2006年11月08日

No.226 40点の壁

 ビリヤードの遊び方のひとつに、ボウラードというゲームがある。
 ボウラードは1人専用のゲームで、自分の実力がどれくらいなのか、というのをスコアから計ることの出来るゲームで、プロ試験でもこのルールが採用されているくらいなのだ。
 ちなみに名前の由来は、そのスコアの計算の仕方がボウリングを参考にしているからボウラードという……んだと思う。
 で、そんなボウラードのゲームの進め方は以下の通り。

 ――――――――――――――――――――――――――――

 1番から10番の球を使用し、ブレイク。
 そこから第1フレームの第1投目が始まります。
 テーブル上に散った1番から10番までの的球、どれを狙っても構いません。
 ただし、何番の球を、どこのポケットに狙うのか、という宣言をします。
 そして宣言どおりポケットできればよし。
 外れてしまう、もしくは宣言した以外のポケットに落ちてしまった場合、そこで1投目が終了し、引き続き2投目に入ります。(ちなみに1投目、2投目とありますが、決して投げて狙うわけではありません、あしからず。ビリヤードですので、キューで撞いて狙いましょう)
 2投目もどの球をどのポケットに狙うのか、しっかり宣言します。
 こうして2投目を外すまで第1フレームが続きます。
 2投目が終了すれば、第1フレームの終了です。
 1投目と2投目でポケットできた球がそのままスコアとなります。
 もし第1投目で全ての球を落とせばストライク。
 1度外してしまい、第2投目で残りの球を落としきればスペアとなります。
 ボウリングと一緒ですね。
 こうやって第10フレームまで繰り返し、その合計スコアがあなたの実力となるわけです。
 尚、もちろんですが、手球 (撞くときの白い球のことです) がスクラッチ (ポケットに落ちてしまうこと) してしまった場合、これはファウルとなり同時にポケットした的球は点数になりません。
 またブレイク時にスクラッチしてしまった場合は、1投目はガーターとなってしまい、すぐに2投目となってしまいます。
 なので、ブレイクでのスクラッチは非常に痛いミスと言えるでしょう。

 ――――――――――――――――――――――――――――

 ま、そんな感じのゲームである。
 ただボウリングと違うところは、スコアの価値が違う、というところである。
 当然ながら、ボウリングではまぐれでもストライクや、少しコントロールがよければスペアなどもとれてしまうものであるのに対し、ビリヤードでスペアや、またストライクをとることは至難の業だということである。
 ストライクやスペアはポジショニング (的球を入れた後の手球の位置をコントロールする技術) が、しっかりしていないと決してとることのできないのだ。
 そこにマグレといった要素はほとんど入り込む余地のない世界で、私のようなビリヤード歴数ヶ月程度の実力では、到底だすことなど敵わないのである。
 特に第1投目で取り切るストライクなど、夢のまた夢だ。
 
 ボウリングのスコアはストライクやスペアによる、スコアの加算ボーナスがないとなかなか厳しいのは恐らくご承知だろう。
 それでもボウリングなら、少しコントロールを磨けば100点くらい簡単に獲れるはずだ。
 私が始めて小学生の頃に家族でボウリングに行った時は、何故かスコアがぞろ目だったので覚えていて、88点だった。2回目に至っては111点だ。
 つまりマグレでストライクやスペアがでれば、そのボーナスの恩恵で100点くらいは軽いのだ。
 しかしビリヤードのボウラードでは、50点以上とれるプレーヤーがいれば 「お、今日はうまい人が撞いてるな」 という風な印象を受けるくらいなのである。
 具体的に言えば、以下の通り、平均アベレージを見ればランクがわかる。

 ビギナー:     〜 40点
 C  級:  40 〜 80点
 B  級:  80 〜150点
 A  級:  150点以上

 こんなもんであろうか。
 まぁ大体である。

 つ・ま・り

 さきほど例に挙げた50点以上の人、というのは、平均して1フレームで5点、つまり5球くらいを確実にポケットできる人のことで、こういう人は初心者にはなかなかパッとみ、うまく見えるレベルだというわけだ。
 で、ビギナー脱出を目指す私の目標は40点、ということになる。
 ちなみにこれは最高得点ではなく、アベレージが40点にならなければ意味がない。つまり1回きりじゃダメだということ。
 大体4,5回して40点以上をキープできなければ、ビギナーを脱したとは言えないというわけだ。

 40点、されど40点である。
 10フレームあるのだから、1フレーム平均4点、つまり1投ごとに2球ポケットできれば良い計算なのだが、やはりそう計算通りにはいかないのがスポーツである。
 ちなみに私が始めてプレイしたときのボウラードのスコアは、記載したくはないが記載してしまおう。

 5点!!

 なんと10フレームも行なって、合計5球しか落とせなかったのである。
 屈辱――なんと屈辱的な点数であろうか。

「戦闘力たったの5か、ゴミめ」

 てなもんである。うわ、懐かしいなこのネタ。
 とにかくゴミだ。私はゴミだ。ゴミなのである。
 しかしゴミはゴミなりに頑張ってきた。
 プロに基本を教わり、ナインボールやエイトボール、果てはこの間のペアマッチなどのゲームを通じて成長してきた――つもりである。
 もうゴミとは呼ばせない!!
 本日、リベンジを兼ね、1人で孤独にボウラードをプレイしてみた。

 第1ゲーム――38点!!

 惜しいッ!! 非っっっ常に惜しいッ!!
 あと2個落としていればC級だ。さらばビギナー、ビバ、C級だったのに!!
 しかし成長したもんだ。以前はたったの5点だったのに、いきなりスコアが7.6倍である。
 この倍率で成長していけば、1ヵ月後にはプロじゃん!!(無茶です)
 などと調子こいて第2ゲーム開始。

 第2ゲーム――21点!!

 おかしい……さっきまでブレイク後にはポケットと真っ直ぐの球とか、簡単な球がいっぱいあったのに、今回はボロボロ。
 しかも10フレーム中4回がブレイクでスクラッチ。
 そりゃスコアが伸びないわな。
 気を取り直して第3ゲームこそ!!

 第3ゲーム――20点……。

 減ってるやん……下がっとるやんけ。
 第2ゲームよりブレイクぼろぼろでショットもぼろぼろ。
 ついでに言うなら仕事の後なので体もぼろぼろ。
 今日はもうこのへんにしておこう。

 ・
 ・
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 と、まぁ考えてみればゴミからは4倍ほどには実力が上がっている、という証拠。
 しかし40点は遠いなぁ……。
 ビギナー脱出にはまだ時間が掛かりそうである。



posted by BlueTasu at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ビリヤード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
結構本腰いれてやってますねー。
ひとりでできるのがいいね。

わたしはこのルールでやったことないので何点くらいとれるかわかりませんが、
たぶん平均20点(いけばいい)くらいかなぁ

Posted by グリフ at 2006年11月09日 20:31
ども、こんばんわ!
本腰というか、本気というか、遊びはやっぱり真剣にやらないと面白くないっていうのが私のモットーだったりしますので、やるからにはうまくなりたいんですよね。
ボーラードで点をとるためには、ちょっとしたコツがあります。
1番大切なのはブレイク。
ナインボールのようにハードブレイクするのではなく、ラックの真ん中をきちんと割るように、ただしあまり散らばらないように抑え気味に、そしてスクラッチしないようにと、手球を真ん中付近に最初に配置できるよう、引き球でブレイクすることです。
コツさえつかめば常に手球を真ん中にもってくるよう、ポジショニングするだけで高得点がだせる、とのこと。

私にはまだ無理! だけどね。

とにかく最初は、次のことなど考えないで、入れやすそうな球をチョイスし、確実にポケットすること。
1球1球の入れに集中するわけです。

あと、これはオススメなのですが、上手い人と交互にやるのがいいです。
上手な人のあとにやると、上手い人の良いイメージが残っているので勉強にもなるし、自分もそのイメージで撞くことができるので、いつもより若干良いスコアがでる、というわけですね。

何事もチャレンジあるのみ、というわけで、一度プレイしてみてはいかがでしょうか?
Posted by BlueTasu at 2006年11月10日 01:38
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