2006年05月22日

No.60 街

 連休は終わりを告げた。
 明日から仕事だ、憂鬱だ。
 そうやって仕事が多忙になるとゲームに割ける時間が短くなる。
 つーわけで、私の場合携帯ゲームが多くなるのは致し方ないかなぁ、と思う。
 だって手軽だし、いつでも中断できるから眠くなったらすぐやめれるし、仕事に持っていけるなど、場所を選ばないのも利点だ。
 なんか据え置き型のゲームをやると疲れるのは病気のせいか、それとも年だろうか?
 そんな私が今やっているゲームは、PSPのノベルゲーム、『街』 だ。

 元々セガサターンで好評を博したゲームなんだけど、その評価の割りにあまり売れなかった不遇のゲーム。
 PSに移植する際に、これが売れなきゃ続編が出せないんです、という謳い文句を今でもハッキリと覚えている――うん、たぶんそうだった。(はっきり?)

 私は当初、SSで発売されたときはノベルゲームにまったく興味がなかった。
 PSで再発売されたときは実写ということで敬遠した。
 だけど今、タカに借り、どっぷりとハマっている。
 
 まったく顔も知らない、赤の他人同士の主人公8人。
 そんな彼らが本人も知らないところで繋がり、変わっていく運命。
 ノベルゲームの本質は製作者が作ったレールをそのままなぞるだけ、読み進めるだけで、ゲーム性ってあまりない。
 だけど、街というゲームはそのレールをなぞることが本当に楽しく感じるのは、8人の主人公たちが抱える問題、悩みが面白くまとめあげられているからだろう。

 ノベルゲームは読むゲーム。

 根本的に話が面白くないと成り立たないんだけど、そこはチュンソフト。
 渋谷に爆破予告を解決しようと奔走する おたく ゲーマー刑事。
 自分とそっくりの役者と間違われ、流されるままにドラマの脚本を演じる元ヤクザ。
 宝石店強盗犯の相棒と間違われ、逃走し、必死にその自分そっくりの元ヤクザを演じる不幸な役者。 
 寝ている間、自分の望まない話が勝手にできあがり苦しむプロットライター。
 謎の組織・七曜会から脅迫され、自らも脅迫者となる大学生。
 5日間で17kg (ぐらい?) 痩せないと別れると恋人から宣言され、ダイエットに望む女性。
 1度関係しただけの女性が妊娠してしまい、本命との狭間で揺れる自業自得な高校生。
 軍に従属していたが日本へ帰国、あてもなく故郷を彷徨う脱走兵。

 納得いかない唐突なバッドエンディングもあるけれど、十人十色な主人公をたちをなぞる楽しさが止まらない。
 街ってこんなに面白かったんだな、と感心することひとしきり。
 私は今日も彼らの運命を変えるべく、私はちまちまと進め、ザッピングを繰り返す。

 街、これは面白い。



posted by BlueTasu at 00:33| Comment(6) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自分はSS版所持なのですが、正直楽しめませんでした。というか楽しみ方がわからない、楽しめるところまで到達できないというべきでしょうか。

ゲームというのはどこかで何かを楽しいと感じさせるトリガーが仕込まれていて、それに撃ち抜かれてモチベーションを得るものだと思うのですが、自分はそのトリガーに気付けないのです。

一回目は開始1分くらいで登場人物に魅力を感じられず離脱。ほんの半年くらい前にもう一度、と始めたときはダンカンが死んじゃったところで、ため息をついてそれっきり。あんなにしつこくファミ通の人気ランキングに顔を出すくらいだから、面白いはずなんだけどなぁ。

ちなみに弟切草はそこそこ楽しめましたので、ノベルゲーが嫌いってわけじゃないんですけどねぇ。
Posted by クリス at 2006年05月22日 01:20
クリスさんとこでコメント書いてたらこっちにコメントが^^;
ありがとうございます。

あの魅力の表現って難しいんですよね。
上の文章では結局書かなかったんですが、8人を同時に進めないと次の日にいけないという制限があるんですよね。
結局8人をきちんと導かないと全員分、きちんと見れなくなってます。
つまり、気に入らない登場人物がいても、他の気に入った人を導くために進めなきゃならない。
先が気になるのに他の奴を進めないと続きが見れない。

もどかしいゲームなんですよね。

一気に読ませろ、とか最初は思ってたんですけど……。
いつのまにか8人全員にどこか愛着を感じ、がんばって進めている自分がいます。
それでもちょくちょく上のように読ませろ、面倒、と思うのですが、結局は読んでしまってます。

このへん、完璧に好みがわかれると思います。
話を容赦なくぶっつんぶっつん切られますんで、そのへんをどう捉えるか、それがこのゲームを受け入れられるか、られないかの差だと思います。
Posted by BlueTasu at 2006年05月22日 01:50
ということは、、、誰にも魅力を感じることが出来なかった自分はある意味どうしようもないと(^^;)。

ゲームと現実をいっしょくたにしてるきらいもありますが、やはり実写で描かれていると、その人間の良い部分悪い部分が通常のゲーム以上に見えちゃいますよね。チュンには申し訳ないですが、登場人物が矢井田瞳や所ジョージだったらかなり印象が違ったのかなぁなんて思います。ああやっぱヒドイこと言ってる(^^;)。
Posted by クリス at 2006年05月22日 01:57
実写がネック。
確かにそれはあるかもしれない、というか私はPS版のときそう思ってスルーでしたし。

ただ私、芸能関係の話にはとんと疎いので、役者に対する先入観のなさってのはゲームをする上でプラスだと思ってます。
ダンカン、知らないって言ったら怒られるのでしょうか……。

街というゲームは実写で正解だったのかどうか?

これ結構難題ですね。
でも渋谷という街が舞台である以上、やっぱり実写は正解だったのではないかな。
ただ、話をそのままに役の絵だけでも差し替えることが出来るって機能があったら面白いんじゃないかなって思います。

容量すっげぇいりそうですケド^^;
Posted by BlueTasu at 2006年05月22日 02:06
実写か否かに関してはチュンの方でも絶対的に議論が交わされたと思いますね。なぜなら「じゃあ実写じゃなきゃよかったのか、」という答えが、

 金八先生〜伝説の教壇に立て〜

でしょうから。そうは言ってもこちらはこちらで自分はスルーしちゃってるんですよね(^^;)。なぜなら金八が好きじゃないから。イヤ別に先生自体は別に嫌いじゃないんですけど、あの番組の空気というか、全体的にいろんな意味で「痛い」話が多いじゃないですか。アレがどうも・・・。

弟切草の時にも思いましたが、サウンドノベルというのは「リアリティ」が命なんですよね。だから逆にそのリアリティに抵抗があると、ゲームそのものに入っていきづらくなるのかも知れません。それが怖さであったり、かっこわるさであったり・・・。
Posted by クリス at 2006年05月22日 02:14
そもそも私は金八先生を知らない人間なんですよね。
なので、私もスルーしました。
弟切草もやったことないんですよね……;

サウンドノベルというのは「リアリティ」が命。
確かにそれは思います。
ノベルタイプのギャルゲーとか借りてみたことはあるんですが、「それはないだろ……」 と現実離れした設定に抵抗があり結局やってませんからねぇ……。
ん? それとはまた違います?^^;
Posted by BlueTasu at 2006年05月22日 21:18
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