2007年06月20日

No.405 事件発生

 これまた子供の頃の話である。

 私の同級生に、仮名・太郎くんというとてもやんちゃな男の子がいた。
 彼の特技はスカートめくり。
 何が楽しいのかさっぱりわからない、というかこの年でやると犯罪だから、子供の頃にしかできない、ある意味、年相応な遊びを趣味にしていた太郎くんは、来る日も来る日も女の子のスカートをめくり続けた。
 しかも彼のスカートめくりのターゲットは同年代とは限らず、下級生、上級生、果ては中学生、高校生、さらにはOLのおねぇさん、その上は……さすがに無かったと思うが、とにかく節操がないことこの上ない。
 しかも、何度となく怒られたとしても、太郎くんのスカートめくりへの情熱は止まるところを知らなかったのである。

 ――が、しかし、彼のスカートめくり人生は、7歳で幕を閉じることとなる。

 小学生になっても太郎くんのスカートめくりの趣味は収まらない……というかエスカレートしていく一方であった。
 そんな1年生の彼が選んだ次のターゲット、6年生のおねぇさん。
 これがいけなかった。
 この6年生のおねぇさんを狙ったが最後、彼のスカートめくり人生の終着点となってしまう。

 要するに、6年生のおねぇさんとは、私の姉のことである。

 太郎くんがスカートを掴もうとしたその瞬間、振り返り様に素早く手刀を振り下ろす姉。

 直撃!

 打ちどころが悪かったのか、変に受けてしまったのか、どういう作用なのかはよくわからないが、その一撃で太郎くんの手首はブラ〜ンと変な方向に曲がってしまった。

 左手首の脱臼。

 姉のスカートを狙った代償がソレである……。
 この事件をきっかけに、太郎くんはスカートめくりをやめたのであった。

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 なぜ、こんな話をしたのかと言うと、昨日の仕事中、最近珍しくなくなってしまった母からの電話で、


「おねぇちゃん、結婚 することになったから」


 という水素爆弾なみの発言があったせいである。

 ――ガチャン

 と、私は茫然自失の態で携帯を取り落としたのは当然の反応であろう。

(数分後。衝撃から立ち直りつつ)

「……相手は?」

「お前と同級生の、太郎くんだよ」

 ――ガチャン。

(再び数分後)

「……冗談ダヨネ?」

「冗談みたいだけど、本当だよ」

「太郎くんって、あの太郎くんだよね?」

「そうだよ」

 ・
 ・
 ・

 当然、昨日は仕事が手につかず……。
 帰宅後、その話を聞いた弟と妹も同じだったらしく...

「……今日の講義、覚えてへん」

 と、ただただ呆然と呟くのみであった。
 ……これはとんでもない事件だ。詳細はまた後日。


posted by BlueTasu at 03:42| Comment(4) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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