2006年05月02日

No.48 モンスターハンター2 〜其の参〜

 ROM真っ二つ事件 (4月25日No.41参照) から1週間。
 私は時折弟からROMを借り受け、プレイしている日々が続く。
 狙いはリオレイアの尻尾からとれる、『雌火竜の棘』だ。
 私はリオレイア装備を、剣士・ガンナーともに揃えたいと思っている。
 その場合、必要な棘の数は、調べると膨大な数となった。

 まず腰装備を作成する際に1つ必要。剣士とガンナー用なので、2個いる。
 そしてレイアシリーズをSにするために1ついる。つまり、5×2、10個必要。
 さらにレイアSのレベルを1→2にするために1つ必要。つまり5×2、10個必要。
 合計しよう。全部で22個必要だということがわかった。

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 無茶言うなやっ!!
 髪をかきむしって絶叫である。
 前回も言ったと思うが、尻尾から剥ぎ取れる確率は8%だ。
 つまり12回切って1つ手に入る計算である。
 12×22=264だ。およそ264回も尻尾を斬らねばならない計算である。

 ああ、でもやってやるさ。

 私は棘集めのために、全身全霊を賭ける覚悟を決めた。

 なぜここまでレイアシリーズにこだわるか?
 これにはれっきとした理由が存在する。

 1.剣士の場合、体力+20は非常に魅力的なボーナスであること
 2.ガンナー、特に弓の場合、スタミナによるタフのスキルは必須だということ。
 3.男装備にカッコイイと思える装備がレイアしかないから。

 特に3重要!!
 次回からモンハンをプレイするときは、絶対に性別を女にするとここに誓う。
 男性の場合、外見がほとんど最悪になる鎧が多いのだ。
 女性だと、スタイリッシュに魅せる装備が多いのに、明らかな差別である。

 さて、尻尾斬りだ。

 レイアの尻尾斬りをする場合、狙いは温暖季にすべきである。
 なぜなら、温暖季のクエストには、サブに「レイアの尻尾を斬る」とあり、つまり尻尾さえ斬れば報酬をもらえるのだ。
 このときの報酬は、850Gと、雌火竜の甲殻2〜4個が主。
 雌火竜の甲殻は650Gで売れるので、1回につき実質 2150〜3450Gの報酬が入る。
 さらに運がよければ、火竜の骨髄や、なんと雌火竜の逆鱗まででることがある。
 特に逆鱗はレア中のレアで、パーセンテージにして1%の確率である。
 逆鱗は今後のためにも色々必要となってくるので、棘のついでに手に入れられるのならありがたい話である。
 ちなみに尻尾からも1%の確率ででる。(2%だったかな?)
 尻尾を斬るくらいなら2分くらいで斬れる。
 レイアの出現場所 (密林の6か7) までダッシュし、尻尾を斬って剥ぎ取り、もどり玉を使用してベースキャンプへ行きサブでのクエスト達成。
 こんな感じで進めれば、移動やロード時間などを含めても7,8分に1回はできる計算となる。
 1時間に約8回=33時間の計算だ。

 ……やっぱりやめようかな。

 一瞬クラっときたが、やると決めたからにはやらねばなるまい。
 私は断固たる決意を思い返し、レイアに挑み始めた。

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 1時間経過。

 「なんで8%の棘がでなくて5%の竜骨(大) が4つもでるんじゃああああっっ!!」

 確率なんてそんなもんだよ、と言われそうだが、何故か尻尾から5%の確率で剥ぎ取れる竜骨(大)が8回中4回も剥ぎ取れたのである。
 なんじゃそりゃあっ! とコントローラーを叩きつけそうになり、「いやいやこのPS2は新品だから……」などと思いとどまったり――私の精神状況は早くも不安定であった。

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 2時間半経過。

 「よ、ようやく1個でた……」

 雌火竜の甲殻がすでに63個、雌火竜の鱗が11個、竜骨(大)が6個(ぉぃ)、火竜の骨髄が3個でて、ようやく棘がでたのであった。
 長かった、なんかもう絶対でないんじゃないかと思った……。
 肩で息をしながら私は安堵のため息を吐いた。
 しかしこの1個は、大いなる野望の為の1個でしかない。
 まだまだたりない。もっともっと必要なのだ。具体的に言えば22倍必要なのだ!
 私は休むことなく尻尾斬りを再開した。

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 4時間経過。
 まだ雌火竜の棘は1個しかなかった……。

 「なんで竜骨(大)ばっかりでるんじゃあああっっ!!」

 8%の雌火竜の棘に対し、5%であるはずの竜骨(大)はすでに二桁であった……。
 理不尽だ、なんという確率のイタズラ。
 ここまでくれば最早イジメだ。バグだ!
 かぷこむに電話してやる、イタズラにはイタズラだ、イタ電だ!(最悪)
 そう思い、トイレ休憩もかねてようやく腰を上げたその時であった。
 
 「ただいまー」

 弟が帰って来たのである。
 弟は自分の部屋にモンハン2のロムがないことに気付いたのだろう。
 すぐさま私の部屋へとやってきた。


 「あれ? 兄貴、レイアの尻尾狩り?」

 「そうだよ。でも棘が全然でねぇっ!」

 「ふぅん……でもなんでギルドナイト装備じゃないの?」

 「え?」

 「ギルドナイトシリーズで剥ぎ取りのスキルつけたら、
  尻尾から2回剥ぎ取れるでしょ?」

 「え……えええええぇぇぇっっ!!」


 ……はぎとりスキルとは、1回分余計に剥ぎ取れるスキルである。
 3回剥ぎ取れるゲリョスからは4回、1回剥ぎ取れるケルピからでも2回、つまり1回しか剥ぎ取れない尻尾からも2回剥ぎ取れるというわけだ。
 いわゆる、こういう作業には必須のスキルなわけで……。

 「しらなんだあああああっっ!!」

 しらなんだ、知らなかったよぉおおおっっ!!!
 つまり、4時間もあれば今の私の8時間分は剥ぎ取れたというわけだ。
 今、雌火竜の棘は1個だから、計算上2個はあることになるわけで……。


 「知らんかったんや……。兄貴ってそういうとこ、ぬけてるよなぁ」

 「誰がぬけさく先生じゃああああっっ!!」(絶叫)


 なんだか色々無駄になったような気がしてショック大。
 2倍なら竜骨(大)も20個か……とか思い返してさらに落ち込む。
 ――そんな、かなりのショックを受けた私に弟は言った。


 「ああ、兄貴。それはそうと、俺やるからロム返して」


 ……ひでぇよ、弟。




posted by BlueTasu at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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