2006年03月26日

No.11 アクシデントの限界

 昨日のブログで私は言った。
 TRPGは物語をみんなで紡ぐゲームだと。
 TRPGは予想外の出来事が楽しいのだと。
 昨日の私は確かにそう思っていた。
 しかし昨日の私に言いたい。

 物事には限度がある 、と。


 TRPGには色々な種類がある。
 DQのようなファンタジーから、SF、ロボット兵器もの、学園もの、伝奇ものなど、様々なジャンルのシステムがあるのだ。
 そんななか、今日高校の仲間たちと遊んだTRPGは、日本で一番遊ばれているTRPG、ソードワールドである。
 日本で一番遊ばれている、というだけあってその知名度はかなり高い。
 一応知らない人には、『ロードス島戦記』 の舞台と言えばわかるのではないだろうか?
 そのソードワールドのGMとして、私が考えた大まかなストーリーラインは以下のとおりである。

@路地で田舎での娘さんがチンピラに絡まれているのを、プレイヤーの1人がたまたま通りがかり、それを助ける。

A助けた娘さんから弟の病気を救う薬を探して欲しいと頼まれる。

Bまず弟が待つ村へと行く

C村へ着くと、すでに弟が手遅れで死んでしまっていることが発覚。

D村へ行くと成仏しきれなかった弟のゴーストとご対面。

E弟を成仏させるために、頼みを聞いてあげる。


 と言った具合である。
 わかりやすくオーソドックスな話にしたのだが、すでに弟が死んでいてゴーストになっている、というのが私なりにひねったところ。
 どうでもいいが、弟がすでに手遅れで死んでいる、と書くのに抵抗があったのは気のせいだろう……。

 E以降のシナリオは肝心な内容なので、タイムスケジュールをつくり、びっしりと設定を作ってある。
 さらに物語を一転、二転させようという腹積もりなのだ。

 ――しかし、最初にも言ったが、何が起こるかわからないのがTRPGである。

 わかっていた。
 十分理解したつもりだった。
 だが、その怖さを理解してはいなかったのである……。


 以降は実際のゲーム内を再現した、リプレイである。
 尚、GMとは進行役のことで私のこと。PCとはプレイヤーキャラクターの略である。


 ――――――――――――――――――――――――――――


GM : 君たちが路地にさしかかったとき、「きゃーっ」という女の子の悲鳴が聞こえてきた。
PC1 : 女の子!? それは行かねば!!(←異性には見境がない)
PC2 : 気になるので僕も行きます。
PC3 : じゃあ私も退屈しのぎに。(ぉぃ
PC4 : 私もひとりぼっちはイヤなので行きます。
GM : じゃあ君らが声のする奥のほうへ行くと、3人の男が1人の女の子を取り囲んでます。
PC1 : その女の子は可愛いですか!!(重要らしい)
GM : えっと……(可愛くないって言ったら助けなさそうだなぁ) カ、カワイイデスヨ。
PC1 : よし! 一目惚れするくらい格好良く助けよう!
PC3 : おー、がんばれがんばれ。

 PC1が可愛い女の子の登場に暴走気味。
 他のPCは雑魚と見たのか(本当に雑魚だけど)観戦モードにはいってます。

PC1 : よし、ダガーを抜いてその1本を娘さんの近くにいる男に投げる。で怯んだところを助け出す!
GM : え!? ダガー投げるの? 娘さんのすぐ傍にいるんだけど?
PC1 : 大丈夫、それを決めてこそヒーローになれるってもんだ!
GM : (本当に投げるのかよ……) ダイス(サイコロのことです)振って、1〜3なら狙い通りに、4,5なら狙いをつけれずに投げれなくて、6なら娘さんに当たっちゃう。――ねぇ、本当に投げるの?
PC1 : 投げます!
PC2 : ちょ、それ危ないんじゃ……。
PC1 : 1〜3でろ!(静止聞かずダイスを投げる) ――ああッッ!!!
PC3 : なぁ、6に見えるんだが……。
PC4 : これってやばいんじゃあ?
PC1 : ど、どどどどーしよぅ?
GM : (頭を抱えながら) えっと……とりあえずダメージ計算して……。
PC2 : とにかく低い目をふれ!
PC1 : お、おぅ! (ころころ、とダイスをふると) ……えっと、クリティカルしちゃった。
全員 : うおぉおおいっ!!
PC1 : (再度ダイスを振って計算) えっと……合計18ダメージなんだけど、い、生きてる?
GM : 一般人だぞ、生きてるわきゃねぇだろーっ!
PC4 : うわぁ、心臓にダガー刺さってるよぉぉ!
PC3 : お、落ち着こう! 時計の12の火が消える前に教皇を倒したら抜けるはず!
PC2 : いや、それ違う……。
PC1 : ど、どーしよぉぉ!
GM : 泣きたいのはこっちじゃああっっ!!


 ――――――――――――――――――――――――――――


 色々悩んだ末に完成したシナリオは、依頼人殺害という前代未聞のアクシデントによりめちゃくちゃになった……。
 何が起こるかわからないTRPG、それが楽しい。
 そう、楽しい。

 でも限度があるわぃっ!

 そう、TRPGってこんなゲームなのである……。(泣)


 


posted by BlueTasu at 23:24| Comment(2) | TrackBack(0) | TRPG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TRPG。大晦日〜お正月、お盆とか人生ゲームばかりやってるわたしにはなかなか良いゲームかもしれませんね〜。
今度やってみますね〜(いつか)
Posted by ビリーヴ at 2006年03月27日 13:29
ビリーヴさんコメントさんくす。

人生ゲームもある意味、ごっこ遊びですね。
私はボードゲームにも色々手を出していて、最近の凝りに凝った面白いボードゲームも持っていたりします。
今度機会があれば紹介したいですね。

また、TRPGをするのであれば、以下のものを用意しましょう。

1.場所
2.ルールブック
3.シナリオ
4.ダイスと筆記用具
5.仲間

1はお喋りで進行するゲームなので、それなりの空間が必要とされます。
公共の場では、地元の公民館や市役所などの会議室。(お金を払えば貸してくれます)
またはカラオケボックス。(事前に使用目的を話さないと怒られます)
一番いいのは自宅などの一室ですけどね。(お金掛からないし)

2はシステムです。最初は先ほどあげたソードワールドTRPGがルールも把握しやすく良いでしょう。経験者がいれば尚良いです。

3はGMが用意しなければなりません。
作り方、考え方などはリクエストがあれば書いてみますかね。(ないだろうけど)
最初はルールブックにも簡単なシナリオがのっているのが多いので、それを利用すればいいでしょう。

4は必須です。
同様にルールブックに掲載されている必要なものを用意しましょう。
キャラクター用紙などは必ずいるはずです。
コピーしちゃいましょう。

5が一番難関ですw 人数がいなければできないゲームだからです。
大体GMを含め、4〜6人はほしいところです。
まずは気心触れた同様の趣味を持つ仲間が良いでしょう。
他には大学などのサークルにもありますし、TRPGをするコンベションなどにも参加するのも手です。
私も良くいきますが、事前に初心者だということを伝えておけばみんな親切に教えてくれます。

とりあえずこんなところでしょうか。
とりあえずって、なげぇよ……。
うん、長文失礼。良いTRPGライフを!
Posted by BlueTasu at 2006年03月28日 01:10
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