2007年02月01日

No.291 テイルズ オブ デスティニーで思うこと

 今日から大阪本社に異動ということで、さぞや忙しくなるのだろうな、などと思っていたのだがそんなわけでもなく、自分のデスクの片付けが終わると、仕事は来週から、ということを言われ時間が余ってしまった。
 んじゃ帰ろっかな、と思ったのだが

「歓迎会やるから終わるまで待て」

 と、ありがたい申し出があったので、マジで時間が余る。
 いつもならここでいそいそとDSなぞ取り出して暇つぶしをするのだが、さすがに初日からたくさんの荷物の中にDSを紛れ込ませるには遠慮があったし、またプレイできる状況ではないだろう、などと思ってもいたので持ってきていない。
 困った、時間が余ってしまった。
 が、ここは大阪本社。
 会社のオフィスビルの向かいではネカフェがあったので、そこで時間を潰すことにした。
 都会バンザイ。

 前置きが長くなってしまったが、そういう状況で今日のブログを更新することができるのはありがたい。
 で、本日の内容は、本社へ向かう電車の中でずっと考えていたこのゲームのことについて書いてみる。
 
 テイルズオブデスティニー.jpg

 PS2でリメイクされた『テイルズ オブ デスティニー』 を会社の人が貸してくれたのだが、私はほとんどやっていない。
 DEENの名曲、夢であるようにが流れるムービーを見た段階で満足してしまった。
 そもそもPS版のデスティニーはクリアしている。
 で、そのムービー自体、PS版とまったく一緒なので、それだとPS2版を借りた意味はまったくなかったりするのだが、それは言わないでくれ。
 まぁ異動のせいでRPGをプレイする余裕がなかったり、三国志大戦DSにハマっちゃったからプレイできていないといった事情もあるが。

 で、結局このゲームは返してしまったのかと言うと、そういうわけでもない。
 実はハルちゃんがハマってしまった。
 私がDSの『三国志大戦DS』をプレイしている横で、ハルちゃんはPS2版のテイルズをプレイしているというのが、最近の我が家の光景。
 ハルちゃんはほとんどゲームをプレイしたことがないので、行き詰ったときなど私がアドバイスしてやって、ちまちまとストーリーを進めている。

 テイルズシリーズの特徴のひとつとして、とにかく良く喋ること。
 街中やフィールドで、セレクトボタンを押せばキャラクターたちの掛け合いがみられる(エモーショナルカード・チャットシステム、とか言うらしい)。
 確かPS版のデスティニーだと、フィールドで一定時間放置していると喋り始めるというシステムだったと思うが、今作では(つか最近のシリーズでは?)セレクトボタンひとつで喋りだす。
 もちろんそれらはストーリーを進める上で、ゲームをクリアしようとする上では、必要のないシステムなのだが、この漫才のような掛け合いがゲーム初心者、ハルちゃんの心を射止めたようだ。
 ストーリーを深く楽しむ上で、キャラクターたちのことを知る上で、とても有用なシステムとなっている。
 ウィズやDQ1やローグといった、記号に過ぎなかった主人公たちも、テイルズシリーズでは確かにそこで生きているんだなぁ、と実感できる。
 そういうのが煩わしい、という人もいるだろうけど、女の子や中高生辺りの年代の方には、このシステムはさぞ魅力的に映るんだろうな。
 実際、弟も妹も、テイルズシリーズは結構好きみたいだし。

 テイルズシリーズの中で、私が唯一クリアしたことがあるのは、このデスティニーである。
 その時の記憶を穿り返してPS2版と比べてみると、全然違うということに改めて驚く。
 セリフも全然違うし、戦闘シーンもグラフィックを綺麗にした、といったレベルのものではなく、システムそのものにメスがはいっている。
 例えばPS版では 『TP』 という、言わばマジックポイントのようなものを消費して技や魔法を使っていたのだが、PS2版ではそれがなくなっており、変わりに 『CC(チェイン・キャパ)』 なんていうものがあったりする。
 これは戦闘中、1回攻撃すればCCが1ずつ減っていく。
 ただCCが続く限り、攻撃が繋がり、連続ヒットしていくという仕組みだ。
 CCは攻撃を停止すれば、ほとんど一瞬で回復するので、初心者のハルちゃんでも適当にボタンを連打するだけで、お手軽に“それっぽく見える戦闘”を楽しむことが出来る。
 技や魔法も、CCを複数消費して使用するのだが、その使い方もボタンひとつだ。
 特に複雑なコマンドを必要としないため、派手なエフェクトがそこかしこで舞い光るし、戦闘中こそ本領発揮と言わんばかりに良く喋る。
 難しいことはなにもない。
 恐らく万人がクリアできる親切でお喋りなRPG。
 それがPS2版のテイルズオブデスティニーの戦闘シーンだ。

 んでもってストーリー。
 これ、色々言いたいことがあるけど、とりあえずひとつだけ。
 とにもかくにもなによりも 『友情』 『仲間』 の二文字が前面に押し出されたクサイイベントシーンの数々。
 私はこれに耐えられない。身悶えしてしまう。
 こんな私は人間失格なのだろうか、などと思ってしまうのだが如何なものだろうか?
 こういうのを見たくてRPGをプレイしているんじゃないんだよなぁ(プレイしているのはハルちゃんだけど)。
 かといって、完全な“記号型”のRPGは、さすがにもうできないと思うけど……。
 じゃあ結局私が求めるRPGってなんなんだろう? と自問自答。
 FF12もクリアしたとはいえ、ストーリーで悶え苦しんじゃったしなぁ。
 だけどマザー3は面白かった、と思った。
 なんでだろう? 思い返せばマザー3も相当ある種の臭さを感じさせるストーリーだったハズなんだけど、不思議と違和感もなく、ストーリーに没入できたんだよな……。

 ここに解答を見た。

 つまり、私にとってRPGとは、喋らないものなのだ。
 セリフはあるが、決して喋らず、文字を目で追い楽しむ、言わばノベライズ。
 FCやSFCでRPGばかりやっていたのも、このノベライズ感覚のストーリーと、戦闘、システムなどが楽しかったんだ。
 私の求める理想のRPG像、というものが、今更垣間見えたような気がしたのであった。

 でもPS2版の テイルズオブデスティニー は、よく出来ていると思う。
 ほんと、万人にオススメできるRPGだと思うよ。


posted by BlueTasu at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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