2006年08月19日

No.149 名馬ファイル vol.04

輝き続ける一等星

Bega.jpg

ベガ

生まれつき脚が曲がっていたため買い手がつかなかった
お代はいくらでもかまわない、そんな声にも買い手がつかず
だが、彼女は周囲の予想を上回る結果を残したのだ

桜花賞、優駿牝馬

牝馬のみが手にしうる唯一のクラシックを2つとも独占
三冠をかけたエリザベスでは敗れたが、その評価が落ちることはなかった

翌年、骨折で引退し繁殖入り
仔は偉大なる母を超えるべく、また母の名を更に高めるかの如く走りに走った

初仔、アドマイヤベガはダービー制覇
二仔、アドマイヤボスはセントライト記念を
三仔、アドマイヤドンは6つのG1を制するに至る

2006年8月16日
くも膜下出血のため、輝き続けた一等星は遂に地に墜つ
しかし歴史は常に彼女を名牝として称え続けるだろう
競馬史を振り返れば、そこに燦然と輝く一等星に人々は魅入るだろう

ベガよ
競馬史に偉大なる功績を遺して逝ったベガよ
ドバイに散ったホクトと共に
先に逝った孝行息子、アドマイヤベガと共に
唯一の牝系として遺されたファルブラヴとの仔に血を託した今
父トニービンも眠る社台スタリオンステーションの墓地で今後を見守っていて欲しい
そして今は安らかに眠ってほしいと願う

我々は一等星の輝きを忘れることはない
今後も遺された星々たちが走り続ける限り
競馬史はより明るい未来へと照らし出されていくはずだ

――――――――――――――――――――――――


競走成績 9戦4勝
獲得賞金 3億77万1000円

1993年 JRA賞最優秀4歳牝馬

〜重賞成績〜
93.桜花賞1着、優駿牝馬1着

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posted by BlueTasu at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 名馬ファイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
彼女の現役時代をリアルタイムで知らない私にとっては、彼女の子供たちの方が身近に感じたりします。
中でも初仔・アドマイヤベガには少し苦い思い出が。と言うのも私、あの世代ではナリタトップロードを応援してまして…こう書けばBlueTasuさんならお分かりかと思いますが(笑)

ベガは競争馬として、母として、本当に素晴らしい実績を残しました。
この名牝の血が後々まで続く事、そして彼女の魂が安らかである事を願います…。
Posted by 佐緒 at 2006年08月19日 13:15
ベガの冥福を祈っていたら、ラインクラフトも逝ってしまいました。
まだ4歳で現役馬。勿体ない事件でしたねぇ……。

ベガは私が競馬を観始めた頃の活躍馬だったりします。そのとき中学生かな。
ですから結構印象深いのですが、正直なところを言うと、私は地方出身のユキノビジンを応援していたので、ベガには煮え湯を飲まされたんですよねぇ……。(ユキノビジンは桜花賞、オークスともにベガの2着)

アドマイヤベガのダービーは、2年連続の3強ダービーでしたね。
ナリタトップロードの鞍上、渡辺騎手の涙には心打たれるものがありました。
ダービーでの1番人気という想像を絶するプレッシャー。しかもそれに応えることの出来なかった悔しさと申し訳なさ。
菊であげた大輪の花は、今でも忘れられない一幕です。

その後、G1という金星を上げるには至りませんでしたが、トップロードが残した、まさに名前通りの道は決して色褪せる事はありませんね。

Posted by BlueTasu at 2006年08月19日 23:26
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