2006年04月16日

No.33 TRPGなこと

 以前、TRPGというゲームを紹介したことを覚えているだろうか? (覚えてない人はNo.10の記事へ)
 今日は会社を さぼって 休ませてもらい、大阪某所へTRPGのコンベションに参加した。

 コンベションとは?

 TRPGとは、ある程度の人数が集まらなければできないゲームである。
 そこで月に1、2回程度の頻度で、こうしたファンによる集いがあるワケだ。
 主催者は様々で、TRPGメーカーが主催する大規模なコンベションもあれば、大学のサークルや一個人が開催する小・中規模のコンベションもある。
 今回、私が行ったコンベションは、とある大学のサークルが主催するコンベションだった。
 私は友人の通っていた大学が主催するコンベションに招かれたのである。

 人数は40人に満たない程度。
 少なくもなく、多くもなく。まぁまぁの規模と言えるだろう。
 まず最初に、本日、ゲームマスター(以下GM)を務めてくれる7人の人が壇上に昇った。
 そして1人1人、「今日はこのシステムでこういうゲームをします」という説明とアピールを行う。
 プレイヤーである残りの30数人は、やりたいゲームのGMの名を、第一希望、第二希望、第三希望とにわけて紙に書き提出する。

 さて、私も選ばなくてはならないのだが、誰を選ぶべきか?
 システムはファンタジー、SF、時代劇、中華風、選り取りみどりである。
 だが、残念ながら、楽しめるGMと楽しめないGM、つまり当たり外れというものは存在する。
 会話が中心となって遊ぶゲームだ。
 ましてや知っている人より知らない人の方が圧倒的に多い。
 どういったシステム、というよりGMを選べば、今日という日を有意義に過ごせるかという、まさに究極の選択を強いられるのである。

 こういうときは、紹介のときで声がよく通る、明らかに場慣れしている人を選ぶに限る。
 私は第一印象の順に、第一希望、第二希望、第三希望、と記入していった。
 用紙はすぐに回収され、人数が均等になるよう、主催者の人たちが素早く集計し、発表を行う。
 このへんは何度もこなしているだけあってスムーズだ。

 その結果、私が今日遊ぶのは 『ゲヘナ』 というシステムになった。
 ゲヘナとは、一言で言うならば、アラビアンダークファンタジー、である。
 私は詳しいルールを知らないが、プレイ内容を綴ったリプレイ本というのは読んだことがあるので雰囲気は知っていた。
 ただし、知っているだけ。
 ゲヘナをするのは、今日が初めてであった。

 ――――――――――――――――――――――――


 ゲヘナとは、とある大きな国が丸ごとすっぽり地獄に落ちてしまい、過酷な環境の中、享受者となって遥かなる故郷、地上を目指すゲームである。
 舞台を想像するのであれば、魔法のランプをこすれば煙と共にジンがあらわれる、アラジンや、「開けゴマ」で有名なアリババを思い出してもらえれば良い。
 まぁゲヘナは地獄に落ちてるので、環境がちょっぴり過酷だけど……。

 この地獄の環境の中、ザクムのエキスと呼ばれるものを飲み、人間を超える超人となったものを、享受者と呼ぶ。――いわゆるドラゴンボールの超神水だ。
 享受者は一般の人間の何倍もの視力、感覚、力、技、知恵を身につけることができ、地獄に闊歩する魔物とも対等に渡り合えるようになるのだ。

 さて、TRPGのお楽しみ、キャラクターメイキングである。
 TRPGのキャラクターメイキングはプレイヤー最大の楽しみと言っても過言ではない。
 文字通り自分の分身を作るのだから、ダイスを振るにも気合が入る。
 その作業は、ウィザードリィでキャラクターを作るのに似ているが、やり直しが効かないところが大違い。
 まぁゲヘナのキャラクターメイキングは、ポイントを割り振るだけなんだけど。

 あーでもない、こーでもない、と悩みつつ、約1時間半の時間をかけてキャラクターは完成。
 名前は ブルガーン(適当)
 獣甲闘士というキャラクターで、言うなればトラ人間!
 身体の一部を切り離し、そこに生きた兵器『獣甲』を埋めこんで戦うのが獣甲闘士で、一撃の破壊力に全てを賭けるおっさん。
 強靭力とよばれるパラメータが高いので、防御力もあり、主にパーティの盾として活躍できるハズだ。
 自分よりつぇぇ奴がいるのが気に食わないから享受者になった、という根っからの負けず嫌いの 大馬鹿野郎 である。(知力が最低^^;)

 他のプレイヤーさんのをざっと説明すると、刀士と呼ばれる連続攻撃が(ゲヘナでは 『連撃』 という)得意のファイタータイプの人や、黒炎使いという、破壊を司る黒い炎を自在に操る魔法使いタイプ、白炎使いと呼ばれる再生を司る癒しの炎を操る僧侶タイプ、妖霊使いというランプの精霊、使い魔を使役してみんなの補助や攻撃、回復をしてくれる万能キャラもいる。

 初めてやるが、非常に楽しそうだ。
 とりあえずキャラクターを作成して午前は終了。
 ゲームをするのは午後からである。
 私は一緒にゲームを行う人たちと昼食を共にし、ゲヘナについての基本的なことをレクチャーしていただく。
 やっぱりこういう趣味の人の集まりというのは、会話が弾んで楽しい。
 
 午後、セッション(TRPGを行うのをセッションという)開始である。
 GMさんが展開してくれたシナリオは、アラビアンダークというだけあってとってもダーク。
 街で次々と人が無差別に死んで行く現象に、邪霊が集まり戦闘戦闘、そして情報を収集し、その裏に潜む人物を突き止め、ラスボス戦。
 話の展開としてはシンプルなのだが、そのあとに イズ ベスト! とつけたくなるほど楽しかった。
 ――地獄の底に潜む邪霊、熱砂が広がる砂漠の荒涼とした世界、独特の連撃システムによる戦闘の面白さ、頼りがいがあり、ノリの良い仲間たち。
 ゲヘナという世界を堪能した私は、とても満足であった。
 またやりたいな、と思う。
 そして今度やるときがあれば、


 今度こそは生き残りたい!


 と思った……。
 そう、戦闘でドジって死んだのである。
 まぁパーティの文字通り盾となって死ねたんだから本望だよねぇ……。
 GMさんが最後に、私にとって初めてやるゲヘナで死なせてしまったことを本当に申し訳なく思い、ごめんなさいごめんなさい、と謝っていたのが印象的であった。
 楽しかったから本当にいいんだけど。

 こういうアクシデントも含め、やっぱりTRPGって面白い。
 改めてそう思った1日であった。



posted by BlueTasu at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | TRPG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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