。今日死ぬんちゃう?」

 すでに1回戦で敗退している Ryou が冷やかし混じりにそういった。
 うん、実は私もそう思った……。

 さすがに運はこれで使い果たした。

 3回戦、準決勝。
 Bクラスの人を相手にして、あっさりとストレート負け。
 相手も9番を外したりと、私にも再三チャンスがあったのだが、これを活かすことはできず、改めてビリヤードの難しさを知る結果となった。
 1回戦のように開き直っていればともかく、変に優勝を意識してしまったのが敗因と言えよう。

 経過に関係なく9番を落とされたら負け。
 ナインボールとはかくも非情なゲームである。

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2006年10月08日

No.202 憧れのマスワリ

 本日は仕事が早めに終わったので、ビリヤードの練習に行ってきました。
 実は来週の15日、ビリヤードのビギナーズ大会があるので、今は時間さえあれば練習している次第なのです。
 大会のルールは最もポピュラーな9ボールというルールで行われます。

 9ボールとは?

 ナインボールの配置.jpg

 図のように1〜9の球を配置し、ブレイクします。
 ブレイク後は番号順に撞いて行き、最後の9番ボールを落としたプレイヤーの勝利となるゲームです。
 9ボールの難しいところは、たとえ1〜8番を落としたとしても、9番を相手に決められてしまうと負けだということです。
 なので、ナインボールは少し実力が上の相手でも、フロック(まぐれ)で勝ててしまうことが良くあります。まぁ連勝するのはきついでしょうけど。

 このナインボールで、私はひとつの目標があります。それはマスワリと呼ばれるプレイです。
 マスワリとは、ブレイク後、相手に一度も機会を与えずにミスなく落とし続け、9番まで撞ききることを言います。
 野球で言えば完全試合みたいなものですね。
 相手に全くチャンスを与えないわけですから、これ以上完璧なプレイはありません。
 ですが、やはりミスなく落とすというのは、当たり前ですがとても難しい。
 私の腕では、マスワリなど夢のまた夢です。

 ――が

 会社の同僚とプレイ中のことでした。
 私のブレイクで、運よく1番と2番、そして6番と、3個もの球がポケット。しかも残り6個の球の配置は、全てポケット近くに散っていました。

 ――もしかしたら、いける?

 慎重に、慎重に。
 ミスしないよう、ゆっくりと、確実に。
 3番ボールをサイドポケットにゆっくりと。
 4番ボールをコーナーへと決め、手球を次の5番近くにコントロール。
 次の球を決めやすい位置に手球をコントロールすることを、ポジショニングというのですが、私はいつも力加減を調整できず、かえって難しいポジションにしてしまうこともあったのですが、今回、奇跡的にピッタリと5番を落としやすい位置にコントロールすることに成功。
 そしてもちろん5番ボールをサイドポケットに沈め、7番ボールもポケットし、残り2個。

 この時点で、私の心臓はばっくんばっくんと音を立てているのがわかります。
 マスワリ、いけるかも!!

 8番ボールをいつもより慎重に、撞点をしっかり確認してポケット。
 残りは9番。これを落とせばマスワリ達成!!!

 ・
 ・
 ・

 落ちず…….jpg


 ……ミスるし。
 ……しかもこの9番を決められて負けるし。

 マスワリ。
 それはとても高度かつ運良く、そして精神的に強くならないとできないようです。
 私にはそれだけの実力がなく、まだまだマスワリするには早いよ、ということなのでしょう。うん……。

 大会まであと1週間。頑張りたいと思います。


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2006年09月28日

No.193 イジメの構図

「ビリヤード見てみたい」

 ビリヤードへ行って来る、と言うとハルちゃんが激反応。

「見たい。どんな風なのか見たい!! 迷惑じゃなかったら連れてってほしいっす」
「迷惑じゃないんだけど……ツレも来るんだよ。それでもいいの?」
「ん? いいよ」

 というわけで、彼女連れでビリヤード、という事態になりました。
 実は今日どうしてもビリヤードに行きたかった理由として、とうとうマイキューを購入したので試し撞きしたかった、というわけだったりします。
 私のツレは皆マイキューを持っており、やはり上達するには同じキューで練習するのがいいからだそうです。

 マイキュー.jpg

 これが私のマイキュー。
 価格はピンキリですが、とりあえず最初ということもあり、一番安い8000円のものにしました。古くなったらこれをブレイクキューにして、新しく買うというのが良いようです。
 
 ちなみにビリヤードを知らない人に解説いたしますと、ビリヤードには主に用途が3つあり、それぞれに3本のキューを持つのが普通です。
 1つ目が購入した通常のキュー。普段はこれを使ってプレイします。
 2つ目が先ほど言った、ブレイクキュー。
 ブレイクキューとは、その名の通りブレイクする用のキューのこと。ブレイクとは、最初に並べてある玉を思いっきり撞いて、バラバラにすることです。
 思いっきり力強く撞くことになるので、傷んだキューでやるのが良いようです。新しいキューでやるとタップ、先っぽの部分がまだ弾力があるため、強い玉を打てないばかりか、傷めてしまう可能性があるからです。
 3つ目はジャンプキューと言って、その名の通りジャンプする玉を打つときだけに使用するキューのことです。ちょうど上から手玉を撞くことになるので、通常のキューより短めに作ってあります。
 これは上級者にならないとラシャ、緑のマットを破いてしまう恐れがあるため、私のような初心者はそれを試みることすら禁止されてます。破いちゃったら5,6万円くらいの弁償となりますので……。

 というわけで、私は通常キューを購入しました。これが傷んだらブレイクキューにすればいい、という意味が分かってもらえたと思います。ブレイクキューがない間は、店で貸し出してくれるハウスキューを使用すればいいわけですね。

 ――長々と語ってしまいました。

 ツレ2人には先にビリヤード場へ行ってもらい、ハルちゃんを迎えに行きました。

「で、Blueさんはビリヤードどれくらいうまいの?」
「どれくらい下手なの? と聞いたほうが良いくらいペーペーだよ」

 できればもっと上手くなってから見て欲しかったですね……まぁそれだといつになるかわかんないけど。
 そんな雑談をしつつ、ビリヤード場に到着。

「ほー、これがBlueの彼女か!」
「あんなのやめて、俺の彼女になってくれ」
「第一声で口説くなよ……」
「あはは、邪魔しないで見てるから、よろしくです」

 そんなワケで、始まったビリヤード。
 一番負けた奴は本日の夕飯オゴリ、という約束を交わし勝負は開始されました。

 3人なのでルールはカットボール。
 カットボールとは、1〜15番の玉を1〜5、6〜10、11〜15という風に、ロー、ミドル、ハイに分けます。そしてそれぞれ持ち球を決めて、持ち球以外をテーブルから落とした人が勝ち、というルール。
 つまり、例えば私の持ち球がハイ(11〜15番)だったとすると、ハイの玉を落とされないようにして、1〜10番の玉を落とし切れば勝ち、というルールです。
 持ち球以外は好きに狙ってよいので、初心者向けのゲームといえます。

 ――が、このルール。ひとつ欠点があります。

「よっしゃ、Blueの持ち球はミドルか! まずはミドルを落としきったる!」
「おうよ! 彼女連れで来る奴なんかに勝たすんじゃねぇっ!」

 2人でタッグを組まれると勝ち目なんかあるわけねぇよ! ってことです……。
 2人して私の持ち球を集中的に狙われてしまい、まったく勝てません。
 つか、面白くねぇっ!

 焼肉.jpg

 結局私が晩飯を奢るハメに……。しかも焼肉。こいつら遠慮なしに食いまくり!

「店員さん、このカルビ、おかわりっす!」

 ハルちゃんも遠慮なしでした……。

「お会計、13840円になります」

 ……キューより高いし。

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2006年09月12日

No.178 ビリヤード動画のススメ

 ビリヤードが好きだーってことは以前にも言ったと思う。たぶん。
 普段我々がよく目にするビリヤードは、ポケットビリヤードといって、白い手玉をキューで撞いて、狙った玉をポケットすればいい、という見た目はとてもシンプルなスポーツだ。
 ルールだってわかりやすいし、何より素人が見てもうまいってのがよくわかる。
 見た目に美しいからこそ、見ているだけでも楽しいスポーツ。

 それがビリヤード。

 やったことがある人は勿論、やったことがない人も、ビリヤードの動画は一見の価値があります。
 一撞きに込められた魂が思い描いた軌跡を描くとき、それはとても感動し、感嘆の声をあげてしまわずにはいられない凄みがあります。
 私がビリヤードに魅せられたのは、そういう華やかな一面もあるわけです。

 というわけで、私のお勧めビリヤード動画を紹介。
 ちなみに貧乏性な私ですから、全部無料のものをチョイスしました。

● 9ボール対決 & 初心者講座

 http://www.onb.jp/onpc/

 最初に紹介するのは沖縄のビリヤード、というサイトさんです。
 毎月9ボールの試合をして年間ランキングを決めているようで、その試合の模様を観ることができます。
 9ボールというのは、今のところビリヤードで最もポピュラーなルールで、最小番号から狙い、最終的に9番の玉をポケットに落としたプレイヤーが勝利、というものです。 
 確かにこの後で紹介するトリックショットなどと比べれば地味ですが、アマチュアの方の真剣勝負が観れるところってそうないですからね。お勧めです。
 あと、りっChanのビリヤード講座、なるムービーも配信されており、これからビリヤードを始める方、基本を勉強したい方は是非観ましょう。
 尚、観るためには Media Player が必要です。


● トリックショット

 http://www.taishiweb.com/billiard/trck/trck.html

 こちらの『トリックショット』のところでは、サイト管理人である『たいし』さん本人によるトリックショットの映像を見ることができます。
 尚、RealPlayerが必須です。
 単純にすごいなぁ、と感心させられますよ。

 ――――――――――――――――――――――――――――

 http://www.kami-douga.com/movie/biri.htm

 神業動画サイトのムービーですね。これ、どっかで見たことあるんですよねぇ……。
 確かPSゲームの撞球のムービーじゃなかったっけ?

 ちなみにビリヤードとまったく関係ありませんが、ここの神業のゲームムービーのグラディウスとマリオ3も物凄いです……。
 一度ご覧あれ。(って趣旨から外れたモン紹介してどうするよ!)

 ――――――――――――――――――――――――――――

 http://www.damemoto.jp/

 『Billiard』→『MOVIE』 で、Media Player があれば観ることができます。
 ホームビデオでの撮影なのか、手作り感がヒシヒシと伝わってきますが、皆さんビリヤードが大好きなんだ、楽しいぜ〜的な雰囲気がビシビシ伝わってきます。
 こういう空気に中てられるのもいいですね〜。
 色々のムービーがありますが、基本的にトリックショットが多いです。


● キャロムビリヤード

 http://caromtv.com/videos/preview_sayginer.wmv

 最後に紹介するのは、欧州で盛んなビリヤード、キャロムビリヤードです。
 ポケットビリヤードとの違いは一目瞭然で、ポケット、つまりコーナーやサイドに穴があいていない、ポケットビリヤードで使用するテーブルよりもちょっと大きめのテーブルで行います。
 ルールは、スリークッション(壁に3回バウンドさせること)以上させてからじゃないと、2個目の玉に当ててはいけない、というルールだったと思います(やったことないのでうろ覚え)。
 ビリヤード経験者なら分かると思いますが、スリークッションさせてから2個の玉に当てる、なんて芸当は本当に難しいんですよね。
 プロだろうと問答無用で失敗してしまうことがあります。
 というわけで、これは成功回数を競うルールなのですが、この動画では一人の男性のワンマンショーになっています。
 とにかくもう手玉の動きがハンパじゃない。
 魔術師、というのはまさにこういう人のことを言うのだなぁ、と思います。
 一見の価値アリですよ。

 以上です。
 色々あるっぽいけど、私が観るのはこれぐらいですかね。
 他にも面白い動画がありましたら教えてください。ではでは。

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2006年09月06日

No.170 フロック王選手権

 今週の土曜日。ちょっとした余興が行われることとなりました。

 題して、フロック王選手権!

 私のリアル友人には、私を含め5名のビリヤード好きがいるのですが、皆横一線の腕前。
 例えるならばそれはどんぐりの背くらべ。
 3歳以上の未勝利戦で最下位を争うような実力なのです。
 しかし、それでも人は順列を付けたくなるもの。

 この中で誰が一番下手なのか!

 誰が一番上手、ではなく、誰が一番下手なのか、という前提で勝負すること自体しょぼさを如実に表しております。
 だって勝っても、マグレ、の一言で片付けられてしまいますからね。
 というわけで、フロック(マグレ)王選手権なワケです。

 勝負方法はフロック王に相応しく、最もメジャーなナインボールに決定。
 そして以下は、フロック王選手権の出走メンバーを軽くご紹介。

 ――――――――――――――――――――――――――――

 1枠1番 TAKA(タカ)
 我がブログで随一の出演機会があるタカもビリヤード好き。通称、フロックマン。
 考えるより先に撞いてしまうダメ男で、パワーに任せて偶然落ちることを期待する。
 だがその運とパワーは侮れず、コールショット (狙う玉と落とす場所を宣言する。失敗して他の玉が落ちてもファウルとなる) がないルールのゲームなら滅法強い。

 2枠2番 Ryou(リョウ)
 我々5人にビリヤードを誘った最初の男。通称、掃除屋。
 5人の中で一番のベテランである彼は、ショットも安定している。
 しかし、ここ一番での勝負どころで脆く、例えばナインボールでは9番以外は全部落とした、などといった嬉しくない経歴が数多くある悲しき男。
 あと、何故かタカには勝てない、という嫌なジンクスまであったりする。

 3枠3番 Moon(ムーン)
 まだ数えるほどしかビリヤード経験がない超がつくほどの初心者。
 しかし我々と大差のない成績なのは、あまりツッコまれたくない事実である。
 ショットも不安定で、手玉が先玉にあたらない、などといったミスを良く犯すが、それを生かす実力が周りにないのもまた事実。
 前回からどれだけ成長しているか、が今回の鍵を握る。

 4枠4番 Tencho(店長)
 H.Nは音の「転調」が由来らしいが、全員に「店長」と変換される男。
 撞くまでのイメージや知識等はメンバー随一だが、悲しいことに腕がついていってない。
 なんでも口を挟みたくなる性分で、勝負の最中であるにも関わらずアドバイスを送ってしまう良い人。
 まぁ誰もそのアドバイスを活かせる腕がないわけなのだが……。

 5枠5番 BlueTasu (ブルータス)
 このブログの書き手、つまり私。
 Moonに次いで経験が浅い初心者プレーヤーだったりする。
 野球の球のように投げることが出来ればコントロールに自信があるものの、撞いて落とすとなると話は別である。
 何故か私がブレイクショットをすると、手玉と先玉の位置が絶望的なまでに最悪のポジションになってしまうことが多く、私の後ろの順番になるのはイヤがられる。
 うーん、なんでだろう?

 ――――――――――――――――――――――――――――

 以上、ヘボ5名による頂上――じゃなくて底辺決定戦。
 ついでに一番勝負強い、運の良い奴も決めるフロック王選手権。
 底辺だけはイヤなので、頑張ってこようと思います。


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2006年08月15日

No.145 多趣味なる野望 The ビリヤード

 家にビリヤード台がほしい。

 ビリヤード.jpg

 競馬、野球、バスケ、卓球、麻雀、株札、花札、競艇、ボウリング、カラオケ、ダーツ、TRPG、ボードゲーム、映画鑑賞、音楽鑑賞、読書などなど。
 とにかく広く浅く、多趣味な私が今最もほしい贅沢が、家にビリヤード台を設置することである。
 下手の横好きというかなんというか、とにかくビリヤードが好き。

 音に惚れた。

 ビリヤードの何が好きなのかと言うと、とにかくあの独特の音が好きなのである。
 キューが手玉を撞く瞬間の音。
 手玉と先玉がぶつかりあう音。
 そして玉がポケットに吸い込まれる音。
 BGMなどいらない。効果音さえあればいい。
 静寂の中を打ち破る、鋭く乾いたあの音が良いのだ。

 ビリヤードは美しいと思う。
 カラフルな玉の数々がグリーンのテーブル上で乱舞し、ポケットに吸い込まれていく。 
 ボーラードでアベレージが50以下の超初心者な私だが、その瞬間だけは本当に美しいと思うのだ。
 上達すれば上達するほど芸術のように磨かれていくスポーツ。
 それがビリヤード。

 でも高いんだよなぁ……。

 店に行ってもプレイには、1時間あたり1人500円くらいはかかる。
 2人で2時間プレイしたら2000円だ。
 まぁテーブル1つとっても数十万はかかるシロモノだし、それくらいとらないと元なんかとれないんだろうけど。
 だからビリヤードが好きな人が憧れるのは、やっぱりビリヤード台が家にある環境だろう。
 でもそれらを整えようと思ったら、テーブルで30万以上。キューも安いので1本2万は必要だし、玉やメカニカルブリッジにも金がかかる。あとはチョークか。
 そして問題なのは設置場所。ちょっと調べたら17畳以上は必要なんだそうだ。
 うちでそんな場所があるかというと……道場か。

 畳にビリヤード台!!

 合わないよなぁ……。
 幸いにして土地はあるし、専用の離れ小屋を建てるとしたら、どれほどの費用が必要なんだろうか……。

 なんてことを弟に話したら

「その前に親父や姉ちゃんの了解を取るほうが難関だろうな」

 ……その通りだよ、マイブラザー。
 野望への道は遠く険しそうである。

posted by BlueTasu at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | ビリヤード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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