2006年08月04日

No.131 ここは魔界村

 今日の昼休み、私は悩んでいた。
 ズバリ、『極魔界村を買うために会社を抜け出すか否か』 という命題についてマジ悩みであったわけだ。
 私はこういう風に悩んだ場合、大抵は二つの意見が脳内で対立し合っている。

「また昨日みたいに会議で遅くなって店が閉店したらどうすんだよ。行っちゃえ行っちゃえ」

 と耳元で甘く囁く悪魔もいれば

「おどれは何考えとるんじゃ!? 仕事中やぞ、就業中やぞ。抜け出す? ワレふざけとったらその蕩けた脳みそ垂れ流れるまで脳天どつきまわすどッ!!」

 と耳元で正論を囁く、というより叫びながら暴力を揮う地球外生命体もいる。
 その対立は明らかに悪魔が劣勢であった。
 しかし今、この地球外生命体がこの場にいるわけではない。
 そうだ、いくらなんでも買いに行ったところで地球外生命体にバレるわけはないのだ。
 それに今日もまた会議なのである。
 
 買いに行くべきだ!

 悩んだあげく、はじき出した結論はこれ。
 というわけで、私は極魔界村を買うために仕事を抜け出した。
 まぁはっきり言うとサボリなわけだが、昨日はくだらない会議で延々と時間を潰されたせいで遅くなり、終わった頃にはいつもの店が閉店しており買えなかった、という経緯を考えれば昼休みにちょっと抜け出すくらい許されるだろう。
 なんというか、自分には蜜蜂のミツより甘い私である。
 ともあれ発売日から1日が経過していたので売り切れだけが心配であった。
 ここまで危険を冒して買いに来たのに、売り切れでした、では話にならないではないか。
 しかしその心配は杞憂に終わったようで、サクっと購入することができた。
 ――が、買ったあと、

 売り切れ、ごめんね

 の札が掛けられる。
 つまりこれが最後の1本だったわけで、昼休みに抜け出して買いに行ったのは大正解だったというわけだ。
 やっぱり日頃の行いって奴は大事である。

 購入後、私はちと寄り道をすることにした。サボりついでというやつだ。
 寄った先は近くのゲームセンター。特に目的があったわけじゃなく、ただの好奇心であった。
 ゲーセンなんてかなりご無沙汰である。
 地元にはなく、大阪まで行かなければプレイできなかったDOCをプレイするために電車で通っていたときぐらい久々だ。
 DOCはホントにハマってしまい、あまりの熱中ぶりにバイトの1か月分の給料を全てつぎ込んで帰りの電車賃がなくなり、駅で一夜を明かしつつ歩いて帰ったという、笑えないどころか、思い出すと虚ろな笑いを浮かべてトリップしてしまうような過去があったりする。うへへへ……。

 ――閑話休題

 ともあれ、ゲーセンである。
 自他共に認める田舎な地元なわけだが、近所のゲーセンでは一体どんなゲームが置いてあるのか?
 とは言うものの、結構家から離れたところにあるゲーセンは、この辺では結構交通量が多くにぎわうところ。
 なかなかに大きな規模で、ゲーセンの他にはビリヤードやボウリング、カラオケもできたりする。

 中はさすがに平日、夏休みの午後というだけあって、見かける顔は中高生が多い。
 入り口付近には昔と変わらぬビデオゲームの一団がズラリ。
 対戦格闘もので盛り上がっているところもあれば、昼間っから脱衣麻雀をかましている健全なおっさんの姿もあった。
 昔はあと奥にメダルゲームがあっただけなのだが、今は拡張されている。
 今と昔の違うのは、大型筐体の多さである。
 真ん中、一番の盛り上がりを見せていたのは、三国志大戦というカードゲームとシミュレーションを融合させたようなゲーム。
 そしてもうひとつ、賑わっていたのが、通称スタホと呼ばれる競馬ゲーム。
 DOCを彷彿させるかのような大画面と、ゆったりくつろげる背もたれつきの長椅子に寝そべりながら愛馬を育てていた。
 かなりやりたくなったが、ここは我慢。
 この誘惑に耐えるとは、私も大人になったものである。

 などと遠い目をしていたら、後方の一角では女子高生らしき一団がわいわい騒ぎながらプリクラを撮っていた。
 こういう光景は昔とあんまり変わらないなとか思いつつも、呆然と眺めていたら変質者と間違えられるので早々に立ち去る。

 ――と思ったら。

「あれ? お兄ちゃん何してんの?」

 女子高生らしき一団の中に、妹がいた。
 私は 『妹に見つかる & 問い詰められて仕事をサボっているのがバレる & 地球外生命体襲来 = 死』 の図式が素早く脳で構築された。
 どうする? どうする!? どうするっ!!??
 ヤバイ、絶対にこれはヤバイ。
 私は今手元にデスノートの切れ端があったら名前を書いて逃げ出したいくらいの衝動に駆られていた。

 ごまかさねばなるまい。
 なんとか切り抜けなければなるまい。
 私の脳はギュイーンと音をたてて高速で回転し始めた。
 ――が、考えがまとまるまで妹は待ってはくれない。

「ねぇ? 仕事じゃなかったの? サボり?」

「え、えとなぁ……」

 高速回転した脳は、焼け付いて煙を吹いていた。
 なんという低スペックな脳であろうか……。

「ねーねー、この人妹ちゃんのお兄さん?」
「へー、似てないねぇ」
「あ、いつもお世話になってますー」

 私が戸惑っている間に、あっさりと囲まれていた。
 中にはよく家に来るので見知っている子がいて挨拶される。
 完全に逃げ場とか余裕とか失った私は、ただその場で話しかけられたセリフを返すのに精一杯であった。

 結局その後、何故か女子高生とプリクラを撮るハメになったうえに、会社に帰るのが遅くなって怒られ、帰りには妹を口止めするためにまたケーキショップへ寄ることになって出費することになり、でも結局姉にばれて大猿に変化したべジータにボコられる孫悟空みたいにボロボロになった。
 寄り道はほどほどにしないと、魔界村以上の地獄が待っている。
 またひとつ思い出したくない記憶を抱きつつ、私の夜は更けていった……。

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2006年07月29日

No.124 クリス謹製イントロクイズ

 イントロクイズ発祥の地(大嘘)、リンク先のクリスの濃い部屋さんが今度は J-POP のイントロクイズを作成してくださいました。

 http://cris-deepsquare.cocolog-nifty.com/top/2006/07/post_0048.html

 どこかで耳にしたことのある懐かしい曲がズラリ、10年前くらいに流行った曲もズラリ、そんなに古くもない最近の曲もズラリ、とにかくズラリズラリと計110曲。
 垂れ流しにして聴いているだけでも楽しいです。わかればなお楽しいでしょうけど。

 作成者の記憶による内訳は
 70年代・・・23曲
 80年代・・・44曲
 90年代・・・23曲
 2000年代・・・20曲
 ――――――――――――
      計110曲

 ということだそうです。
 年代が幅広いので家族を巻き込んで色んな人とやると楽しいと思いますよ。

 ちなみにうちはほとんど音楽を聴かないので、全滅でしたが……。
 とりあえず私個人の力でざっくりと解答してみたところ、だいたい30問くらい解けました。
 これから音楽に詳しいタカっぽい奴も巻き込みますので、回答数は伸びるかな。

 ともあれ、よろしければ覗いてみてくださいね。

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2006年07月19日

No.113 わらの犬

 まずはこれをお聴きください。

 

 そう、街は雨、雨、雨なのです。
 だというのに、ここに傘を会社にど忘れした馬鹿がいます。

「あー……どうしよう」

 もちろん、その馬鹿とは私の事なのですが……。
 駅前でポツンとたたずむ私。
 家までは約20分。ずぶぬれを覚悟すれば問題はないのですが、さすがにスーツをズタボロにするつもりはありません。

「さて、どうするか……」

 まずは家に電話することにしました。
 父が家にいれば迎えにきてくれる……かもしれません。

 ――トゥルルル・・・トゥルルル・・・ガチャ。

1.jpg

「あ、俺やけど」

002.jpg

 ……私とわかった瞬間、思わずフォントを変えて表現したくなるほど口調が変わる姉。
 なんというか、すでに及び腰になってしまいそうである。
 しかしここでぐずぐずとまごついていては姉の機嫌を損ねてしまう。
 私は単刀直入に、素早く用件を切り出した。

「傘忘れて駅で待ちぼうけ喰らっちゃったんだけど、親父いる?」

「親父ならワシの足元で寝とるわ。酒しこたま呑んどったぞ。蹴り起こしたろか?」

「いや、それはいい……」

 姉に本気で蹴られたら二度と起きることはできないだろう。

「ちっ、そうか。で、用件はそれだけか?」

「それだけっす……」

「最近ワレは根性はいっとらんからな。ちょうどいい、気合入れて走ってかえってこいや!」

 ガチャ、ツー、ツー、ツー……。

 ・
 ・
 ・

 

 状況変わらず――というより、雨は一層激しさを増していた。
 さて、どうしよう……。

 と、思い出した。
 今日はアイツが非番で休みじゃないか!
 私は一縷の望みにかけ、奴の携帯に電話をかけた。

 ――トゥルルル・・・トゥルルル・・・ガチャ。

「なに?」

「タカか!? すまんが駅まで迎えに来てくれ! ずぶ濡れになるのはイヤだ!!」

「今からか!? 今何時だと思ってんだ!」

「夕方の6時やん! 普通やん!!」

「悪ぃけどさ、今レベル上げに忙しいんだよ」

「悪すぎるわ!! 中断すりゃいいじゃねぇか!!」

「えーでもなぁ・・・面倒くせぇよ」

「頼むよ、今度アンパンのゴマおごっちゃうから!!」

 ガチャ、ツー、ツー、ツー……。

 ・
 ・
 ・

 冗談のわからない奴である。
 つか、友人のピンチより己のレベル上げを優先するとはなんて奴だ。
 今度セーブ中にメモリーカードぶっこ抜いてやるからなっ!

 ……などと復讐に燃えていても状況は好転しない。
 雨は激しさを増すばかりである。
 さて、どうしたものか。
 最悪、タクシーを使うしかないか? と思ったときであった。

「アンタ、困っとるみたいだねぇ」

 見知らぬおばあさんに声をかけられた。

「ええ、ちょっとこの雨は止みそうにないですよね」

「アタシの旦那がもうすぐ迎えに来るから、なんだったら一緒に乗っていくかぃ?」

「え!? いや、そんなの悪いですよ」

「ええてええて。若いモンが遠慮なんてしとったらあかんよ。お爺さんはね、昔タクシードライバーやったからね。腕は確かなのよ」

 ・
 ・
 ・

 と、結局人のいいおばあさんと意気投合。
 親切な人に送られて、無事帰途につけたのでありました。
 うん、世の中いい人もいるもんだなぁ。


「ただいまー」

「……なんやワレ、平気なツラしおってからに。走って帰ったんとちゃうんかぃ!?」

「いや、親切なおばあさんの車にのせてもらって・・・」

「ああ!? ワレはそうやってすぐに楽なほうへ楽なほうへ逃げようとするな! わかったわ。その根性、たたき直したろっ!」

「ちょ、まって! 今帰ったばっかりで疲れて・・」

「じゃかあしぃっ! ピーチクパーチクほざくな、阿呆がっ!!」

 ・
 ・
 ・

 爪の垢でも煎じて飲んでほしいものです……。


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2006年07月15日

No.109 ちょっと限界

 雑記です。

○DOCO
 以前紹介したイシュザークという白毛馬が期待通りの活躍。
 G1を計3勝し、残すはあと1戦。
 本日、4勝目を飾って華々しく引退しようと思ったら...重馬場で出走できず。
 その後予定していた特別レース、イシュザーク引退記念がイシュザーク引退未遂記念になってしまった……。
 とりあえず次走はDOCO時間でいう、10日の23:08のレースかなぁ。

○パワプロ13
 狂ったようにやってます。
 単純計算で、すでにプレイ時間が45時間を超えました。
 明日、ちょっとその魅力を語りたいとおもいます。

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2006年07月12日

No.106 賄賂と脅迫

 今日は 「生まれ変わったんですか?」 ってくらい働いた。
 理由は簡単。早く仕事を終わらせて帰りたいから。
 帰って明日発売日のパワプロ13をフライングゲットしてやりたいから、である。

 早々に仕事を終わらせた私は、定時のベルが鳴ると同時に会社を飛び出し、馴染みのショップへ。
 予約してあったパワプロ13を購入。
 その後、とある理由によりケーキショップへと足を運ぶ。 
 色とりどりのケーキやお菓子が所狭しと並べられ、会社帰りのカップルや子供連れの主婦たちが、甘いものを目の前にして皆笑顔。
 なんつーか、幸せオーラ、みたいなものを発散させている。

 しかし私はそんなものとは無縁。
 真剣な面持ちで、じぃっとショーケースを見る、というよりは睨んでいた。
 それはもう、悲壮感すら漂わせるほど必死である。
 なにせ、このケーキ選びに己の命がかかっているのだ。
 今の私は早く帰ってパワプロをしたい、という焦燥感と、慎重に選ばねばならないという使命感とに板ばさみ状態。

 ナニヲカエバイイノダ

 ケーキなど誕生日やクリスマスといった特別な日にしか食べない私にとって、またこんなところと無縁の私にとって、いったいどんなケーキを買えば相手が喜ぶのかわからなかった。
 つか、どれも美味しそうなのだ。
 オーソドックスなイチゴショートにチーズケーキ。
 ブルーベリーやラズベリー、マンゴーなどのフルーツのタルト。
 バナナクリームのチョコケーキに、桃のクリームのケーキ。
 シフォンケーキもあれば、端に目をやればアイスケーキもある。
 お、落ち着け……贈り物をするときは、相手の好みを考えること。
 1つ1つ吟味していけば自ずと答えはでるはずだ……。
 
 ・
 ・
 ・

 帰宅。
 玄関では、待ちわびたかのように出迎えが現れた。

「おかえりぃ」

 妹である。

「ほら、早く出す」

 本日、姉は夜勤。
 よって、姉は昨日のタカとの約束の見張りを、妹に託して行ったのである。
 そこで、

“私が気に入ったケーキを買って来たらお姉ちゃんへの報告をごまかしてあげる”

 という条件をつきつけられ、私は慣れないケーキショップへと行ったのである。
 確か妹は桃が好きだったはず。
 というわけで、桃のクリームのショートケーキを買ってきた。
 果たしてどうか!
 
「おー、桃だー。よし、許す!」

 あっさり気に入ってくれた。
 なんだ、ちょろいもんじゃないか。

 ・
 ・
 ・

 と、思ったのだが...

「じゃあ、来週は違うケーキ買って来てね♪」

「………………………………は?」

「じゃないと、バラすよ?」

「………………………………マジで?」

「うん。週一で頼むぶん、私ってやさしいでしょ?」

「………」

 ・
 ・
 ・

 しまった、これをネタにずっとゆすられ続ける!!
 毎週ケーキを買ってこなければならないのか?
 ……昔は素直な良い子だったのに。

 最近、妹も微妙に怖いです……。

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2006年07月07日

No.100 続・夏が嫌い

 3月16日に開設した我がブログ、げぇむなる脇道もようやく100回を迎えました。
 これからもマイペースで更新を続けたいと思いますので、よろしくお願いします。
 ――てな前置きは以上。


 先日から私がいかに夏が嫌いか、という理由を延々と語ったが、実は我が家にはまだ夏が嫌い、というか苦手とする奴がまだいたりする。

 うのすけ.jpg

 こいつがそうである。
 名は 『うのすけ』 で、愛称は 『うーすけ』
 種族、うさぎ。性別はオス。
 好きなものはキャベツ。嫌いなものはうさぎのくせにニンジン。
 そして夏と梅雨が大嫌い。
 
 ウサギの毛は乾きにくいらしく、洗ったりすると病気になってしまう。
 なので、湿気に弱く、雨の日はどこぞの人(?)と一緒で機嫌が悪い。
 いつも小屋の近くに行くと、

 「餌くれろ、餌くれろ」「なでれなでれー」

 と愛想よく擦り寄ってくるのだが、雨の日は小屋の隅っこでやさぐれてこちらに見向きもしないのだ。
 そしてあのフサフサの毛がとにかく暑いらしく、昼間はいつも、ぐでー……として 「死んでるんじゃないか?」 と思うくらい動かなかったりする。
 見ていると可哀想になるので、そういうときはクーラーの部屋へ連れて行く。
 そうすると現金なもので、いきなり元気になる。
 そして 「遊べー」「えさー」「なでろー」とはしゃぎまわるのだ。

 とにかく愛嬌を振りまく。人間は餌をくれ、可愛がってくれるものと認識しているせいなのか、とにかく人なつっこい性格である。
 そのせいか家族に可愛がられ、あの姉にも私とは違った意味で可愛がられ、来客の際にも可愛がられ、妹の友人にもうのすけ目当てで遊びにくる子がいるほど可愛がられている。

 で、最近思うようになった。

 明らかに私よりうーすけのほうが大事にされているよなぁ……と。
 特に妹の友人の、ちょっと可愛らしい女子高生に抱かれているうーすけを目撃したりすると、ウサギのほうが良かったかも……とか考え憂鬱になったりする私なのだった。
 特に昨日書いたような目にあった後ではそう思ったりする。
 まさかウサギに嫉妬する日がくるとはなぁ……。


 ちなみに...


 じめじめする気候で機嫌が悪くなるのは姉と一緒だが、台風は怖いらしく、木をかじりながら震えているのはまた可愛かったりする。

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2006年07月06日

No.99 夏が嫌いな理由 2

 姉の機嫌が梅雨の湿気とともに悪くなって行く。
 とにかくうちの姉は梅雨が嫌いだ。
 まぁ梅雨に限らず、雨のじめじめした気候が嫌いなのだが。
 姉もあれはあれで職場でも色々あるようだし、大嫌いな季節ということもあってか、ストレスが溜まるのだろう。
 そうすると周囲……特に私に対しての風当たりというか、八つ当たりというか、とにかくそういった迷惑度が酷いことになる。
 そりゃもう酷い。
 どれだけ酷いかというと....

「おう、ワレちょっとツラかせや」

 と、お前いつの時代のワルだよ、とツッコミたいくらいヤクザなセリフを浴びせられ、そして有無を言わせず道場のほうへ引っ張っていかれる。
 道場というのはうちにある柔道場のことで、一面タタミのある部屋のことで、我が家の治外法権の場所のことだ。
 つまり、

 泣いても叫んでも誰も助けてくれない場所

 である。何をされようが、練習、の一言で全てが済んでしまう場所なのだ。
 そこでもうぶんぶん投げられる。
 姉は本当に柔道が強いので、大の大人である私だろうがなんだろうが、もうズッバンズッバン投げられる。
 もう下手に逆らうと怖いので受身を取ることに専念するのだけれど、たまにこっちも攻めないと

「ワレやる気ないんか? やる気なかったら怪我するで、怪我さそか、折ったろかーっ!」

 とか言って関節技までもっていかれたりするので大変危険なのである。
 つか、無理やりひっぱってきといて、やる気がないとか言われるのも大概だが……。
 とにかく姉のストレス発散のために、文字通り体を張らないといけないのである。
 はっきり言って耐えられない。ボロボロである。
 姉の体力はS2機関でも搭載されてるのかってくらい無尽蔵で尽きることがない。
 そんなの相手に組み手をさせられるわけだし、第一普段からもう運動をしなくなった私が付き合うにも限度がある。
 もって4,50分。1時間は最近もったためしがない。

「もう無理……立てない……」

「情けないのぉ。しゃあない、次は弟にするか」

 こうして、次の犠牲者という名の生贄が捧げられる。
 そうしてようやく私は這う這うの体でその場から退散できるのだ。

「お兄ちゃん、生きてる?」

 道場から弟の悲鳴が響き始めるのと同じくらいに妹が救急箱を持って現れ、擦りむいたところなどを手当てしてくれる。
 これくらいの気配りが姉にはできないもんだろうかなぁ……。

 夏は嫌いだ。特に梅雨は嫌いだ……。
 じめじめしているのはともかく、こうやってつき合わされるのが嫌なんだ……。
 そして梅雨が終われば夏が本格化。
 夏は夕立の季節でもある。
 夕方、仕事から帰宅する際に、なぜかよく雨にあってしまう姉。
 傘もってけよ、とツッコミたくなるのだが、

「んなチンケなもん持っていく気なんぞないわ」

 と取り付く島もない。
 貞子みたいにずぶ濡れのずたぼろになって帰ってくるよりいいと思うんだけどなぁ……。
 ――で、夕立の直撃を受けた後は当然の如く機嫌が悪く、また道場送り、島流しの目に遭うのである。
 

 夏の暑さは嫌いだ。夏の暑さは我慢できない。
 そして暑さを吹き飛ばす恵みの雨、夕立も違った意味で嫌いなのだ。
 これも我慢できないというか、耐えられない。
 早く秋になってくれ、と願う日々は続く……。
 9月って遠いなぁ……。

 ・
 ・
 ・

 ――ちなみに

「うおおお、台風きたーっ! 吹けよ風、巻き起これ嵐っ!! 荒れ狂えーっ!!!」

 台風が来ると、姉の機嫌がよくなるのは謎だ。


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2006年07月04日

No.97 手抜き日記

 本屋にでかけたら 『DEATH NOTE』 の12巻が出ていたので購入。
 なんつーか、予想していた結末を迎えたのはまぁいいんだけど、あまりの見苦しさにちと絶句。
 映画も上映されてるけど、今のところ見に行く予定はなし。
 映画を1人でみにいくって
 あ、ちなみにアニメも秋に開始するとか。
 うーん、どうなんだろう……。

 ――――――――――――――――――――――――

 7月13日発売のパワプロ13を予約した。
 実はゲームを予約して買うのって……確か去年の 『ワンダと巨像』 以来のような気がする。(ちなみに私の2005年の心のベストゲームはこのワンダ)
 パワプロを買うのは10以来、実に3年ぶり(?)になる。
 購入を決意したのはオンラインでの選手育成モードが気になったから。

 http://www.konami.jp/gs/game/pawa/13/

 さて、どーだろうなぁ。

 ――――――――――――――――――――――――

 PSPで今、絶賛プレイ中の 『いただきストリート ポータブル』 の攻略本が唐突に欲しくなり、ネットで注文し、今日届いたのが……
 
 いたすと.jpg

 ……PS2版のいたストSPでやんの。
 文句言うたろう、と思い一応確認すると、注文の段階で間違っていた。

 いたすとポ.jpg

 ちなみに欲しかったのはこれ。
 ……なにやってんだか。

 ――――――――――――――――――――――――

 DOCOで以前紹介した白毛馬、イシュザーク号が期待に応え、ついにG1を奪取した。
 クビ差という勝利でしたが、残り3戦で晩成ということを考えれば磐石の王者と言えるかも。
 次走、連覇をかけて出走しますので、其の時こそ真価が問われるかな。

 フェブラリー.jpg .jpg

      結果.jpg


 ちなみにレース中のSSは撮り忘れた(^^;
 今日はこんなところで。

posted by BlueTasu at 23:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月28日

No.93 振り返る半年

 明日、今月2度目となる大阪へ。

 前回はつよきすがほしくて大阪へ行った。
 ついでにラーメンを食い倒れ、TRPG関連のものを買い漁った。
 つか、そっちがメインっぽかった気がする……。

 2度目となる今回の目的は……またしてもえろげー、『あやかしびと』というゲームだ。
 このゲーム、チケットさんにオススメされたので体験版をやってみて、面白そうなので買ってみようかなという……まったくもって つよきす と同じ過程を辿っている。
 
 なんだか最近こういう、『クリックだけで読み進むだけのゲーム』 ばかりをプレイしているような気がするが、それはたぶん気のせいじゃない。
 つか、RPG大好き人間だった私としては、最近のプレイジャンルの傾向に驚く。
 今年、すでに半年以上経ったという時間の流れの速さに驚きつつも、プレイしたゲームを順に挙げてみよう。

●モンスターハンターP
●モンスターハンター2

 現在進行形でハマっているアクション。
 オンラインでの友人との協力プレイで手ごわくでっかい竜に挑むドキドキ感と、その倒した爽快感、達成感はなにものにも変えがたい。
 ちょっとずつうまくなっていくプレイアビリティの向上。
 武器防具を揃えて行くことで強くなっていくマイキャラ。
 このへんのバランスはRPG的な要素を含んでいる、とも言えるかも。

●かまいたちの夜
●ポートピア連続殺人事件
●街

 ミステリー。
 かまいたちと街はノベル。ポートピアはコマンド式アドベンチャー。
 かまいたちはタカによって勧められ、ポートピアはタカによって解く前に犯人を指摘された。
 街は完全クリア。今年面白かったゲームの現在第3位。
 ……そういえばブログでタカの名がでるのは久しぶりのような気がする。
 あいつは元気です。無駄に元気です。以上、どうでもいい奴の近況でした。

●FF12
●マザー3

 一応このブログを立ち上げるきっかけとなった大作RPG 
 最近やったRPGを聞かれるとこの2本ということになる。
 どちらも一応クリアしたが、感想を求められてもうまく説明できない、なんともコメントに困るゲームであった。

●ユグドラユニオン
●メトロイドフュージョン
●テトリスDS

 上2本はGBAのソフト。同時期に購入。
 テトリスDSは借りてプレイした。
 ユグドラはあまりの難しさに挫折したシミューレーションRPG
 メトロイドはどこに行っていいのかわからず、未だに途方に暮れているアクション。
 ユグドラはともかく、オススメされたメトロイドのほうはなんとかクリアしたいのだが、なんというか面白さというものを見出せずに積みゲー状態。
 うーむ……。
 テトリスDSは面白いのだが、なんというか時間がもったいない。
 確かエンドレスで4000ラインほど消してもまだ死ねなくて自爆した。
 終わらないんだよなぁ……。

●つよきす
●Fate/stay night
●Fate/hollow ataraxia

 PCの18歳未満はやっちゃダメよ、なゲーム。
 なんつーか今年になって一気にこういうゲームに開眼。
 オヤジになっちゃった証拠なんだろうか……。
 つよきす、はその会話による日常の居心地のよさに。
 Fate、はその会話による非日常的な展開の魅せ方にそれぞれ惹かれた。
 つか、今年朝日が昇るほど没頭してプレイしたゲームがこの3本というのはどうなんだろうか……。
 たぶんそれに明日購入予定の あやかしびと も入るんだろうなぁ。

●DOCO
●ダービータイム2006

 馬ゲー。
 DOCOはずっと惰性で続けているオンラインゲーム。
 このブログを書いている裏で絶賛稼働中で、日々強い馬を作るために頑張っている。
 この情熱が別の方向へ向けば、きっと立派な廃人となっていることだろう。
 ダービータイム2006はPSPの馬ゲー。
 レースのルーチンがちょっとどころかかなりおかしく、展開次第で最強の馬があっさりと馬群に沈んでいく恐怖のゲームである。
 ある意味一度お試しあれ。


 ……RPG、3本か。
 しかもどれもハマったとも言えず、微妙な状態。
 これはやっぱり時代の移り変わりによる昨今のRPGゲームの変化に、私がついていけていないだけなんだろうなぁ。

 しかしこの調子で行くと、今年一番プレイしたゲームがエロゲーばっかりになってしまう。
 つか、そろそろ家族に隠し通すにも限界を感じ始めている。
 いつこれらが見つかってしまうのか?
 それはそれでネタになっちゃいそうでいいかな、とか蕩けた脳みそで考える私であった。


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2006年06月21日

No.87 竜王様

 それは一種異様な光景だった。
 平日の昼だというのに居間には4人の兄弟、全員が勢揃いして昼ご飯の冷やしそうめんをすすっている。

 私は本日、仕事は休み。
 姉は本日、非番で休み。
 弟と妹は、本日学校が半日授業のためすでに帰宅。

 外は降り止まぬ雨。
 周囲は田んぼのため、カエルの大合唱が雨音よりも五月蝿かった。

「うっとおしぃ雨やのぅ。じめじめしてほんまかなんわ。だから梅雨ってイヤなんじゃ!」

 ――否、姉の方が五月蝿かった。

「しかし暇やのぅ」

 姉はうちわでバタバタと自分に強烈な風を送り込みつつ、楊枝で歯に挟まった何かを必死にほじくり返していた。
 なんつーか、非常にだらしがないというより、オヤジ臭い。
 が、姉は意に介した様子もなく、ボソリと言った。

「なんか遊ぶか」

 この瞬間、私の休日はつぶれた。
 姉の 「なんか遊ぶか」 とは、私視点で言えば 「遊びに絶対付き合わされる」 ということである。
 ああ、できれば つよきす をクリアしてしまいたかった……。
 私がうな垂れているのをよそに、姉や弟たちは何をして遊ぶかを話し合っていた。

 で、結局4人で遊べたほうがいいだろうということで、2階からPS2を持ってきて居間のプラズマテレビに接続。
 ソフトは 『いただきストリートSP』 であった。

 いただきストリートSP、通称 『いたスト』 はボードゲーム。
 キャラの駒とマップがドラクエとFFのモノポリー、と思ってもらっても間違いではない。
 土地に店を建て、1周してマークを集めてサラリーを貰い、株を買い、店を増資し、株価をあげてとにかく儲けたもんが勝ち! というゲームである。

「姉ちゃん、いたストやったことあんの?」

 私と弟と妹はたまに一緒にやっていたのでその実力は知っているが、姉は未知数。
 一緒にゲームするということ自体珍しいのだ。

「妹と何回かやったな」
「おねえちゃん、結構強いんだよ」

 ふぅん。
 ……って、ちょっと待て。
 いたストは私のだし、PS2は私と弟の2台あるだけである。

「人の部屋から勝手にもっていってやってたな!」

「この家のものは全部ワシのもんじゃ! ワレ、なんか文句あんのか?」

「……ありません。ありませんが一言くらい言っていただけると幸いです」

「まぁ善処したろ」

 姉はジャイアンより横暴であった……。
 そんなこんなでゲームスタートで、まずはキャラクターを選択。

 1P、姉は竜王を選択。なんつーかピッタリすぎる。
 2p、弟はDQ2の主人公、ローレシアの王子を選択。私のマイキャラである……。
 3P、妹はDQ2のムーンブルクの王女を選択。犬が好きなのが理由らしい。
 4P、私。マイキャラであるローレシアの王子をとられたのでしばし黙考。
 見渡せばみんなDQキャラ。私もそれに倣うことにし、スライムを選んだ。
 すると姉は顔をしかめて言い放った。


「お前は現実でもゲームでも雑魚キャラなんか? 現実でもゲームでも経験値 1 か?」


 ……。
 驚愕の新事実である。
 そうか、私は現実ではスライム並みの扱いだったんだな。
 なんつーか、すでにゲーム前から敗北濃厚な雰囲気の中、マップ アレフガルド でゲームはスタートした。

 しょっぱな、妹がチャンスカードを引くと83番。
 83番はバシルーラである。

「いきなり飛ばすなーっ!」「やめんかーっ!」「ごめーん♪」

 開始早々、テンション激高である。私はへこんだままだったが……。
 ともあれ、いきなりとんでもないところに飛ばされたみんな。
 が、姉はマーク横のポジションで、サラリーを最短で狙える位置。
 弟もそんなに悪いところへは飛ばされておらず。

 ――が

 私は速攻で 竜王の島 へと飛ばされていた……。
 アレフガルドに浮かぶ 竜王の島 は、ラーミアのマスでしか移動できない特殊な位置にある。
 SFC版での竜王の島は2/8での確率でしか脱出できず、ハマってしまうことはあったが、このPS2版では8マス中3箇所に脱出ポイントがあり、そんなにハマることはない。
 確率で言えば、毎回 3/8 の確率で脱出できるのである。
 まぁ問題ないだろう、と思っていた……。

 次、姉がダイスを振る。チャンスカードを獲得し、なんとラーミアのマスへ。
 竜王様、竜王の島へ光臨。
 つか、こんな離れ小島で姉とふたりは嫌だ!
 ゲームとはわかってはいても、精神衛生上大変よろしくない!

 私は速攻でこんな島からオサラバしてしまおう、と決意したのだが……無情にもダイスはこの島へ留まれ、と命じていた。
 大丈夫、次は抜け出せるさ……。

 弟、妹と順調に店を建てて行く。
 姉の番、あっさりと 竜王の城 のマスへ止まり、購入。
 この竜王の城は凶悪で、モノポリーでいえば銀座に相当する。
 お店価格の平均がだいたい270〜350くらいに対し、この竜王の城だけは900もするのだ。
 当然、買い物料も非常に高く、止まってしまうとあっという間に資金を吸い上げられる。

 私の番。姉はささやいた。

「6を出せ。それ以外は許さん」

 無茶苦茶である。
 6をだせば姉の店、竜王の城に直撃ではないか!!
 序盤からこんな出費はしたくない。
 6よ、頼むから出るなっ!

 ・
 ・
 ・

 ……6でした。
 きっちり買い物料、180を巻き上げて行く姉の店、もとい竜王様。
 つか、また竜王の島から脱出できてないではないか。
 弟、妹は我関せず、マイペースで進んでいく。なんて憎い奴らなんだ。
 誰か、お兄ちゃんを助けてあげようとか思わないのか!

 姉の番。
 私がチャンスカードマスにしか止まれていないのを対照的に、着実にこの島に店を築いて行く2店舗目。
 同エリア内に店を構えると料金が上がり、危険度があがるのだ。やばい。

 私の番。
 もはやなんというか、お約束というか、所詮は経験値1の悲しさか。
 またもや姉の新店舗に突っ込みお支払い。
 姉、笑いが、勢いが止まらない。

 その後、あと2度ほど竜王の城へ突っ込みぼろぼろになった私。
 バックに流れるBGM、荒野を行く、がこれほど寂しい曲に感じたことはない。
 序盤から破産の危機に直面したまま恐怖の島を脱出。
 なんてこった。オルテガでさえ海を泳いで渡ったのに!
 所詮はスライム。所詮は雑魚キャラということなのか……。
 だが幸いにも島を回りまくったおかげで、マークは揃っている。
 脱兎の如く銀行へ走り、サラリーを貰って一息をつく私。

 だが、まだ破産の危機は続く。
 妹、弟が地道に築いた店を避けながら、なんとか自分の店を確保しなければならない。
 だが……なんとか致命傷を免れながら進めたものの、私自身はエリア内で2店舗以上を構えることができずジリ貧であった。
 対照的な姉は潤沢な資金と異様なまでのダイス運を活かし、速攻で竜王の城の株を買い増資。
 一歩リードどころか、二歩も三歩もリードで早くも独走態勢であった。

 中盤〜後半。私は株の相乗りや空き地の改築などでせこく資金を増やし破産を免れるものの、姉の独走をとめることはできない。
 弟、妹も 「あーあ、ゲームをつまんなくさせやがって」 的な目で私をみる始末。
 私か!? 私のせいなのか!? ダイスが悪いんじゃないかっ!!


 結局、1位姉、2位弟、3位妹、4位私、という結果で幕を閉じた。

「このゲーム、簡単すぎておもろないな……」 と姉。それはダイスが良すぎるんだ!
「スライム弱すぎ…・・・」 と弟。違う、それはダイスが悪いんだ!
「所詮、持ち金2ゴールドだよね……」 と妹。竜王なんか経験値どころかゴールドすらくれないじゃないか!!!

 あっさり終わったので2回目、3回目もプレイしたが、結局私はダイス運の悪さを引きずったまま、勝つことはできなかった……。


 完。

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2006年06月16日

No.82 夏

 もうすぐ夏がやってくる。

 夏は嫌いだ。大嫌いだ。
 汗でべたべたするし、すぐ喉が乾くし、何よりその暑さは耐え難い。
 冬の寒さは厚着したりすれば耐えられる。
 だが夏の暑さだけは耐えられない。
 だから扇風機やクーラーに頑張ってもらって部屋を冷やすのだ。
 クーラーって偉大だ。

 ――が

 「電気メーターがくるくる回るやろー!」
 とかなんとかわけのわからないことをいって姉が登場。
 ものの数分もしないうちにクーラーは止められてしまう。
 いつもそうなのだ。姉はクーラーが嫌いなのだ。
 こんな暑い日くらいクーラーを使わずしていつ使う! などと抗議しようものなら折檻だ。
 具体的には道場に連行されて乱取りのお相手。
 ますます汗かくだけだし、一方的にやられるだけなのでやってられん。
 なんでそんなに暑い日に汗をかきたがるのだろう?
 なんつーか、うちは感覚が古い人間が揃っているので暑さなんぞ気合で吹き飛ばせると信じて疑わないらしい。

 心頭滅却すれば火もまた涼し。

 誰だよこんな言葉を後世に伝えた奴は。
 私はヘタレなので、そんな境地に自分を追い込むことなどできやしない。
 だが、姉や父などは暑苦しい顔をしているくせに、私などとは違って暑さにはめっぽう強い。
 かといって冬に弱いというわけでもなく、冬は冬で元気だ。
 朝飯もお茶碗にご飯大盛り3杯食うくらい元気だ。
 メザシだけでご飯3杯も食うなよって突っ込みたいくらい元気だ。
 つまり、基本的に私とは人種が違うのである。
 そう結論付けるしかないではないか。

 じゃあ私は誰の血を引いて産まれたのか?(橋の下とか却下)

 家族での味方は母と妹だ。
 あやつらは暑さに弱く、寒さに弱い。
 ついでに花粉にも弱く、足の裏のくすぐりにはさらに弱い。
 まぁそれはどうでもいい。 
 とにかく母は暑さに弱い。
 私に流れるこのO型っぽい血液は、母から遺伝されたものなのだ。
 だからクーラー使用許可にあっさりとOKサインを出して、居間では快適を通り越して少し肌寒いくらいクーラーをかけてくれる。
 なんてナイスなんだ、母。
 まさに我が家のオアシスだ。

 わかっちゃいねぇ。暑い日に暑い部屋で冷たいビールを飲むのが美味いんだろうが!

 とは父と姉の言葉だが、母は強いのでこれらの言葉を無視している。
 さらになにかを言おうものなら、「じゃああんたらの夕ご飯はビールだけでいいね!」 とか言って反撃を封じる。
 完璧だ。なんて強いんだ、母。
 家庭を預かる主婦ってのは強いもんだ。
 これには父も、あの姉でさえ口をつぐんでしまうしかない。
 つか、姉も女のはしくれにかろうじてひっかかってぶらさがっているのなら、せめて料理のひとつくらいは覚えろとか思うのだが、それは言わないでおこう。
 言っちゃったら間違いなく死ねるし。

 閑話休題。

 つまり、夏は居間で過ごさなければ冷房の恩恵を受けられないということである。
 2階の我が部屋などサウナも同然。
 暑くて暑くて、とてもじゃないが耐えられない。
 クーラーをかけたら、姉が居間での腹いせに息の根を止めるかの勢いで電源を抜いてしまうし、さらに機嫌が悪ければ八つ当たりされてしまうという、究極の理不尽さ加減だ。

 つーわけで、結局何が言いたいかというと、今年の夏のすごし方だ。

 例年なら居間で過ごせばよかった。
 しかし今年はネット環境が2階へと移ってしまったため、1階の居間で過ごすことができないのだ。
 これはマズい。ネットができないという環境は非常にマズい。つか、耐えられない。
 それなら無線ルータを買いにいけばいい、と思うかもしれない。
 まぁノートパソコンなのでそれはそれでいいのだが、PS2はそうはいかない。
 あれは有線だし、そもそも居間でオンラインゲームはできないのだ。
 期待しているXbox360のカルドセプトも夏にでるとか言ってるし、そもそもモンハンはどうすんだよ、という状況である。

 暑いのを我慢して部屋でプレイするか?
 それとも暑さに耐え切れず居間でのんびり過ごすか?

 究極の選択だ。
 どうしようかなぁ……。
 ああ、これだから夏は嫌いなんだ。
 誰か、この2択を叶える方法として、クーラーも扇風機も使用せず、夏を快適に過ごせるアイテムなど、ご存知ではないだろうか?

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2006年06月08日

No.77 大阪へ

 食い倒れの街、商人の町、それは大阪。
 そして関西の秋葉原、日本橋。
 普段ここに来るときは大抵TRPG関連イベント絡みなのだが、今日は違う。
 本日の目的は、つよきす、を買いに来たのである。
 うちは田舎にあるため、PC関連のものは大阪まで来ないと買えないのだ。

 ――そのまえに

 まず、大阪へ来たら、毎回行くところがある。
 それは上本町にある一軒のラーメン屋。亀王(きおう)というところ。
 九州のとんこつラーメンの店なのだが、とにかく美味い。
 亀王ラーメンは豚骨ベースのスープなのだが、見た目に反して案外あっさり。
 熟成亀王ラーメンになると濃厚度アップ。コラーゲンたっぷりのスープに麺が絡んでこれも美味。
 そしてなんといっても亀王ラーメンのウリは厚切りチャーシューで、口の中でとろけるやわらかさ。
 あー、なんか肉食ってるな、て感じで結構幸せな気分に浸れる。
 亀王はチェーン店なんだが、その割にはなかなか美味いと思う。

 スープ★★★☆☆  麺★★☆☆☆  具★★★★★

 てところかな。個人的に麺はイマイチです。
 で、上本町から日本橋に到着。
 まず立ち寄るところは……

 黒門ラーメン。
 さっき食ったばっかり? いやいや、ここは食い倒れの街ですよ、お客さん!!
 黒門市場の入り口にあり、ふきっさらしの屋台風のお店。かなり狭い。
 実は黒門ラーメンは通ったことは何度もあるが、食ったことがないんで、一度食っておこうかと。
 これも豚骨ラーメン。こっちのほうが亀王よりコクがある……かも。
 ラードや背油かな。後味でほのかにピリっとくるので唐辛子? も使用しているかも。
 コクがある、と言ったけれど、後味は意外とあっさりしていた。
 具はチャーシューと海苔が目に付く。
 チャーシューは出される前に軽く炙っており香ばしく、噛むと醤油の味が風味良く行き届く。
 海苔も良いアクセントとなっており、これがあれば箸休めの紅しょうがはいらない。
 で、このラーメンの一番の特徴は、なんといってもその麺の細さ。
 大阪一細いんじゃないか? てくらい細い。タコ糸みたいだ。
 茹でる前に硬さを聞いてくれるのもありがたく、普通、やわらかい、硬めはともかく、バリ硬、ハリガネなんていう硬さまであった。
 ハリガネってどんなだ(^^;)
 私は硬めでお願いしたけど、なかなか歯ごたえが良く美味かった。

 スープ★★★☆☆  麺★★★★☆  具★★★☆☆

 て、ところかな。
 機会があればまた塩味や醤油も試してみたい。

 しっかり食べた後はTRPGショップへ。
 最近不足していた6面ダイス(サイコロね)や新刊、R&Rという田舎では絶対売っていないTRPG関連のものを買い込んでおく。
 ダイスってのは本当に色々あって、皆が良く知る6面体のものだけに限らず、4面体、8面体、10面体、20面体、中には100面体なんてものもあるそうだ。
 さすがに100面体は私は見たことがなく、どんな巨大なダイスかさっぱりわからないのだが……。
 普通は10面ダイスが2個あれば100面ダイスになるんだけどね。
 今日購入した6面ダイスなら、そこらへんに、それこそ100円ショップで売ってあるようなシンプルなヤツでもいいんだけど、やっぱりプレイする道具にはこだわりたいもの。
 そして気に入るダイスというのは……特にクリスタルの綺麗なダイスなんかが好みなのだが、日本橋の専門店にしかないわけだ。
 友人たちの分も買っておかねばならないので、ダイスだけで3000円もかかってしまった。
 趣味ってのはやっぱお金がかかるもんだ。

 ・
 ・
 ・

 さて、買うものも買ったし、お腹もいっぱいだし、帰ろうかな……と思った瞬間に、ようやく本来の目的を思い出す。
 ああそうだ、今日はつよきす買いに来たんだと……。
 滅多に行かないソフマップに寄って、ようやくお目当てのものを購入。
 あぶないあぶない……本当に、素で忘れるところだった。

 そう、大阪日本橋――そこは魅惑の街でもあります。
 さて、帰ってプレイしますかね。

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2006年06月07日

No.76 散髪

 私は散髪が大っっっ嫌いだ。

 近所に2軒あった床屋のうちの1軒で、すぱっと眉毛を剃り落とされた。
 ハッキリ言ってこれほどの屈辱は他に類を見ない。
 私は二度とこの床屋には行かないと誓った。

 でももう1軒の近所の床屋は「大冒険」という名前が怖くていけなかった。
 大冒険って、どんな髪型にされてしまうのか……想像力豊な私には絶対に行けない。
 ――ていうか、床屋で「大冒険」はあかんだろ?
 と思ってたら、案の定、随分前に潰れてしまった。
 髪型なんて一部の気合の入った人たち以外、冒険をする人なんていないはずだ。
 無難に整えるのが一番なのだ。

 近所から通える床屋がなくなった私は、仕方なく母に散髪を頼んだ。
 すると、あの悪魔のような、というか悪魔そのものの姉が母の隙を見て酷いイタズラをかましてくれやがった。
 そのせいで10円ハゲが無数に存在する大仏のような頭になってしまい、さすがの私もこれは丸坊主にするしかなかった。
 丸坊主でも随分の間、笑いものになったっけな。

 そんなわけで家で頼むのはより一層危険なので、今度は郊外にある床屋を目指して自転車で遠出をしたら、交差点で信号無視をした車に思いっきり撥ねられたりした。
 もういやだ。なんで散髪しようとするたびに不幸ごとが起こるんだ!?
 そんなわけで、私は散髪が大っっっ嫌いなのだっ!

 だが髪は伸びていくもの。
 てか、伸びなくなったらヤバイ。
 私は入院前から伸びすぎで気になっていた髪を、なんだかんだと言い訳をしては散髪に行くのを拒んでいたのだが、ついに限界が来た。
 PC上での仕事のため、ディスプレイ前で長時間作業するには前髪が非常に気になる。
 後ろ髪は束ねてゴムで縛り、馬の尻尾のように垂らしていたのだが最近のこの陽気……非っっ常に暑い!!

 周りの人も見ていて暑そうらしく、「そろそろ切ったら?」とか、「邪魔にならない?」など、無難なコメントの奥に「散髪に行けよ」って心の声が聞こえてくる。
 てか、これはまだマシなほうで、姉などには....

「ワレの髪、庭の雑草みたいにぶちぶちひっこぬいたろか?」

 などと言われる始末。
 ともかく、雑草などと一緒に処理されてしまうのはご免だ。
 つーわけで、進退窮まった私は、とうとう床屋へと足を運んだのであった。


 そして次の日


 すっきりした頭で会社に行くと....

「お前誰だ??」「うわ、○○さん変わり過ぎ!!」

 とかはまだ良いほうで

「なんや、失恋でもしたんか?」「一日で毛が抜けたか?」

 などと散々ネタにされてしまった。
 てか、失恋して髪切るのって普通女性じゃなかったか??
 ちなみに....

「ほほう、ちったぁ掴みやすい頭になったやんけ、でもどうせやったら坊主にせんかぃ、がっはっは!」

 姉は何故かご機嫌であった。
 てか、この年で坊主はイヤだ。

posted by BlueTasu at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月01日

No.71 ブラック

「○○さんが好きそうなもの、買って来ましたよ」
 ↑私の名前

 そう言って後輩が買ってきた1本のコーヒー。
 確かに私はコーヒーを頼んだのだが、まさかこんなものを買ってくるとは思わなかった。

 炭酸入りコーヒー

 噂には聞いていたが、始めて見た。
 果たしてこれはうまいのか!?
 『パシュ』っという炭酸独特の音とおもに蓋が開く。
 匂いは……普通のコーヒーだ。
 『しゅわー』という炭酸の音以外は本当にコーヒーだ。
 後輩が不安と期待の入り混じった、好奇の視線で見守るなか、私は意を決し、ごくりと一口飲んでみた。
 
 ・
 ・
 ・

 口の中で弾ける炭酸。
 そのあとに襲い掛かる、コーヒーともコーラともとれる微妙な味わい、そして苦味。
 それを例えて言うならばまさに 『ブラック』 な味わいであった。
 混沌とした黒がそこにある。
 そして、もっと単純明快に、一言で言い表すならば……

 気持ち悪い

 これに尽きる。
 こんなもん飲み物じゃねぇっ!!
 ぐぉらっ! ネ○カフェ! これはいったいなんなんだ!!
 なんなんだったらなんなんだッ!!!

「先輩、どーっすか?」

「飲めるか、んなもんっ!」

「ええーっ! 先輩、こういうの好きそうなのに……」

「だったらお前が飲め!」

「先輩と間接キスなんて 死んでもイヤ ですよ」

「じゃあそのまま死ねっ!!」

 ・
 ・
 ・

 うーむ、まだ気持ち悪い……。
 炭酸コーヒー、好きな人います?

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2006年05月27日

No.65 我に光を!

 本日は待ちに待った大事なお客様、NTTさんが我が家にやってくる!
 半年待ちと言われていた光回線開通工事。
 しかしその半分の3ヶ月という期間で工事の日はやってきた。
 恐らく連日連夜、「回線工事はまだですかねぇ?」 などとしつこく電話したせいであろう!

 こんな嫌な客はさっさと済ますに限る!

 きっとそういった話し合いが成され、今日に至ったに違いあるまい。
 しかしそんなことはどうだっていい。
 ついにISDNの超低速回線から脱却できる日が来たのだ!!
 私のテンションは朝からあがりまくりであった。
 そう、今日という日を迎えるにあたり、連日の仕事、激務の後を一所懸命になり部屋掃除してきたのである。(ツッコミ不可)

 このブログは、回線の遅さと常に闘い続け、そしてその歴史に今日、終止符を打とうとする男の記録である……。

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2006年05月26日

No.64 お片付け

 明日は大事な方をお招きするので、部屋の片付けをせねばならない。
 まぁ独身男性の部屋と言えば、足の踏み場もないような汚い部屋が想像できるハズ。
 私の部屋もその例に漏れず、かなり悲惨な状況となっている。
 その光景を一言で言い表すなら

 腐海の森(花とゆめコミックス、フルーツバスケット1巻参照)

 と言ったところか。
 ただし全部が全部、腐っているわけではない。
 私の部屋は12畳ほどある、結構広い部屋なのだが、その広さがあまり感じられないのは、元々2部屋6畳だったのを、真ん中の壁をぶち抜き、1部屋にしてしまったからで、いびつな長方形になっているのだ。
 そんな具合で、比率で言うならば 2:8 くらいの長い部屋になってしまっている。

 ――で

 そのうちの約半分が物置スペースとなっている。
 まぁぶっちゃけ乱雑に物を積み上げただけになっているのだ。
 このスペースは、私が小学生の頃からコツコツコツコツと積み上げていった魔性地帯である。
 今までは友達が来ようが誰が来ようが関係なく放置していた私。
 しかし、大事なお客様をこの部屋へお迎えするにあたり、このままでは非常によろしくない。

 私はこつこつと積み上げていったこの魔の領域に足を踏み入れた。
 今日のこのブログは、その魔の領域で戦った一人の男の記録である。

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2006年05月17日

No.56 入院

 ご無沙汰しております。
 No.55で体調を崩し、病院へ行ったところ即入院という事態に。
 なんか胃に穴があいている、いわゆる胃潰瘍という病気になってしまいました。
 これって確かストレスからくる病気だったと思います。

 もしかして、アレのせいか……。

 確かに仕事が忙しく、帰ってもアレがいるので気が休まるときがない。
 いつのまにやら随分消耗していたようです。
 ゲームのやりすぎとかで睡眠不足のせいもあるのかなぁ。
 ともかく、そういうわけで1週間ほど病院のベッドで大人しく MOTHER3 してました!(ダメじゃん!)

 だって、暇なんっすよ……。

 で、MOTHER3 をクリアしてさらに暇になったので、PSPでひたすらパワプロを。
 その後、タカが 『街』 という有名ノベルゲームのPSP版を貸してくれたので、それにハマってました。
 検査とかで時間をとられることはあっても基本的に暇なんで、毎日がゲーム三昧。万歳!!
 これには担当のお医者さんに呆れられました。まぁ当然か。

 でもやっぱり手元にネット環境がない、というのはさびしいですね。
 毎日の日課であったサイト巡りもできないわけですし。
 更新が途絶えて心配してくださった方も、もしかしたらいるやもしれませんし。
 とりあえず、一言。

 本当に申し訳ありませんでした。

 今後は体調に……気をつけマス。
 とりあえず今週いっぱいは自宅療養のため仕事はお休み。
 明日からゆっくりと1週間分の遅れを取り戻そうと思います。

posted by BlueTasu at 22:52| Comment(4) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月08日

No.55 Help Me!!

 今日一日社会の窓全開で過ごしてしまったBlueTasuです、こんばんわ。
 マジで気付かなかった……ショックです。

 社会の窓の一件からもわかるとおり、本日は五月病かぃ! と突っ込まれるほど午前をボーっと過ごしてしまいました。
 つか、頭痛が酷くて仕事にならんかったのです。

 そして昼休み。
 私は自他共に認めるラーメン大好き人間で、西にうまいラーメンがあると聞けば京都・神戸までなら走り、東にもあると聞けば三重あたりまでなら駆けつける、それほど微妙にラーメンが好きな人間なのですが……今日誘われたラーメンはいつもの量を食いきれませんでした。

 これはいけない、なにかがおかしい。

 そう思い体温を測ってみた所、きっちり38度ジャスト。風邪です。
 人間、原因がわかってしまうと自覚してしまい、さっきより頭痛が酷くなった気がしてきます。

 早退するか?

 一瞬考えましたが、連休明けにそんな たわけた事 はできません。
(とは言っても、暦どおり6,7日しか休みはなかったわけですが……)

 気合だ!

 何年前かの流行語大賞なセリフを反芻させ、私は仕事に集中することにしました。
 なんとか六時まで気合を持続させれば帰れる!
 GWが終わって少々暇になった職場だし、残業はないだろうという思惑も絡んでます。

 私は一心不乱となって仕事に没頭しました。
 まぁ午前中のボーッと過ごした分を差し引けばどっこいどっこいなんですが……。
 とにかく私は頑張った! これ以上ないくらい頑張った!
 時計を見ればあと五分で六時だ、というところまでこぎつけたんです!

「うおおおっ! パソが真っ青じゃあぁっ!」

 課長が何やら叫んでます。
 どうやらPCがフリーズしてしまったようなのです。
 嫌な予感がしてまいりました。

「すまん、奢るから手伝ってくれぇっ!」

 ああ、そんな気がしてました。
 そんな嫌な気配がしましたもんね。
 課長、お願いですから私を見ないでください……。
 そう、その仕事の部分は、私と課長にしかわからない事柄だったのです。

「いやじゃあああっ!」

 と言えればどんなに楽でしょう。
 姉にそのセリフを吐いても無駄ですが、課長になら通用するかもしれません。
 今こそNOと言える日本人になるべきなのです。
 ――しかし、もちつもたれつ、というのが基本です。
 困っている人を放って帰るなんてことはできないのです。
 助け合いが仕事の基本です。
 しかし私の体調もかなり困ったことになってきました。
 吐き気がしてきました。頭痛もやばいことになってます。

 困っている人を助けるのは当たり前。

 それは課長もそうですが、私にも当てはまっていました。
 困った私の体調に気付いていた後輩がいたのです。

「課長、○○さんは体調が優れない様なので私が手伝います。その部分なら良く見ていましたから、私にもお手伝い出来ると思います。○○さんは明日大事な用件がありますし、帰らせてあげてください」

 女神です。私にはその後輩から後光が射しているように見えました。
 課長ではありませんが、こいつになら今度何でも奢ってやっていい、とさえ思えるほどです。
 ともかく女神のその言葉に、テンパっていた課長が私の顔に浮かんだ死相をようやく察知しました。

「そうか、そりゃすまんな。君が手伝ってくれるなら助かるし、なんとかなるだろう。○○は帰ってゆっくり休め。明日見てもらわないといけないものも多いしな。ゆっくりするんだぞ」

 いざという時頼りにならない奴だなぁ、とか思われたかもしれません。
 ――が、事実明日、私は本社から来る偉いさんを前にして色々説明したり、やらなければいけないことが多いのです。
 ここは素直に好意に甘えて帰らせてもらうことにしました。
 今日はゆっくり静養して、ゲームも封印です。
 さっそく荷物をまとめ、帰る準備を終えました。
 ですが、帰る前に言わなくてはならないことがあります。

「○○さん、ありがとうな。助かったよ」

 そう、後輩へのお礼の言葉です。
 しかし、いつも愛想のいい後輩が、プイっと顔を背けて 「気にしないでください」 とだけ言い、増えた厄介な仕事を始めてしまいました。
 いつもならもっと会話が弾みます。
 こんなぶっきらぼうな一言で終わるはずはないのです。
 なんだか違和感です。
 ――ですが、仕事が忙しいのはわかっているので、再度礼だけ言って退社しました。

 まぁ、違和感の理由はもうわかりますよね。

 這うようにして帰り、着替えた時に気付きました。
 ああ、そうか、顔を背けたのは社会の窓が全開だったせいだったんだね……と。
 気のせいか、頭痛がさらに悪化したように思います。

 明日、会社に行きたくねぇ……。

 風邪とは別の理由で、今真剣にそう思ってます。
 誰か、困っている私を助けてください……。


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2006年05月06日

No.52 仮装大賞

 第76回(だっけ?)仮装大賞が今日オンエアされた。
 なんとなーく毎回毎回観ているのだが、今回、特に思ったこと。

 採点が甘い

 回を重ねるごとに審査と点数は甘くなり、今回15点に届かなかったのは1組だけという結果に。
 落ちた1組の方だけが非常に目立ってしまうという、珍しい回だった。
 別に番組を批判するわけではない。
 合格したからと言って賞金がもらえるわけじゃなく、単なる最終選考に残ったという意味合いでしかないのだ。
 ――なのだが、私としては 「これも?」「ええぇ、これもかよっ!?」 と納得いかない。
 少なからずそう感じている人は他にもいるんじゃないかなぁ?
 まぁでも地方から遠方から来た人を不合格で帰すというのも酷かもしれないな、とは思うけど。

 あと思うことは、目新しいアイデアが枯渇した、ということ。
 それは今回の作品を見てもよくわかる。
 じゃあ何が賞に選ばれ、選ばれないのか?
 その差は、完成度かなぁ、と思う。

 3位のピロピロ笛は、ピロピロ笛がどういう動きをし、どこまっできるのかをキッチリ把握したうえで、どういう風に魅せるかを細部まで考えた作品だった。
 このへん、同じような作品の流れであったヒザで梅干な人とは違うかな、と思う。

 2位の三面鏡は、使い古された鏡ネタをさらに練りこんだ作品。
 同じ動きをしなければならない、というだけでも難しい鏡を、3枚、しかも角度が違う三面鏡にした時点で、相当の練習を要求されたはずだ。
 それを服まで見事にこだわり、考え抜いてあり、まさに完成された作品だったと思う。
 1位でもおかしくはなかったのだが、やはり鏡で1度優勝の回があった点を考慮されたのだろうなぁ。

 で、1位のバレエでの野球は、特技を活かした馬鹿馬鹿しさ120%の作品。
 特技を活かし、バレエの動きで真剣に野球を演じられると、逆にその凄さが極まって観えた。
 あんな動き、体操とかやってる人じゃないとできないしねぇ……。
 特技を活かして魅せることにこだわった、アイデアの勝利といえる。

 なんか考察すると、今後しばらくは、より新しいアイデアというのはないかもしれない。
 上位に行く組というのは、いかに既存のアイデアを組み合わせて新しく魅せることにこだわったか、もしくは今回のような身体的能力・特徴を活かしたアイデアを考えた人が優勝するんじゃないかなぁ、と思った。

 ……考察はしたけど、出る気はないんですけどね。


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2006年05月05日

No.51 同窓会

 毎年5月5日は中学の同窓会です。
 懐かしい面々が年に一度集まって大騒ぎしております。

 で、現在2次会のカラオケへ突入する――少し前。
 合間を見て帰宅し、慌ててブログを更新中の私。
 こんなんで更新とは言えませんが、このままだと絶対何も書けないので……。
 というわけで、本日はアッサリと本題に入り、さっくりと幕を閉じたいと思います。
 本日の言いたいこと。


 自分で揚げる串カツは、3倍美味く感じる!!


 各自でカツを揚げる店に入ったのは今日が初めてでした。
 いやぁ、こんなに美味いものだったとは……。
 感動のあまり、話そっちのけで14本も食い散らしてしまいました。
 合掌、ごちそう様でした。

 では、2次会へ行ってきます。

posted by BlueTasu at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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