2006年04月22日

No.39 4月22日

 今日は私の誕生日。
 でも、この年になると嬉しくないのが誕生日。
 でも祝ってくれる人がいれば嬉しいのが誕生日。

 ……たとえそれが会社の掃除のおばちゃんでも。

 あんた、なんで私の誕生日を知ってるんだ!?(汗
 唐突に 『今日あんた誕生日なんだねぇ。おめでとう』 とか言われ非常に焦りました。
 そして缶コーヒーを奢っていただく。
 しかしこのまま受け取って良いものか?
 大した挨拶も交わさぬこのおばちゃんが、なぜ私の誕生日を知っているのか問わねばなるまぃ!

「おばちゃん、なんで僕の誕生日知ってるん?」

「そりゃあんた、背中に紙が貼ってあるからさ」(どーん)

 ……誰だよ、こんな小学生っぽい悪戯をするのは。
 犯人謎なまま、すっきりせぬ1日が終わりました。


 子供にとって、自分の誕生日というのは1年に1度のビッグイベントだと思う。
 プレゼントにケーキ、そして自分の要望を可能な限り叶えてくれる夕ご飯。
 まさにスペシャルな1日。

 そんなスペシャルな1日は、やはり記憶に残りやすい。
 今日は誕生日記念ということで、思い出せるだけ誕生日にまつわる話を連々と書くこととしよう。


○5,6歳の誕生日
 いきなり記憶がはっきりしなくて申し訳ないが、物心ついて思い出せる一番古い誕生日の記憶。
 確か5歳か6歳だったと思う。
 その日、夕食のあとに、どどーんとテーブルの真ん中におかれたお誕生日ケーキ。
 我が家では滅多にこういう甘いものは買わないので、ケーキが食べたかったら給食にでるか、よそ様のうちでいただくか、誰かがお土産で持ってくるか、もしくはクリスマスか誕生日にしかありつけない。

 今日は私の誕生日ということで、普段カットされているケーキしか見たことのない私に、バースデーケーキ、1ホール分が置かれたりしたもんだから、もう大興奮。
 いつも怒ってばかりの姉も、大好きなケーキの前ではとっても機嫌がよさそうであった。
 やがて恒例のローソク消し。
 部屋の明かりが消され、ローソクの幻想的な炎がケーキを照らす。

 もうね、本当に興奮していたらしいのよ、私。

 ローソクの炎を一気にかき消そうと、大きく息を吸い込んだ私。
 普通に 「フーッ」 って吹き消せばいいだけなのに、風の神様よろしく、「ブーッ!!!」 と凄まじい勢いで吹いてしまい、唾とか飛びまくり。
 さらに最悪なことに、興奮していた私は鼻血がでていたらしく、鼻血もケーキに降り注ぐ大惨事。
 純白のクリームに覆われたバースデーケーキが血染めのケーキになってしまった。

「あれはもう、弟にとって一世一代の、1回だけ使える裏技だね。あんなことされたらもうアイツ以外汚くて食べれないもん。ほんともう、最ッ低!!」

 これが、のちのちまで語られることとなる、血のバースデーケーキ事件であった。
 すいません、反省してますんで蹴らないでください……。


○9歳
 誕生日プレゼントにもらったパーカー。
 フードつきの服を初めてもらったので大興奮(またかよ……)
 鼻水たらしながら

「ぱーかーぱーかー♪」

 などと言っていたような気がする。

「かなり将来が危ぶまれる子供だった」

 とは母の言葉だ。
 それはともかく、そのパーカーを着た瞬間、悲劇は起きた。
 背中に走る鋭い痛み――蜂が潜んでいたのである。
 蜂に刺されたのなんかこれが初めてだったから、もう訳もわからず大騒ぎ。

「うぎゃあああいやぎゃああうああああああんっっ!!」(意味不明の泣き声)

 一体何っ!? 何で泣くのっ!? ってな感じでプレゼントした親も大慌て。
 しかも用意してあった料理をテーブルごとひっくり返すわ、もう最悪。

「あいつの誕生日は呪われている」

 まるで犯人はお前だ、と言わんばかりにそう言い放ち、指を突きつける姉。
 誕生日に呪われてるとか言われる奴はそうそういないでしょうなぁ……。


○13歳
 中学に入って最初の誕生日。
 この頃になるともう慣れたもので、プレゼントは一応用意してくれはするものの、みんなで集まってケーキ、的なイベントはない。
 だが、プレゼントは高価になるというもの。

 この時のことはよぉぉぉく覚えている。
 そう、この日は初めて スーパーファミコン を買ってもらった日だから。
 実はファミコンは買ってもらえず、これが初めてのハードだったりする。
 今じゃこんなにもゲーム漬けな日々なのに、家でプレイできるようになったのは遅かった。
 それまでは隣近所の友人宅に押し込んでやっていたけど。

 ちなみに本体と一緒に買ってくれたゲームソフトは 『スマッシュTV』 というゲーム。
 物凄くマイナーなこれは、洋ゲーテイスト満載の1本。
 親父はなぜこれを選んだのか、今でも謎が尽きない……。


○16歳
 誕生日前日に車に跳ねられ骨折、入院という最悪のバースデー。
 そこへ、のこのこ顔を出す悪友、タカとその面々。

「お祝いだー」

 などと言い持ってきたものをタカがバッグから取り出した瞬間、学校の担任が現れる。
 タカが右手に握っていたのは酒瓶。
 尚悪いことに、担任は生活指導の厳しい先生だったのである。
 タカはその場で停学。
 高校に入学して早々の停学処分になり、伝説となる。
 あの頃から馬鹿だったな、あいつ……。(←人のことは言えない)


○18歳
 何故か18歳の誕生日に、「そういえば昔欲しがってたやろ」などと言われ、親父からファミコンをもらう。
 昔欲しがってたって、もう10年も前じゃ……。
 しかもかなり古いものらしく、1コンのAボタンが効かないという最悪のものであった……。


○19歳
 バイトして貯めたお金と、誕生日に頂いたお金をあわせ、人生初のデスクトップ型パソコンを購入。
 購入理由は単純。

 エイジオブエンパイアがやりたい!

 これに尽きた。
 4,5年くらいエイジをやっていたと思う。
 あれこそ人生初のオンラインゲームであり、過去最大のプレイ時間を費やしたゲームだろう。
 また機会があればやりたい、と素直に思わせる良作。


○本日
 祝いの言葉はあれど、さすがにもうプレゼントやケーキなどはない。
 しかし、帰ると私の好物である鶏の唐揚げが食卓に並んだ。
 こういうのって、やっぱり嬉しくて、そして今日は自分にとって特別な日だったんだなぁ、と実感する。

 まだ結婚して家庭を持つ予定なんかサラサラないし、むしろ相手もいないのだが、やっぱり家族とはいいものだ、と思った。(姉はのぞく)




posted by BlueTasu at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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