2006年11月27日

No.247 名馬ファイル vol.10

80年代最強の穴馬

ギャロップダイナ.jpg

誰もが我が目を疑い、勝者の名を確かめようとした

ギャロップダイナ

ゼッケンには確かにそう書かれていた
時が経つにつれ、これは現実なのだと認識する
確定
どうやら間違いではないらしい
皇帝・シンボリルドルフを負かしたのはこの馬だ

それは偶然という名の奇跡だったのか
それとも実力という名の必然だったのか
のちに間違いだったとわかったことだが、最初は皆前者だと思った

「あっと驚くギャロップダイナ!!」

実況・堺正幸アナが発した名フレーズが、翌日の新聞に踊る
この時、知る由もないのは当然だが、皇帝ルドルフを唯一後ろから差した馬となった

「社台から1頭も天皇賞に出走しないのはまずいだろう」

前走、条件戦にも敗れていたギャロップダイナは、そんな理由でGIに挑んだのである
しかもレコードタイムで勝ってしまった
17頭中、13番人気、単勝8820円
文句なし、掛け値なしの大穴であった

翌年、マイル路線を歩みだしたギャロップは1番人気に推された安田記念を快勝
天皇賞がフロックではなかったことを証明した
その後はフランスへ渡り、帰国後も天皇賞(秋)とジャパンカップを走るがいずれも大敗
とうとう引退レース、有馬記念では12頭立ての11番人気とブービー人気にまで落ちた

GI2勝馬に対し、ブービー人気とは失礼な

馬がそう言ったのかは定かではない
しかし、そうとしか思えない走りを再び披露してのけた
暮れの中山の大外を、ギャロップが1頭、もの凄い末脚で駆けて来る
先頭を行くダイナガリバーに、あと半馬身
そこがゴール
3度目の勲章には届かなかったが、観衆はまたしてもあっと驚いた

この2頭の社台のホースは、共にノーザンテースト産駆
有馬記念の表彰式には、勝ち馬だけでなくギャロップダイナの姿も見え、観衆は惜しみない拍手を送ったのだった

重 賞 成 績


posted by BlueTasu at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 名馬ファイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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