2006年06月23日

No.88 サラブレ7月号

 今月の13日に発売したサラブレ7月号を今頃持ち出すってどうよ、とは思うのだがそこはご容赦を。
 とりあえずこの7月号は、競馬ファンなら絶対見て欲しい。
 つか、ぶっちゃけファンじゃなかったとしても、競馬に興味がなかったとしても見てもらいたいと思った。

 雑誌に付録としてDVDがついていること自体はそう珍しいことではない。
 サラブレは毎週行われている競馬を取り扱う雑誌としては不利である、月間での刊行だ。
 そのせいかこういった特典で読者を得ようとしている節があるのだが、今回のDVDには感動した。
『業界人が選ぶ 見て損のないすごいレース集』 というストレートなタイトルのDVDだ。
 タイトルに偽りなしというか、いや、ほんと凄かった。
 13レースが収録してあるのだが、とくに気に入ったレースの『どう凄いのか?』をちょっと偉そうに解説してみたい。

●1984年 有馬記念
 メンバーが凄い! 豪華絢爛である。
 シンザン以来19年ぶりの三冠馬となったミスターシービー。
 2年連続となる三冠を、しかも無敗で達成した皇帝、シンボリルドルフ。
 そして日本馬初のジャパンカップ勝ち馬にして、そのジャパンカップで上記2頭を破ったカツラギエース。
 TTG以来となる3強グランプリだ。
 カツラギが逃げ、ルドルフが追走し、シービーが追い込む。
 その結末は歴史にまざまざと刻まれる。


●1981年 英ダービー
 競馬発祥の地・英国において最高峰のレース、ダービー。
 その圧倒的なまでの強さを誇ったシャーガーという1頭の馬に注目してもらいたい。
 英国ダービー史上、最強の勝ち方とまで言われたこのレース。
 その声すら発することの出来ぬ強い勝ち方、というものを堪能してもらいたい。


●1997年 弥生賞
 1頭の馬が新馬戦で勝利を収めた。たかだか新馬戦である。
 しかし、その勝ち方は次走、弥生賞という伝統ある、しかもクラシックの登竜門とまで言われる重要なレースで1番人気に推されるほどの圧勝だった。
 その馬の名はサイレンススズカ。
 のちに史上最強の逃げ馬、やサンデーサイレンスの最高傑作、翼の生えた馬、など様々な賞賛と、そして悲しみを背負った馬の魅力が詰まった1戦だ。
 アイルトン・セナが死んだ日に産まれた馬の若き日の激走を見るべし。


●1980年 天皇賞(秋)
 プリティキャストの大逃走、の天皇賞秋。
 有力馬が後方でけん制し合っているまにあれよあれよと逃げ切ってしまったプリティキャストの伝説の1戦だ。
 昔のつたないカメラワークに、周りのとまどい、どよめき、焦りが伝わってくる。
 13レース中、私の一番のお気に入りレースである。


●1983年 オークス
 アドマイヤグルーヴ ← エアグルーヴ ← ダイナカール
 史上初の牝系での3代G1制覇を成し遂げた3頭の原点、ダイナカールのオークス。
 誰にもどの馬が勝ったのかわからなかった、というくらい大混戦。
 ゴール前、5頭が横並びというまずお目にかかれない叩き合い。
 このレースを根性で制したダイナカールだからこそ、牝系を繋いでいっているのかもしれない。


●2002年 ラジオたんぱ賞
 物凄い追込!!
 ゴール前を強襲したカッツミーの末脚を堪能すべし。
 やっぱこういう直線一気なレースは燃える。
 他の馬が止まって見える追込、というのはこういうのを言うんだろうね。


●1984年 ニホンピロウイナー
 短距離ならルドルフも敵わない、とまで言われたニホンピロウイナーの圧勝劇。
 2000m以上の長距離では実力差が着差に現れることが多いのだが、短距離戦でここまでの圧勝劇はなかなかお目にかかれないだろう。
 まさしく、十年早く生まれてきた馬だと思った。
 速さの次元が違った一戦。


 あと、ディープインパクトの今年の春2戦も収録されている。
 春の天皇賞をみるとトップガンが思い起こされてしまうので少々寂しい気持ちになってしまうのだが、やっぱりこの馬の勝ち方は次元が違う。
 競馬ファンにも、競馬ファンじゃない方でも堪能していただけるDVDではないだろうか。
 是非ご覧あれ。



posted by BlueTasu at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
DVDが付録なんて豪華ですね〜。
ネットで調べて13レース確認してみたら、なるほど凄そう…私個人的には、「トップガンの春天はないのね〜(T_T)」とガッカリですが(笑)

今年の春天が終わって、スポーツ新聞の出馬表にあるレコード表記の欄見ながら、
「あぁ、来年からここにマヤノトップガンの名前はないんだな…」
って思って無性に寂しかった(今も寂しい)です。

頑張れトップガン&子供達!!
Posted by 佐緒 at 2006年06月25日 11:30
こんばんわ、佐緒さん、コメントありがとうございます。

マヤノトップガンの春天は、以前のサラブレの特集で 『珠玉の好敵手』 というコーナーにてサクラローレルと一緒に紹介され、そのDVDに有馬記念と春天が収録されていました。
よって、一度収録したものをもう一度、というわけにはいかないようです。

レコード表記は確かに寂しいですが、仕方ないですよね。
ライスシャワーのファンの人も、トップガンが勝ったときにきっとそう思ったはずですしね。

今年の夏競馬はトップガンジョーがサマーシリーズに出走する予定です。
5000万のボーナス目指して頑張ってもらいましょう!
Posted by BlueTasu at 2006年06月27日 00:23
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