2006年10月28日

No.220 天皇賞・秋

 菊花賞が終われば天皇賞。
 3歳が頑張った後は古馬の出番だ。
 が、今年は3歳馬、アドマイヤムーンとサクラメガワンダーが出走。
 まぁ3歳馬の出走は良くあると言えばあるのだが、前日までの1番人気馬が牝馬、スイープトウショウと、あまり過去に例のない雰囲気が漂っている。
 伝統の府中の2000m、秋の盾。
 以前は魔物が棲むとまで言われていたが……。
 大混戦となった秋のG1、前半戦のビックレースを獲るのは一体どの馬だろうか?

 はっきり言って何が勝ってもおかしくない、それほど予想困難なレース。
 恐らくその原因は、大本命馬、トップガンジョーが故障のために回避してしまったからだと思われる!(個人的予想)
 そのため、どの馬にもチャンスはあるような気がするし、逆を返せばどの馬にも疑問符が付き纏う。

 スイープトウショウは気性的に成長したと言うが、去年の例もある。
 輸送競馬となる今回はどうなのか?
 アドマイヤムーンは皐月、ダービーとも連に絡めず。
 札幌記念もレベル的に疑問だし、大一番ではどうなのか?
 コスモバルクはやはり日本でのG1成績にムラがあり、信頼感欠ける。
 ダンスインザムードも一昨年、昨年と好走しているがやはり気難しい牝馬だけに全幅の信頼はおけないし、ダイワメジャーも毎日王冠を勝ったとはいえ2000mの東京はどうなのか、とまだ疑問。

 現在の10倍以下人気をざっと考察しても、やはり首を傾げてしまうメンバーなのだ。
 予想困難。これはもう当日の馬体重とか見て判断したいなぁ、と思うのだが、今のところは……

 ◎ダイワメジャー
 今年も確たる逃げ馬不在。強いて言うならローゼンクロイツくらいのものだが、今回は大外枠だし差しに徹しそうな気配。
 そんななか、先行し、押し切る力のあるダイワメジャーが私の中では台頭。
 ただその先行力が仇となってハナを切ってしまわないかとちょっと懸念する。
 ハナを切って逃げ切るイメージはないだけに、2,3番手で折り合えば、毎日王冠の再現があってもおかしくないと思われる。
 あとは不安材料の距離延長の200m分だが、そこはG1馬の底力でひとつよろしく。

 ○ダンスインザムード
 一昨年からの実績と、毎日王冠での好走、そして今年ヴィクトリアマイルを制した力を考えればここは対抗してくるはず。
 今年唯一連を外した安田記念も位置取りが後ろからになったからと理由は明白。
 内枠の利を活かして先行すれば、2年連続牝馬Vの可能性も大と見るが……。

 ▲オースミグラスワン
 前走8着ながら、実は毎日王冠で一番の上がり時計をマークした馬。
 位置取りが後ろ過ぎたという敗因がわかっているのだから、今回はそれなりに動いてくるはず。
 一発あってもおかしくないかな、と思う反面、まだこの大舞台では役不足な感も否めない。
 が、菊花賞でエルコンドル産駆が勝利したのだから今回はグラスワンダー産駆が頑張る番かな、などと勝手な想像からの単穴抜擢。

 △コスモバルク
 本来なら本命印を打ちたい当馬。2000mという距離もベストだし。
 ただそれ以外に強く推挙できる材料がなく、実力は認めるもG1は届かない、というイメージが未だに残っている。
 ここ2走、連続2着と連を確保しているが、勝ちきれていないのも確かだしね。

 △アドマイヤムーン
 平成の盾男が鞍上、連体率の高い3歳馬、秋盾と直結する札幌記念の覇者、母父が秋盾に強いサンデーサイレンス、と枚挙に暇がないほどプラス材料に恵まれたアドマイヤムーン。
 ただ、2000mで未だに2分を切る競馬をしたことがないというのが不安だし、やはり大一番での実績のなさも気になる。

 ×スウィフトカレント
 2年連続1〜3着までサンデー産駆が独占の秋天。
 そんなサンデー産駆のなかでもG1実績に劣る当馬だが、得意距離の2000mで1発があってもおかしくないな、と思わせる血統。
 前走は脚を余しての4着。
 瞬発力を活かすスピードレースなら台頭の余地ありかと。
 鞍上も魅力だし、東京実績のあるアサクサデンエンという血統も良いね。


 というところ。
 スイープトウショウは京都競馬場で行われるなら本命なんだけどなぁ……。
 G1勝利はいずれも関西だし、実績、切れ味、気性的成長は認めるも買えないですかね。

 例によって5000円分の馬券を買うなら……買い目を増やすよりも、男らしく本命対抗のダイワメジャー、ダンスインザムードの馬連4000円分とオースミグラスワンの単勝1000円分、と行きますかね。
 ま、当日絶対気が変わるとは思いますけど……。

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 話し変わって、本日のG2、スワンSの話題に触れなければいけないでしょう。
 マヤノトップガン産駆のプリサイスマシーンが復活となる見事なG2制覇!
 仕事中、休憩時間をずらしてテレビで観ましたよ。震えました。
 2年前のマイルCSでは5着と健闘した当馬。
 もう1走だけ大仕事を果たしてくれないかなぁ、と期待が膨らみましたね。
 頑張れ! マヤノトップガン産駆!!!

 ――――――――――――――――――――――――

 あと「いつになるんだ?」とそろそろ問い合わせが怖い競馬クイズの回答ですが、現在鋭意作成中であります。
 遅くなって申し訳ない。
 実は回答をメモったファイル、きちんと保存できてなかったらしく、真っ白だったんだよねぇ……。
 明日は無理だと思いますが、なんとか来週中にはきちんとできるように努力します。
 もう少しだけお待ちください。ごめんなさいっ!
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2006年10月27日

No.219 外食

 先日、銭湯へ行ったメンバー、5人+3で食べに出かけた。
 一応改めて紹介すると、私、弟、妹、タカ、タカの妹の5人が先日の銭湯へ行ったメンバー。
 それから姉と、何故かハルちゃんとその友人のゆうさんであった。
 当初、銭湯へ行ったメンバーのみで外食に行く予定だったのだが、ハルちゃんとゆうさんが何故か加わり、行く間際になって姉に捕まったため、急遽8名という大人数での食事会となったのである。

「今日はワシの奢りじゃあっ!!」

 恐ろしいことに、今回はタカのオゴリとなるはずだったのだが、どこをどう間違ったのか、姉がオゴってくれることになった。
 いつも外食ではビタ一文払わない姉が、一体どういう風の吹き回しなのか!?
 恐る恐るその理由を聞くと...

「1000円で28箱になった」

 という。
 昨日の休日、一日中家にいないなと思ったら、パチンコへ行っていたらしい。
 どうやらそのときに相当儲けたようだ。
 私はパチンコのことは詳しく解らないのだが、28箱という数字がどれだけ凄いのかだけはわかる。
 よくテレビなどで銀色に光る玉が入った箱を積んでいるのを見かけるが、28箱も積んでいるのなど見たこともない。
 恐らく相当な金額になったのであろうと思われる。
 なんという強運の持ち主であろうか……。
 ともかく姉の機嫌は今年一番、というほど良い。
 これはもしかしたら何か、普段は手を出せないような美味しい店に連れて行ってもらえるかも...

 くら寿司.jpg

 くら寿司かよッ!! (注:実際に行った店舗の写真ではありません)

 行った店は、お安い回転寿司のチェーン店と全国区で(たぶん)有名なくら寿司であった。
 まぁ奢ってもらう店に文句つけるわけにはいかないけど、そんだけ稼いだんならもうちょっと高い店に連れてってくれよな……などと思わないでもない。
 しかし、くら寿司は姉にとって伝説の店であった。

 以前、えらく雨と雷がひどい中、家族で食べに来た。
 そしてみな、ほとんど満腹に近いくらい食べ終わっていたその瞬間、物凄い稲光と共に轟音が喧騒で沸き返る店内まで鳴り響き、停電がおこったのである。
 恐慌状態になる店内。
 そんななか、一人のツワモノがいた。
 言うまでもないが姉のことである。
 停電は一瞬のことだった。
 恐らく待機電源か何かを作動させたのであろう。
 その間、10も数える間くらいの時間しかなかったハズだ。
 しかしその一瞬の間で、姉は恐るべきスピードで皿を回収していたのである。
 くら寿司の特徴として、お皿をテーブルの横にある皿回収ポストみたいなところへ放り込むことができる。

 皿回収.jpg ←こんな奴

 放り込んだ枚数はしっかりとカウントされるのだが、停電の間、当然電気の力でカウントしているわけだから、そのチェックは停止する。
 本当に一瞬のうちでしかなかった停電の間、姉は二十数枚の皿を放り込んでいたのである。
 停電になった瞬間、即である。
 これにより、3000円分くらいの皿をタダ食い状態だ。
 帰りの車の中、勝利者インタビューを受けたかのような口調で姉は言った。

「今日雷が鳴っていたときから狙っていた」

 確信犯であった……。

 ・
 ・
 ・

 くら寿司へ来たのはそれ以来である。
 姉は天を仰いで言った。

「今日は荒れそうにないな……」

 機会があればまた狙っているようであった……。

「まぁ今日は、前回ようけ食べさせてもろたし、売り上げに貢献したろか」

 どこまでも不遜な姉であった……。

 店内に入り、待つことしばし。
 運よく2つ、向かい合ったテーブル席が空いたので案内された。
 こちらは8名。当然1つのテーブルでは座りきれなかったのである。

 回転寿司、それは好みの違いが顕著にあらわれる場所である。

 私の好みは、鯛やハマチ、あとサーモンといったところ。
 変わったところではシャコなんかも好きだ。
 ハルちゃんは何故か軍艦巻き系が多かった。
 ネギトロ巻き、とかいくらとかウニとか鉄火巻きである。
 妹はイカとか赤貝とか、歯ごたえのあるものが好きなようだ。
 弟は最初にうどんを注文し、茶碗蒸しも食べていた。
 基本的に寿司があまり好きではないようである。
 尚、ゆうさんはまずビールを頼み、飲みまくっていた。
 
 変わっているのがタカとその妹。
 この2人、ハンバーグとか生ハムとかエビフライとかそんなのばっかり。
 寿司なんだから魚食えよ!!
 この兄妹、もしかして似たもの同士なんだろうか……。

 結局8人で食べた合計は、寿司皿104枚。
 あとは赤だし3杯、うどん1杯、ビール4本と言った具合であった。
 満腹である。

「ご馳走様でした〜」

「うむ、くるしゅうないぞ」

 姉は鷹揚に頷き会計へ。
 終始ご機嫌であった。
 ま、こういう日もたまにある、ということで。
 こういう機嫌の良い日が続けばいいんだけどねぇ...

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2006年10月26日

No.218 無垢なる陰謀

 昨日の私はとても張り切っていた。
 中古とはいえ、新しいゲームを購入したのだ。
 シャイニングフォース・ネオをお腹いっぱいプレイするために、仕事を早く終わらせて帰りたい――そんな子供のような単純な理由ではあるが、私はいつにもまして頑張っていた。
 人は頑張ると、それに比例して疲れる。
 しかし、目的――現在で言うゲームをプレイする時間を捻出する、という明確な目的があれば、たとえいつもより頑張ったとしても疲れない。
 そう、確固たる意思があれば、疲れを感じないのだ。

 ――が

 今の私は非常に疲れていた。
 いや、燃え尽きた、という表現の方が正しい。
 なんというか、目の前の惨状に、私はただ立ち尽くすのみである。
 過ぎ去った嵐を、ただただ呆然と見送るしかないのである。
 その日、当然のように帰宅など許されず、会社に泊まりこんでの仕事となったのであった。

 ――話はその日の昼食後に遡る。

 午前からアクセル全開のフルスロット、42.195kmのフルマラソンを、スタートした瞬間から、100m短距離走のごとき勢いで突っ走るかのように突き進んでいた私は、午後の休息をいつものようにハルちゃんと過ごしリフレッシュ。
 その後、余韻に浸ることなくひたむきに作業を進めていった。
 周囲も私のひたむきさに感化されたかのごとく、静かに、黙々と己の仕事に没頭した。
 この部屋にはカタカタカタというパソコンのキーボードを一心に打ち込む音だけが響き、階下からは重低音を轟かせて生産ラインが澱みなく動いている。
 この時の職場環境は、まさに社長が理想とするかのような静謐さと神聖さに満ち溢れていた。
 
 ――しかし

 思わぬ闖入者の登場により、その静けさは打ち破られた。

「はい、ここがパソコンルームです」

 唐突に扉が開き、ハルちゃん登場。
 その後ろには、蜜に集るアリのような小学生の群れが広がっていた。

「おじゃましま〜す」

 声変わり前特有の甲高い子供の声が大合唱となってご挨拶。

「はい皆さん、こんにちわ、は?」

「こ〜ん〜に〜ち〜わ〜っ!」

 後ろに控えていた先生が生徒たちに挨拶を促す。

「こ、こんにちわ……」

 私は呆気に取られて返事するのがやっとである。
 そうだ、そういえば昼休み、ハルちゃんが地元の小学生たちが社会見学に来る案内をしないと、なんて言っていた。
 そうか、この子供たちは社会見学のために来た子たちらしい。
 そして、小学生でも1年か2年の低学年であるようだ。
 とても先生に従順である。

「ここでは、1階の機械をスムーズに動かすための……」

 ハルちゃんは、そんな純真無垢といった感じの子供たちに仕事の内容をわかりやすく、噛み砕いて説明していた。
 私はと言えば少々呆気にとられたものの、すぐさまモニターに向き直って仕事を再開することにした。
 そう、私には早く帰ってシャイニングフォースをしなければならないという崇高な使命がある。
 こんなところで時間をロスしてはならない!

 カタカタカタカタカタ...

「わー、はやーい!」
「うちのおじいちゃんよりはやーい」


 じいちゃんかよっ!!


 思わず子供の言葉に反応して心の中で突っ込んでしまう私。
 いかんいかん、仕事に集中しなければ!!

「はい、では何か質問があれば手をあげてください」


 「は〜い!!」「はいはいはいは〜い!」


 一斉に全員が手を挙げる。
 だめだ、五月蝿くて仕事に集中できない!!

「はい、じゃあそこの真ん中の男の子」

「えっと、おじさんに質問です!」

「おじさん……」

「そのパソコンで、いちにちになんもじ書きますか?」



 んなもんわかるかーっ!!



 そんなもんいちいち数えられるかぃッ!!
 だが、何か答えねば、納得する回答をしなければならない!

「そうだねぇ、数え切れないほどたくさんの文字を入力します」

 精一杯の返答。しかし質問した男の子は困惑顔であった。
 そんなに具体的な数字で言ってほしかったのか!?
 いや、無理だから! そんなことわかんないから!!

「はい、じゃあ次は後ろの女の子」

 とりあえず質問コーナーは続く。

「はぁい、おじさんはけっこんしていますか?」


 仕事にまっっったく関係ねぇっ!!


「いえ……していません」

「あはははー、してないんだってー」「ほらねー」「やっぱりー」

 後ろで頷きあうなよっ! ほらね、とかやっぱり、とか言うなよっ! しまいにゃ泣くぞ、こんにゃろうっ!

「はい、つ、次はそこの男の子」

 微妙に笑いを堪えながら喋るハルちゃん。
 おのれ、覚えておくからな……。

「おじさんはどれだけきゅうりょうをもらっていますか?」


 言えと!? 子供たちの前で安月給を暴露しろとっ!?


「な、ないしょです……」(←かなり頑張っている)

「えーっ!?」「ないしょかよー」「おとなっていつもさー」

 その一斉にブーイングをあげるのはやめてくれ!? ここはメジャーの球場か!? アウェーなのか!?

「つ、次は、そこの、女の子」(←必死に笑いを堪えている)

「……」(←かなり憔悴ぎみ)

「はぁい、そのぱそこん、もっと近くでみせてもらっていいですか〜?」

 前列にいた女の子は、なぜかパソコンに興味津々。
 身を乗り出して言って来た。

「触らなければいいですよ」

「わぁ〜」「ぼくもみる〜」「わたしも〜」

 一斉に押し寄せる小学生。
 何!? このパソコン、何がそんなにこの子たちを惹きつけるの!?

「みんな〜、触っちゃだめよ〜」

 大事があってはいけないと先生が慌ててみんなに注意する。
 関係ないが、この先生、かなり胸が大きかった。

「こら、押すなよっ!」「いた〜いっ!」「なにすんだよぉっ!」

 押し合い圧し合い、狭い部屋が子供たちいっぱいで溢れ返る。
 さながら満員電車、もしくはライブ会場のような様相に。
 当然、悲劇は起こった。

 ――ぶつん

 一瞬モニターが揺らいだ後、事切れるかのように真っ黒になってしまったモニター。

 ――ぶぅぅぅん……

 低いファンのまわる音が途絶え、沈黙したパソコン。
 誰がやったのかはわからない。
 誰がひっぱったのかはわからない。
 見事にパソコンのコンセントが抜けていた。
 つかパソコンのコードは全て後ろにパソコンの後ろにまとめられているわけで、これを抜くには後ろにまわらなくてはならないのだが……小学生たちは小柄な体格を活かし、机の下からもぐりこみ、いつのまにやらパソコンの後ろにも子供たちがいた。
 恐らくこの後ろにいる子達の誰かがコードを踏んだのか引っ掛けたのか、それとも引っ張ったかしたのだろう。
 だが、誰がやったとかそんなことはどうでもいい。
 これにより、今日頑張ってきた入力したプログラムのほぼ全てが失われ、そして、今現在動いている生産ラインが止まろうとしていたのであった。

 ――がしゃん

 キーボードに顔面を突っ込んで倒れる私。
 終わった。何か色々終わった。

「あ、おじさんしんだー」

 何故だか喜ぶ子供たち。

「ひぃぃ」

 事態に気付き、慄く先生。

「はは、あはは……」

 笑いを絶やさぬハルちゃん。(乾いてるけど)
 様々な騒動と混乱を引き起こし、


 『ありがと〜ございました〜』


 子供たちは満面の笑みを浮かべて帰っていったのであった……。

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2006年10月24日

No.217 お買い物

 なんつーか、最近ゲームをやっていない。
 ヒマがあればビリヤードばっかりやってる気がするし、仕事の合間のPSPではダビスタPくらいしかやっていないのである。
 ちなみに皆さん、お忘れであろうかと思われるが、このブログのタイトルは、げぇむなる脇道、である。
 全然げぇむやってねぇ。脇道しかないじゃん。
 これはいかん。何かしなければ。何かゲームしなければ!

 よくわからない心理状態に陥った私は、追い詰められた子猫のごとく馴染みのゲームショップへと仕事帰りに立ち寄った。
 右を見ても、左を見ても、ゲームがこれでもか、と所狭しに並んでいる。
 ファミ通を購読しているおかげで、このゲームはこんなゲーム、という知識だけはある。
 しかし、何が面白いのかはわからない。
 何の目的もなしにゲームショップへやってきたのだ。

 まず最初、目に留まったのがギャロップレーサー8だ。
 私はギャロップレーサーがあまり好きではない、ということは以前サラリと触れたことがあるような気がする。
 しかし今冬、ギャロップレーサーオンラインがサービス開始予定、というだけあってこのタイトルを避けて通るわけには行かない。
 サービス開始前にこれで練習するのもいいかな、などと思い手に取る。

 3980円。

 高い、高すぎる。
 手に取った瞬間ヤケドしたかのような反応の速さで棚に戻す私。
 これなら1ヶ月待って4800円のギャロップレーサーインブリードを買ったほうが得策であろう。

 次に目に付いたのはDSのポケモンと、ルーンファクトリー -新牧場物語- の2本。
 ポケモンは某常連さんが強烈に褒めちぎっていたタイトルである。
 でもなぁ、私、ポケモン全然知らないし、なんだか小さい子がプレイするゲームといった感があって、手に取るのをためらってしまうのだ。
 ルーンファクトリーは大いにそそられた。
 牧場物語とかワールドネバーランドみたいな箱庭世界は大好きで、ああいったチマチマした作業は大好きだったりするのだ。

 でもなぁ、やっぱりどっちも高いんだな。

 来月、Xbox360とカルドセプトを購入予定としている私にとって、今の時期、出費は何が何でも抑えねばならないワケで、4000円あればXbox360のメモリーユニットが買える価格。
 やはり高い。

 というわけで、中古コーナーに移動。
 古くて安いが、私自身やったことがなくて新鮮味のあるゲーム。
 できれば以前、気にはなっていたが結局手を出さなかったゲーム。
 そんなものがあればよい。

 というわけで発見したのがこの3本。

・ローグギャラクシー 1580円
・モンキーターン 1980円
・シャイニングフォース・ネオ 980円

 RPGは忙しくて時間が取れない、という理由で敬遠していたが、仕事がヒマになってきている今の時期ならできるかもしれない。
 ローグギャラクシーは去年の暮れに発売された大作RPGで、ドラクエ8の開発を行ったレベルファイブが開発した作品として有名。
 確か発売元のソニーが、ミリオンセラーにならないと社員がクビになるほどの開発費&宣伝費をかけていたらしい。
 実際はその半分もいかず、30万本が売れた程度だったと思うんだけど……その後クビにはなったのだろうか?
 ともあれそんな話題作には全く手付かずだった私。
 今ならそんな話題作が1580円で購入できる。これはいっとくしか?

 モンキーターンは競艇の漫画をゲーム化したもの。
 なんつーか、原作のファンとしてはプレイしとかなくちゃ!? みたいに思っていたんだけど、実際競艇のゲームってどうなのさ? ってことで敬遠気味。
 だけどこの価格なら話は別。
 ためしに買ってみるのもいいかなぁ。

 シャイニングフォース・ネオはセガのアクションRPG。
 そもそもシャイニングフォースはシミュレーションだったんだけど、いつのまにやら色々派生しまくってアクションRPGになってた。びっくり。
 確かどこかで面白い、とか言われていたように思う。
 価格はこの中で一番手ごろな980円。

 迷う。
 非常に迷う。
 全部買う、という選択肢はあるが、それならDSの2本のうちどっちかを買ったほうがいいじゃん、って気になるし。

 というわけで結局...


 シャイニングフォース・ネオ.jpg


 これにしました。
 決め手は価格、ということで。
 面白かったらここで書きます。

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2006年10月23日

No.216 The 銭湯

 今日もクタクタになって帰宅する。
 さすがに連日泊まりこみ、というほどではないが、それでも1日頑張って働けば、人間誰しも疲れがたまる。
 たまった疲れは洗い落とせ。
 これが日本人の思想、伝統だ。
 そう、疲れたときこそ水を惜しげもなく注ぎ込み、じっくりと適温に暖めた湯船に浸かりこむのだ。
 そして湯上り後はコーヒー牛乳でも飲んで、涼みつつ本を読みながらうとうとし始めたらあとは寝るだけ。
 そうすれば翌日、疲れも残さずまた元気に働けるってもんである。
 誰かも言っていたよな、風呂は命の洗濯だ、と。

「ああ、そういやすっかり忘れてたわ」

 帰宅早々、風呂に入ってサッパリさせたかったのだが、うっかりさんな母は風呂を掃除し忘れていた。
 時刻は8時半。今から掃除して水を張り、沸かしていたのでは10時になってしまうではないか。
 私が欧米人なら、シャワーで済ますところだが、日本人な私はシャワーごときで満足はできない。
 こういうとき、庶民の強い味方が存在する。

 かぽーん♪

 そんな効果音が非常に似合う、銭湯である。
 私のうちの近所には、そんなに大きくはないものの、サウナと電気風呂を備えた銭湯がある。
 150円支払うだけで誰でも利用できるこの場所は、町民の憩いの場として長く親しまれてきた。
 私も昔はこの銭湯を週に3,4回は利用していたものだが、最近ではめっきり行くこともなくなったものだ。
 でもまぁこんな状況である。利用しない手はないではないか。

「あれ? アニキどこ行くの?」
「あれ? お兄ちゃんどこ行くの?」

 帰って来たばかりだというのにまた出かけようとしている私を、弟と妹が目ざとく発見し、声をハモらせて質問する。
 風呂が沸いてないから銭湯へ行く。そう告げると...

「じゃあ俺も行く」
「じゃあ私も行く」

 と、これまた綺麗にハモった。さすが双子である。
 その時、携帯が鳴った。タカである。

「今から遊びに行くから」

 さすがミスター非常識。「行っていい?」ではなく、すでに「行くから」と決定事項となっている。
 今からは銭湯へ行くから、と告げると、「じゃあ俺も行く」 とのこと。付き合いの良い奴である……。

 私、弟、妹、タカ、タカの妹。

 なんと総勢5名で銭湯へ向かう。実に多彩な顔ぶれである。
 ちなみにタカの妹を見たのは久々であった。

「銭湯へ行くっつったら、私も行くって言うから連れてきた」
「こんばんわ〜。ご一緒させてくださいね〜」

 兄と違ってとても礼儀正しい妹さんは、ペコリと頭を下げて挨拶してくれた。
 この丁寧さのDNAが、なぜ兄にはまったくないのかが不思議でならない。

「こ、こんばんわ」

 タカの妹さんの登場で、いきなり緊張する弟。
 実は弟はタカの妹に惚れていたりする。
 この手のことには奥手なのか、まったくリアクションを起こそうとしないので、一切進展はしていないが……。

 このメンツが揃って銭湯へ行くのだ。
 何かないほうがおかしい。

 とりあえずは無事銭湯に到着。“桜湯” の暖簾をくぐり、女性陣とは別れ、番頭さんにお金を支払い脱衣所へ。
 脱衣所へ入った瞬間裸のおっさんが3名、前も隠さず談笑していた。
 ちょっと吐き気がした。パンツくらい履けよ。

 ともあれ服を脱ぎ、たたみ、鍵をかけ、いざ出陣。
 中からはちょろちょろと水音が聞こえ、視界には湯気がいっぱいにたちこめていた。うん、銭湯へ来たって感じだ。
 数名の先客がいたが、もう9時ということもあって数人しかいない。
 銭湯のマナーとして、まずは湯船に浸かる前によく身体を流す。
 それからタオルは湯船に浸けないように。
 あとはゆっくり湯船に浸るべし。
 気持ちいい〜……。疲れが湯に溶け出していくかのような錯覚を覚えるほどだ。極楽である。

「銭湯なんて、ひっさびさやなぁ」

 弟もリラックスしている。
 弟は今、受験勉強で忙しい。こういうところで疲れを癒すのも良いだろう。

「12、13、14、15、16……」

 一方、タカと書いてバカと読むもう一人のおっさんは、何故か腕立て伏せを始めていた。なんでやねん!

「筋トレしたら汗でるから、汗を流れ落とす風呂でやるのが効率的じゃね?」

 それがまぁ家の風呂場でなら良い。だがここは公共の場である。
 間違っても銭湯でやることではない!

「じゃあ勝負しよう!」

 腕立て50回、腹筋50回を真っ裸で行った後、タカはそう言い放った。
 何故 「じゃあ」 なのかはわからない。
 が、タカは何事においても勝負が大好きなので、こういう申し出はよくある。

「なんで風呂場に来て腕立て伏せで勝負せなあかんのだ」

「違う違う、銭湯らしい勝負しようぜ! そう、どっちが長く湯船に浸かっていられるか、我慢比べ勝負だ!」

「疲れをとりに来たのに、なんで疲れるようなことせにゃならんのだ。一人でタイム計って記録でも作っとけ」

「つまらん男やな〜お前は。そんなんだから2ヵ月後にハルちゃんにふられることになるんだぞ」

「不吉な予言をするなっ!」

「そう、お前が俺に負けたら予言どおりになてしまうだろう。もちろん逃げも論外である。くくく、どうする?」

 わけのわからんことを言う奴である。

「弟くんはやるよな?」

「別にええよ」(あっさり)

「はい決定!! 負けたら晩飯オゴリな!」

「……なんでそうなる」

 結局勝負をすることに……。

 唐突だが、湯船に長く浸かっていられる方法をご存知だろうか?
 湯船に長く浸かりすぎると逆上せてしまう。
 それが我慢比べの負けとなってしまうわけだ。
 ならば逆上せないためにはどうすればよいか?
 そんな方法は存在しないが、逆上せ難くする方法はある。
 頭を冷やせばよいのである。
 頭が湯だってしまうから逆上せてしなうのだから、タオルを水に浸すなどして頭を冷やせば、体はあったまっても平気なのだ。

 確か、NHKの朝の連続テレビドラマでやっていたことである。
 私は毎朝NHKの連続テレビドラマを観ていたので知っていた。
 勝負は最初から決していたのである。

 1位、私。
 2位、弟。
 3位、タカ。

 言いだしっぺが負ける、典型的な例であった……。
 タカは10分ちょいしかもたなかった。
 浸かる前に筋トレなんかするからだ。

「じゃあ、根性なしのオゴリで晩飯ということで」
「ゴチになります、根性なしさん」
「ありがとう、根性なしさん」
「ご馳走になります、根性なしの兄さん」
「お前ら根性なし根性なしってうるせぇッ!!」

 今日は皆晩飯を食べてきていたので、明日、タカのオゴリで食べに行くこととなった。何故か妹とタカの妹も一緒で。

「あー、コーヒー牛乳がうめぇ」

 湯上り後、特にタカを泣かせたあとの一杯はうまい。
 疲れも吹っ飛んだし、今日は良い気分であった。
 たまには銭湯もいいね。

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2006年10月22日

No.215 ダービースタリオンP 9レース目

 久々ですが、細々と続けていました。

 前回までの我が牧場のG1馬は2頭。
 シックスルビーが阪神JF、桜花賞の2勝。
 カヤノスパイラルがNHKマイルカップ、スプリンターズSを2勝、マイルCSを2勝、高松宮記念、と計6勝で殿堂入り。
 この時点で50年以上をプレイしていたりする。
 よくこの牧場、潰れないもんだ……。
 その後、コンスタントにG1勝ち馬が誕生しているので、サクっとご紹介。

 グランドスラム×バックウィードの仔、カヤノミストラル。
 父、グランドスラムは米国産の海外馬で、確か7億くらいだったと思う。
 ミスプロ系で、バックウィードと配合すると、バックパサーとネイティヴダンサーのクロスとなる。

 カヤノミストラルは父の成長が普通なのに、晩成。
 晩成馬らしく、2歳、3歳は条件戦でうろうろ。
 4歳でようやくオープンに上がるが骨折。
 もう引退させたろか、と思ったが晩成という言葉を信じて我慢。
 その甲斐あってか、5歳でようやく花開く。
 重賞初挑戦となった平安Sで後方から直線、ごぼう抜きの末脚を魅せると、続くG1フェブラリーSでもウイングアロー以下を5馬身ぶっちぎって一気にトップホースへと駆け上る。
 その後、安田記念、宝塚記念と芝のG1レースに挑むが3,4着と惜敗。
 だがダートではモノが違うのか、秋はエルムS、武蔵野S、そしてジャパンカップダートと3連勝。

 ――しかし

 翌年、ぶっつけで連覇に臨んだフェブラリーSでまさかの競争中止。
 なんと予後不良になってしまった。
 開いた口がふさがらない凄惨な光景に、しばし呆然。
 アルプス山脈からローヌ河谷を通って地中海に吹く一陣の風、ミストラルは砂上で名を上げ、砂上に散った。

 そして、時同じくして2頭の馬が産まれた。
 1頭は父、スペシャルウィークと重賞3勝の母、シックスルピーの仔、カヤノスペシャル。ルビーじゃないよ、ルピーだよ。念のため。
 そしてもう1頭はカヤノスパイラルを父に持った良血、シーブリーズメロディとの仔、カヤノラビリンス。
 2頭は同じ日に産まれ、順調に、一緒に育って行った。

 デビューが早かったのがラビリンス。
 スピード、スタミナ、根性、気性難と4拍子のコメントを頂戴した期待馬は、何故か新馬戦に登場したシンボリクリスエスに人気を譲るものの、直線、内を強引にこじ開けて4馬身突き抜ける快勝。
 2戦目、早くも重賞、新潟記念に挑む。
 このレースが圧巻。
 スタートで大きく出遅れるものの、新潟の長い直線を最後方から急襲。
 居並ぶ間もなく全馬を切って捨て、早くも重賞ウイナーとなった。
 1ヶ月の放牧を挟み、休養明けの一戦は適正距離を図るためと、京王杯には他馬がでるために、東スポ杯2歳Sに出走。
 ここも直線だけで全馬を最後方からぶっこ抜き、圧勝。
 3連勝で朝日杯へ向かうこととなった。

 一方、スペシャルウィークの仔、カヤノスペシャルのデビューは入厩直後にソエがでたせいもあり、10月となった。
 これまたスピード、スタミナ、根性、落ち着きがあると4拍子揃った期待馬。
 新馬戦、1頭だけ重賞級の馬がいたものの、4角で先頭に踊り出ると、そのまま押し切る強い競馬。
 ダビスタでは差しが圧倒的有利なので、先行してしまったときは負けかと思ったが良く踏ん張ってくれた。
 続く次走はこれまたいきなり重賞、京王杯2歳Sに格上挑戦。
 今度は追込に徹し、直線、栗毛の怪物グラスワンダーをもアタマ差だけかわして勝利。
 2連勝で一気に朝日杯へ向かうことになった。

 そしてカヤノラビリンスとカヤノスペシャルは無敗のまま、朝日杯で衝突。
 実はこの2頭、鞍上が横山典弘だったりする。
 ここは3連勝のカヤノラビリンスに横山典弘を乗せることにした。
 まぁ父がカヤノスパイラル、ということで多少、思うところがあったわけである。
 カヤノスペシャルには武豊、と思ったが乗ってくれないので、池添騎手に依頼。

 レースは道中、後方でラビリンスとスペシャルが馬体を並べて待機。
 同じ勝負服、人気の両頭が後方に揃って待機という、珍しい(?)光景となった。
 勝負は残り800メートルで動き出す。
 スペシャルよりも内に位置していたラビリンスが前々へと早めに上がっていく。

 そして4角から直線へ。

 前々へ移動したラビリンスが手ごたえよく残り200mで先頭集団に並びかけ、一気に先頭へ躍り出る。
 スペシャルは外へ持ち出し後方一気。まさに池添の騎乗、と言った感じだ。

 逃げるカヤノラビリンス。
 追うカヤノスペシャル。

 2頭の馬体が再び重なったその瞬間がゴールであった。
 決着は写真判定。

 結果、僅かにカヤノラビリンスがハナ差で競り勝った。
 我が牧場の生産馬によるワン・ツーフィニッシュというこの上のない結果で朝日杯の幕は閉じた。

 ――そして翌年

 ラビリンスは弥生賞。
 スペシャルはスプリングSを制して迎えた皐月賞では、またもや2頭のマッチレースとなった。
 しかし残り100mで失速したラビリンスを尻目に力強くストライドを伸ばしたスペシャルが一冠目を制した。

 競馬の祭典、日本ダービー。

 この出走表にラビリンスの名前はなかった。
 出走間近になっての調教で骨折してしまったのである。
 ラビリンスの分まで頑張るぞ、とばかりにスペシャルが出走。
 レースでは追込を指示。

 ――が

 ゲートでポンと飛び出したスペシャルは、そのまま2,3番手の位置でレースを進めるという、デビュー以来なかったポジション取り。
 直線、早くも抜け出しを図ったスペシャルだったが、後ろから音速の末脚をもってしてフサイチコンコルド、ではなくシンボリクリスエスとテイエムオペラオーとタニノギムレットとジャングルポケットが襲い掛かってくる。

 結果3着。

 よく踏ん張ったのだが、テイエムとクリスエスにはかわされてしまいダービー制覇はならなかった。

 そして秋からはラビリンスも復帰。

 セントライト記念、ラビリンス2着。
 神戸新聞杯、スペシャル1着。
 菊花賞、ラビリンス1着、スペシャル3着。
 有馬記念、スペシャル1着、ラビリンス4着。

 翌年。

 日経賞、スペシャル1着。
 産経大阪杯、ラビリンス1着。
 天皇賞春、ラビリンス1着、スペシャル2着。
 安田記念、スペシャル1着。
 宝塚記念、スペシャル1着、ラビリンス2着。
 毎日王冠、ラビリンス1着。
 天皇賞秋、ラビリンス1着、スペシャル2着。
 ジャパンカップ、ラビリンス1着、スペシャル5着。
 有馬記念、スペシャル1着で2連覇、グランプリ3連覇。ラビリンスは2着。

 翌年。

 ラビリンスは再び骨折したため、とうとう引退。
 スペシャルは凱旋門賞を目指して戦うが、阪神大章典2着、天皇賞春3着、宝塚記念4着と衰えを感じ始める。
 それでも鬼のオーナーは現役続行。
 毎日王冠2着、天皇賞・秋5着となったが、ジャパンカップで奇跡の復活。
 しかしその後、疲れがでてしまったため有馬は自重し、引退。

 カヤノラビリンス 16戦11勝
 主なタイトル:天皇賞春・秋、ジャパンカップ、菊花賞、朝日杯

 カヤノスペシャル 22戦11勝
 主なタイトル:有馬記念2回、ジャパンカップ、宝塚記念、皐月賞、安田記念


 なんつーか、ゲームなのにこの2頭のマッチレースが楽しくて楽しくて……。
 自作自演とはいえ、ここまでのライバル関係を作れたことが嬉しい。
 ゲームとはいえ、こういう遊びって楽しいね。

 ラビリンスは気性難だったが安定感抜群だった。
 2戦目の新潟記念以降、入れ込んでたことがなかったし、不思議である。
 スペシャルも安定感はあったが、それよりもコンスタントにレースに出られた頑強さが良かった。
 デビュー前にソエがでた程度だしね。

 強さで言えば、ラビリンスのほうがちょっとだけ強かったと思う。
 スピード・根性は互角だったが、スタミナがラビリンスの方が上だった。
 おかしい、父カヤノスパイラルは短距離馬だったのにな。

 これで2頭とも殿堂&種牡馬入り。
 ライバルの戦いは種牡馬となってからも続く! のか?


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2006年10月21日

No.214 菊花賞予想

 1年前、史上6頭目の三冠馬が誕生した菊の地で、再び三冠に挑む馬がいる。
 その馬の名はメイショウサムソン。
 あれは6年前、メイショウドトウがオペラハウス産駆のテイエムオペラオーの2着の連続で煮え湯を飲まされ続けた2000年。
 あの時にオペラハウス産駆にやられ続けたからこそ、今のオペラハウス産駆のメイショウサムソンが誕生したと言えよう。
 奇跡の血量ノーザンダンサーが史上7頭目の三冠馬を誕生させるか?
 いぶし銀の騎手、石橋の手綱捌きにも注目したいところだ。

 ◎メイショウサムソン
 当然本命はこの馬以外に考えられない。
 父、オペラハウスの長距離適正は疑う余地もないし。
 神戸新聞杯を2着と、ドリームパスポートにやられたが、距離が伸びれば負けないと思う。

 ○アドマイヤメイン
 冠名から、昨年のアドマイヤジャパンを彷彿とさせる。
 長距離は騎手で買え、という格言もあることだし。
 前走の神戸新聞杯では7着だったが、勝ち馬とはあまり差のない競馬だったことも加味している。

 ▲マンノレーシング
 ごめんなさい、実は本命をこの馬にしたいくらいだったりするのは、父のせい。
 そう、マヤノトップガン産駆なのだ。
 ダートでこつこつ走ってきたが(芝未勝利で8着の経験はあり)父と同じく菊の大舞台で花開いてほしいなぁ、などと思ったり。

 △ミストラルクルーズ
 セントライト記念3着からの参戦。
 初の輸送競馬となるのが不安だが、血統的妙味を感じるし、何より内枠を引いたのが強調材料。
 セントライトでは後ろからの競馬となったが、前々走のように前で競馬してくれたら3着はあるかな、と予想。

 ×フサイチジャンク
 どうも気性的にまだ幼いが、能力はあると思われる当馬。
 重賞ではイマイチな成績が続いているが、じっと折り合えば一発はあってもおかしくないと思っているが、どうか?

 ×アペリティフ
 血統的妙味と言えばこの馬もそうかな。
 鞍上がアンカツというのも良いね。
 京都新聞杯でクビ差の2着に来ているように、中京より京都の方があってそうだし。

 というわけで、馬券を5000円分購入するとしたら現時点では……

 メイショウサムソンの単勝を2000円。
 マンノレーシングの応援馬券を1000円。
 三連単、1着メイショウサムソン、2着アドマイヤメインを固定で、印をつけた4頭を3着で各500円といったところで。

 ――――――――――――――――――――――――――――

 話変わって、現在開催中の第ヨン回競馬クイズのことでお知らせと現状報告。
 現在6名の方に解答メールを頂いております。
 一応菊花賞くらいを目処にしていましたので、そろそろ締め切ろうと思うのですが、まだ待って欲しいという方がいらっしゃいましたらコメントをお願いします。

 そうそう、個人通信になりますが、今回は参加すると仰ってくれていた kingkazuさん、まだ届いていませんよー(^^;

 一応

 http://gamenaruwakimichi.seesaa.net/article/25004748.html

 URLを張っておきます。

菊 花 賞 結 果
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2006年10月20日

No.213 とある午後の風景

 ブログで最近仕事がヒマになった、的なことを書いたその翌日、会社に泊り込みでの残業となった。褒めたらこれかよ!!

 ・
 ・
 ・

 昨日は出社すると、私の顔を見るなり皆、騒然となった。
 そう、私の顔面が逆整形したのかよ、的な酷い有様になっていたからである。

「何、(ハルちゃんと) 喧嘩でもしたん?」
「(姉と)したよ! アイツ、もう絶対ゆるさねぇ!」
「え!? もう(ハルちゃんと)別れ話に進展!?」
「昨日ほど(姉と)縁を切りたいと思ったことはないね!」
「(ハルちゃんと)何があったんだ?」
「(姉の)蹴り喰らって2階から落ちたんだよ」
「マジで!? (ハルちゃんって) そんな凶暴な人間やったん?」
「(姉なんか) 人間じゃねぇよ! 悪魔だよ!」

 ざわざわざわ、とざわめく周囲。
 この時、私は聞かれるままに答えてしまったが、全然話が噛みあっていなかったということに気付いたのは、お昼にハルちゃんと一緒にご飯を食べた時のことである。
 ハルちゃんは憂いを湛えた表情で私に言った。

「なんか、私、Blueさんと別れる話になってるんだけど……」
「は? なんで?」
「Blueさんが、私の事を鬼だ悪魔だとか、絶対ゆるさないだとか、もう縁を切りたいとかなんとか……」
「ええ!? なんでそんな話になってんだ!!! …………あ」

 この時になってようやく誤解に気付いた私であった。
 ハルちゃんには必死に謝って誤解を解いたが、同僚の誤解が解ける日はいつになるのやら……。

「それにしても、お姉さん、強烈やったね……」
「無茶苦茶しよる。常識ってもんがないねん」
「いっつもあんな感じなの?」
「そうだよ」
「……Blueさんの生傷が絶えないワケ、わかったっすよ」
「……わかってくれましたか」

 そう言って、ハルちゃんお手製の鳥そぼろ弁当を食す私とハルちゃん。
 口の中が切れているので、噛むごとに切れてるところに当たって痛い。

「それにしても、よく2階から落っこちて無事だったねぇ」
「初めてじゃないから、一応受け身はとったよ」
「受け身ってすごいね……」
「と言っても、後頭部を手で守って丸まっただけなんだけどね」
「ちなみに、2階から落ちたのは何回目?」
「……4回目だったかな」
「……なんで生きてるの?」
「……俺もそれが不思議で仕方がないんだ」

 そう言って、買ってきたデザートのプリンを食す私とハルちゃん。
 口の中が切れているので、こういう優しい口当たりが嬉しい。

「そういえば、なんでお姉さん、帰ってきたの? お仕事じゃなかったの?」
「それがなぁ……私が水曜日の予定を聞いて、部屋を片付けたから勘付いたらしくて、抜けてきたんだって」
「……そこまでするんだ」
「あれで看護婦って、信じられる?」
「えええ!? お姉さん、看護婦なの!? あのバイクで病院へ!??」
「そう。爆音轟かして毎日通勤してるみたいだよ」
「す、すごいね……パワフルだね」
「普通、看護婦さんって癒しの存在のハズなんだけどね……」
「あ、あはははは……」(←もはや笑うしかないようだ)

 そう言って、しみじみとお茶をすする私とハルちゃん。
 口の中が切れているのでお茶の染みること染みること。

「そうそう、あのあと妹さんと話したっすよ」
「へぇ、なんて?」
「お兄ちゃんをよろしくお願いしますって言われちゃった」
「あんにゃろう……」
「それから、えっちぃ本は天井裏だって教えてくれたよ」
「ぶッッ!」

 そう言ってお茶を吹きむせる私と、それを見て笑うハルちゃん。
 へぇ、バレてたんだ……つか、そんなとこまでチェックするなよ……。
 姉だけでも充分恐ろしいが、最近妹も恐ろしいと感じる今日この頃であった。

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2006年10月19日

No.212 大変な1日 後編

注:これは後編です。
 まだ前編を見ていない方は No.211 の前編を見ていただいたほうがより楽しめる(?)かと思われます。


 そんな注意書きから始まった後編。
 ハルちゃんを我が家に招き、とうとう我が部屋へと足を運ぶ。
 片付けた。うん、片付けたんだけど……。

「いや〜!! なんか不潔〜!」

 みたいなことを言われちゃったりしたらどうしよう、と思う次第。
 いや、間違ってもそんなこと言わないとわかってはいるんだけど……。

「ヤバイ本は大丈夫か?」

 脳内から聞こえて来るタカの声。大丈夫です!!
 さすがに天井裏までは覗かないでしょ。

「ふふふ〜。楽しみだな〜」

 ハルちゃんの笑顔が非常に怖い。
 その笑みが凍り付きませんように……と願いつつ扉をオープン。

「お〜、広いっすね〜」

 お決まりとなった第一声。

「私のワンルームマンションが馬鹿みたいだよ」

 そりゃこっちは田舎ですもん。

「あるのはお馬さんのポスターなんだね。
 好きなアイドルのとか張ってるのかと期待したのに〜」

 そんなんおりまへんがな。

「結構片付いてるんだね。いつもこんな感じ?」

 ……汗。

「えっちぃ本はどこに隠したの?」

 ……滝汗。

「ゆうさんが、まずはベッド裏を見ろ、って言ってたけど」

 そんなベタな。

「でも本がいっぱいだねー」

 読書の秋だからね。(違

「地震起きたら全部崩れるんじゃない?」

 不吉な予言をしないように。ちゃんと本棚は金具で固定してますがな。

「おー、これ、ボトルシップってやつ? かっこいいね」

 某主人公ではないので、触られても気にしまへん。

「CDとかもいっぱいだね〜。DEEN がいっぱいだぁ」

 そりゃもうファンですから。

「KinKi Kids はないの?」(←ファン)

 妹なら持ってる。

「なんか、面白いね〜」

 左様でございますか。

 こんな調子で部屋を見回るハルちゃん。
 私は落ち着かないけど、とりあえず窓際に腰をかけた体勢で、見られるがままにしておいた。
 なんというか、自分の部屋を見られる、というのは胃に悪いね。
 腰をかけた窓枠が、古いからギシギシ言ってるけど、そんなの気にならないくらい緊張し、身構えていた私であった。

 で、一通り見て落ち着いたのか、その隣に腰を下ろすハルちゃん。
 カフェオレを飲みつつ、例の怪しげなプリッツもどきを食べる。

「これ、何味なの……?」

 悪くはないが、なんだか不思議な味であった。
 ほどなくしてプリッツもどきも食べ終わり、カフェオレも飲み終わる。
 
「で、我が家はどないですか?」

 とりあえず気になっていたので感想を窺う。

「思ったよりおっきいから圧倒されっちゃったっすよ。うーすけくんは可愛いし、面白いね。子供のとき来てれば、絶対かくれんぼしたくなるよね〜」

 隠れたまま発見されずに放置されるくらい、隠れ場所は豊富だよ……。
 微妙に忘れ去りたい過去を穿り返され、へこむ私。

「私も鬼だったときに、見つけられなくて帰っちゃったことあるなぁ」

 お前だ!! お前のような無責任な奴がいるから私みたいな繊細な子が小さい頃に傷つくんだーっ!!

「私じゃないけど、ごめんなさいーっっ!!」

 謝るハルちゃん。
 なんだか知らんが、妙なところで昔の過去に決着がついた。

「めでたしめでたし」

 お前が言うなよ……。

 ・
 ・
 ・

 そんな感じでくだらない話で盛り上がり、いつものペースになっていく。
 私たちはくだらない会話で時間を潰すのが好きなのだ。
 時には口論になっちゃうこともあるけれど、今日はそんなこともなく、穏やかな時間が流れていった。

「静かだねー」

「今日は誰もいないからねー」

 そんななか、なんつーか、不意に緊張する瞬間が訪れた。
 そういや誰もいない家の中、私の部屋に女性がいるというシチュエーションなわけで……。
 唐突に沈黙、静寂。
 この展開は、もういっとくべきなんだろうか、などと頭の中で目まぐるしくまわり始める私。

 ――が

 ドゥルンドゥルンと遠くから聞こえてくる排気音がその静寂を打ち砕いた。
 そしてその音はだんだんと大きくなっていく。
 まずい……まさか……そのまさかである。
 TRXに跨って、姉が帰ってきたのである……。

「うっわー。おっきなバイクだね」

 もはやこの日、何回目の「おっきいね」発言だったかはわからないが、窓から身を乗り出して姉のバイクに見惚れるハルちゃん。
 私も窓枠から身を乗り出して固まった。
 もう滝のような汗が背中を滴り落ちている。

 ヘルメットを脱いだ姉は、さっと2階を、私の部屋を仰ぎ見た――瞬間、目が合う。
 終わった。なんつーか、色々終わった……。

 でも何故? 姉は今日は勤務日だったハズで、いつもなら夜の8時。遅ければ10時くらいまで帰ってこないのに!
 現在の時刻は昼の3時半。
 もう学校が終わっている時間なので、そろそろ妹と弟がヤバイかな、とは思っていたのだが、まさか姉がここで帰ってくるだなんて計算外もいいところである。
 そうこうしているうちに階段を上ってくる足音が聞こえて来る。

「えっと、あの人がお姉さんなんだよね?」

 ハルちゃんは私の真っ青な顔色を覗き込みながら言った。
 平時ならそのままキスでもかましたいくらいだったが、今の私にそんな心の余裕はない。

 ――ガラッ!!

 ノックもなく開くドア。
 そこには姉が仁王立ち。
 怖いから、怖いから!!

「弟が世話になってるようで」

「あ、始めまして。ハル(一応本名を名乗ったけどここではハル、で)って言います」

「なんか不埒なことはされへんだか?」

 ハルちゃんが自己紹介した次のセリフがそれであった。
 不意をつかれたのか、ぽかーんとしているハルちゃん。
 で、言葉の意味を理解し赤くなってうつむくハルちゃん。

 ――で、その行為を誤解する姉。

「この不埒もんがーっ!!」

 いきなりキック。いきなり顔面に蹴り。
 そりゃこっちは座っているので、完全に回避不能なわけで。
 そして忘れてはならないのが、私は窓際にいたということ。

 めきっ。

 時代を感じさせる古い窓の木枠。
 それ自体になんら罪はないのだが、姉の蹴りで吹っ飛ばされる私の体重を支えてくれるには、ちょっと無理があった模様。

「うおおっ!?」
「きゃあああッッ!!??」

 ハルちゃんの悲鳴、初めて聞いたなぁ。
 などと暢気なことを考えられるほどスローモーションで2階から転落。
 幸い、夏に頑張って伸びてくれた雑草が私を受け止めてくれたおかげで、大事には至らず、だが……。

「Blueさん、大丈夫!!?? って、イヤアアッ!! お姉さん、誤解ですっ! 何もしてません! してませんしされてませんからっっ!!」

 さらに上から本を投げつけようとしていた姉に、すがり付いて止めてくれる勇敢なハルちゃん。
 ちなみに私は、雑草が受け止めてくれたとはいえ無傷とは言えず、蹴られた顔面を抑えながら苦しみにのたうちまわっていたのでありました。

 普通、死ぬから。

 限度というものを知らない人。それが姉である。

「ただいまー。お兄ちゃん、庭で転がって何してんの?」

 帰宅早々、苦しんでいる私を楽しそうに木の枝で突っついてくる妹。
 もうやだ、こんな家……。

 ・
 ・
 ・

「……ごめんね、私が家に行きたいって言ったばっかりに」

 帰りの道中、落ち込み、しきりに謝るハルちゃん。
 間違ってますから。謝らないといけないのはハルちゃんじゃないから!

 家を出たいなぁ、と本気で思った1日が、こうして終わったのでありました……。

 どなたか、良い物件しりませんか?(マジ)

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2006年10月18日

No.211 大変な1日 前編

 本日、休日!!
 最近になってようやく会社の業務が落ち着いてきた。
 まぁこの静けさも1ヶ月程度の余命だと思われるが (年末は大変なのよ……) 暇なのはいいことだ。忙しすぎるのは身体によろしくないよね。
 そんなわけで、今日はハルちゃんも休み。
 付き合い時初めて日も浅いカップルが、休みの日が重なれば当然デートするのは必然といえよう。うん、たぶん。
 今日はそのハルちゃんのリクエストにより、我が家に出張鑑定、ならぬ私の家のチェックに参られることとなった。事件である。

 さて、ここで問題。私の部屋は綺麗でしょうか?

 答えは否。
 もう汚いことこの上ない、男の住まいである。
 とてもじゃないが20代のうら若き娘さんをご招待できる部屋ではない。
 以前片付けたのは、そう、3,4ヶ月前に光回線の工事に業者さんが来てくれることとなったそれ以来か? それ以降はもう散らかり放題、好き放題。
 そこらへんにモノ、モノ、モノが散乱しており、足の踏み場もありゃしない。
 こんな部屋にお嬢様を招待できるほど私の神経は図太くないわけで、当然、久方ぶりの大掃除と相成った。
 日曜、午後からビリヤードの試合なので午前中にどったんばったんと掃除を開始。

 ……そこを目ざとく姉と妹の視線が絡んでくるわけです。

「ほほう……あやつが珍しく部屋を片付けておるわ」
「お姉さま、きっとよからぬことを企んでいるに違いありませんわ」
「妹よ、そのよからぬこととは一体なんじゃ? 具体的に申してみよ」
「ではでは、これはわたくし、察しますに、“があるふれんど” なるものを呼ぶのではないのかと思われますわ」
「ほっほっほぉー。あのヘタレに があるふれんど とな。それは愉快愉快。これは是非、邪魔をしてあげなくてはいけないわねぇ」
「ほっほっほ、お姉さまもお人が悪い」
「ほっほっほ」

 こんな会話をしているのかどうかはともかく、なにやら勘付かれた様子。
 まずい……これは非常にまずい。
 だが大丈夫。水曜日の予定は、家族全員分、それとなくチェックしてある。
 姉は仕事で出勤。妹と弟は学校だ。
 大丈夫、問題はないはずだ……。


 ――そして水曜日


「うー、どきどきするなぁ。昨日楽しみであんまり寝られなかったっすよ」

 私の家に向かう車の中、ハルちゃんはいつになく緊張していたように思う。最も、1番緊張していたのは紛れもなく私であり、だからそのように見えただけかもしれないが……。
 ハルちゃんの住んでいるマンションから私の家まで、約30分。
 普段なら弾む会話もぎこちないまま我が家に到着した。

「うっわ。聞いてたけど、本当にでっかいね」

 そう、うちは道場なんかやってるだけあって無駄に広い。
 無駄、というのは、庭や池の手入れとか、夏は草むしりとか大変という意味で、広くて得なことなんて全くないのだ。手間だけがかかるので、広いというのはデメリットしか感じられないのであった。

 まずは玄関。
 お出迎えしてくれるのは、コイツ。

 うのすけ.jpg

 確か No.100で紹介したと思うのだが、覚えている人はいるのだろうか?
 ミニウサギの『うのすけ』、通称 うーすけ である。

「うわー。生うーすけくんだ! かっわいー!!」

 ハルちゃん大興奮。
 以前から携帯で撮影したうーすけは見せて上げたことがあるので知っていたのだが、実物をみるのはこれが初めてである。
 うーすけは人見知りしないタイプで、家族だろうが初めての人だろうが、人の気配を感じるといつも隅っこのほうでうずくまっているのに、弾かれたようにしてケージの前面にへばりつく。
 そして 「餌くれろー」「なでれー」「遊んでくれー」と愛嬌を振りまくのだ。
 無論、ハルちゃんも例外ではない。
 つか、いつも以上に愛嬌をふりまくうーすけ。

「きゃー、今舐められた! この子、人懐っこいねー」

 だんだんその愛嬌はエスカレートし、ついには指を舐めだしたうーすけ。
 舐めるな! ハルちゃんを舐めていいのは私だけなの!!
 つか、コイツ、妹の友達が来たときも異常に懐いていたような……。
 もしかして、ただのエロウサギなのか!?
 可愛い顔してえげつないウサギがいたもんである。

 ちなみに 「飼い主に似たんだね」 とか思った人、大間違いです。
 うーすけの正式な飼い主は姉です。あしからず。

「はぁ、可愛かったぁ……」

 玄関でうーすけを心ゆくまで堪能したハルちゃんは、とても満足そうであった。

「じゃ、どうする?」
「あのね、道場って見てみたいんだけど?」
「道場? なんで? 面白いものなんてないよ?」
「道場なんて滅多に見れないから、見てみたいんっすよ」
「まぁいいけど」

 というわけで、次は道場へご案内。

「うっわ、広いね〜」

 なんだか感想がそればっかりである。

「畳の匂いがすごいね〜。ここで殴ったり蹴ったりするの?」

 物騒だな、おい。そんなことしません。
 ここで行うのは柔道です。

「ねぇねぇ、これなんて書いてあるの?」

 道場の真ん中に書かれた難しい行書体? の4文字熟語。
 そういや私も知らないや。今度聞いてみよう。

「風林火山?」

 甲斐の虎かぃ。
 絶対違うと思うぞ。

「うん、飽きた」

 一面畳だもんね。そりゃそうだ。
 というわけで次は庭へ。
 なんつーか、順序が色々間違っている気がするが、気にしてはいけない。

「うーん、広いねぇ」

 だから、感想そればっかりだってば。

「これだけ広いと、野球とかできそうだね」

 できまへん。池ポチャありの野球なんてやってられるかぃ。

「池に鯉がいるんだねー」

 違います。縁日ですくった金魚を放したら、でっかく成長したんです。

「よく食べる金魚なんだね……」

 私もそう思います。

「うん、飽きた」

 だろうね。
 というわけで、喉が渇いてきたので台所へ。

「なんだか時代を感じるね」

 台所は地面がむき出しで、庭を拡張してトタンで覆っただけ、というアバウトな作りだったりする。
 おかげで冬は寒いわ夏は蒸すわで大変なのだ。
 冷蔵庫にあったアイスコーヒーでカフェオレを作り、適当にお菓子をひっつかむ。

「なんか、珍しいお菓子だね……」

 プリッツ?.JPG

 適当にもったお貸しは、友人が香港で買ってきたプリッツもどきであった。
 ハルちゃんが引くのも無理からぬことであろう。
 まぁ、たぶん大丈夫。食えると思うよ。うん。
 というわけでこのカフェオレとプリッツもどきを持っていよいよ私の部屋へ。


 長くなってきたので明日に続きます。


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2006年10月17日

No.210 名馬ファイル vol.08

不滅の刃物

デュランダル.jpg

初のG1マイルチャンピオンシップ
1ヶ月前にオープンに上がったばかりだったデュランダルは、史上稀に見る大混戦となったゴール板を、差のない10着で通過した。
この時の鞍上は四位洋文
名コンビと謳われた池添は、この時ダンツフレームに騎乗していた

翌年
セントウルSで3着に食い込む
この時初めて手綱をとった池添は、その末脚の切れ味に驚きを隠せずにいた
この末脚を発揮することだけに専念しよう
池添はそのことだけを考えた

そして、本番スプリンターズステークス
池添は馬を、その末脚を信じ、直線まで最後方というポジション
過去、直線で最後方の馬が勝ったことなど1度もない

しかし、この馬の末脚は今までの常識などまったく通用しないシロモノだった

大外から残り14頭全てを斬ってふせる豪脚炸裂
これが引退レースだったビリーヴの花道を、僅か15cmの差で切り裂いた
まさに名刀の切れ味
中山の直線で弾けたその末脚に、観衆は度肝を抜かれた
その目は、信じられないものを見た、と丸くなる
あれは実力か? はたまた生涯唯一の大激走なのか?
初の重賞がG1というその実績のなさに加え、あまりにも見事な末脚だったため、フロックじゃないのか、という疑問符がついてまわる
ゆえに次走のマイルCSにおいても未だ低評価の5番人気
しかしこの名刀は、京都のマイルにおいてこそ真価を発揮するのであった

京都名物、第3コーナーの淀の坂
この坂の下りを利用してじわじわとスピードを上げ、直線大外一気の大まくり
1頭だけ時限の違うスピードでファインモーション以下を斬って捨てた
短距離界に現れた新星は、とうとう最優秀短距離馬に選出されるに至る
もう疑う余地はない
この馬は強い
この馬の末脚は本物なのだと皆が納得した

王者となった翌年からは裂蹄に悩まされながらの出走が続く
高松宮記念、スプリンターズSは2着に敗れるも負けて尚強しの内容
得意の京都、マイルCSでは死角なし
堂々の連覇を果たし、G1ばかりを戦い3勝をあげた

近年の短距離界において、不滅の刃物というその名の通り、丸2年間トップレベルに君臨し続けた王者・デュランダル
その姿が見れなくなって1年が経とうとしているが、未だ混迷極めている
名刀に続く短距離界のエースの誕生
誰もが待ち焦がれている名刀の後継者は果たしてどの馬か?
今年のマイルCSに期待したいと思う

重 賞 成 績
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2006年10月16日

No.209 旧友再会

 普段から当たり前のことが出来ないというのはどういう気持ちなのだろうか?

 例えば視力障害。
 今まで視えていたものがまったく視えなくなる。
 世界が暗闇に覆われ、日光の暖かさは肌で感じることが出来るが、その光はまったく届かない暗黒の世界。
 我々は普段から視力の良い悪いはあるにしても、意識せずとも景色を楽しんだり、テレビを観たり、信号が青に変わるまで待つことができる。
 だけど、いきなり目の前が真っ暗になったら?
 理解は出来るが、そうなった時の自分を想像することができない。
 だが、現にこの世の中には目の見えない人がいるのだ。

 例えば急に立てなくなったら?
 今まで普通に両脚で歩いていたのに、脚に力が入らず、まったく歩くことが出来なくなったとしたら?
 トイレに行きたいのに自由に歩くことが出来ない、すぐ手の届くところにあるテレビのリモコンがやけに遠く感じたり、階段を上り下りするのだって人の手を借りないとできなくなってしまう。
 理解は出来るが、そうなる自分を想像することが酷く困難だ。
 だが、現に歩けない人はこの世に存在する。


 私の中学の友人に、そんな障害を持つ奴がいた。
 ソイツは聴力障害で、耳が全く聴こえない。
 小学生の頃に聞こえなくなったらしく、以来、ずっと無音の世界で過ごしてきたという。
 一応補聴器を耳につければ、周囲の話す声や、テレビのアナウンサーが喋っていることを聴いたりはできる――が、その内容はさっぱりわからず、「ザーッ」という砂嵐のような音にしか聴こえないのだという。

 普段から何気なくテレビを観、音楽を聴き、ゲームを楽しみ、朝を目覚まし時計の鳴る音で目を覚ます。
 そんな当たり前の音が周囲から聴こえなくなってしまったら?

「もう慣れた」

 ソイツはそう言うが、それまでにどれほどの苦労をしたのか、私にはわからないし、想像することができないのだ。
 でもソイツはとっても気の良い奴で、いつも笑い、くだらない冗談ばかりを口にする、とても前向きな奴だった。

「会話するのにも筆談とかできるし、身振り手振りでも結構理解できるし、手話が分かる奴となら意思疎通も完璧だし、そんなに苦労しないよ。音楽とか聴けないのは残念だけど、ゲームはそれでも面白いし、映画も字幕なら楽しめるからな。それに車のクラクションに気付けなくても、俺は体が頑丈だから轢かれても全然平気だし」
「あかんがな!」

 そんな風に、自分のハンデを冗談にできるくらい前向きで、楽しい奴だった。ただ少し口は悪かったが。
 中学卒業後、彼とは疎遠になったが、私は彼が好きだったし、彼も気さくに話しかけてきた。放課後もよく遊びに行ったりしたものである。
 

 そんな彼と、今日偶然再会した。
 相変わらず遅くなってしまった仕事の帰り道、ジャンプを立ち読みしたかったので本屋に寄ったところ、数年ぶりだというのに変わらないソイツを発見したのである。

「よう、久しぶり!」

 彼は音が聴こえない。補聴器もつけていないので、背後からの呼びかけに応える事はできないというのに、私は帰り際だった彼を捕まえ、後ろから声をかけた。
 すると彼は振り返り...

「おお、Blue か!? 久々やなー」

 反応したのである。
 私はそりゃもうびっくりした。
 彼曰く、数年前に、まだ多少難はあるものの、治ったのだと言う。
 医学の進歩なのか、奇跡なのかはわからないが、とにかく事実、彼の聴力が戻ったのだという。

「良かったなー、おめでとう!」
「ああ、ありがとう」

 彼は恥ずかしそうに、でも嬉しそうな顔をして頭をかいた。

「好きなアーティストもできたし、世界が変わったわ」

 世界が変わった、と彼は言った。
 どんな風に変わったのか、私にはそれを想像することができないが、たぶんそれはとても素晴らしいことなんだろうな、と思う。
 そう思うと、本当に我が事のように嬉しくなった。
 仕事が遅く、憂鬱な1日だったが、その1日の終わりだけは本当に幸せを分けてもらったかのように心があったかくなった気がしたが、

「せやけど、Blue の声、初めて聴いたけど、オッサンやなー」
「やかましわ!」

 ――瞬間、冷めた。
 奴は昔から口が悪かったが、耳が聴こえるようになってから言語レパートリーが急激に増えたせいで、中学時代以上に口が悪かった。

「耳は良くなったみたいだが、口は悪くなったな……」

 私の嘆きの呟きは小さすぎたようで、彼には届かなかった……。

「タカのほうがオッサンやぞ!」
「あっはっは!」

 彼は中学時代とは変わらず、笑っていた。
 その笑いが、以前よりも本物の、心からのものであるように思えたのは、中学時代の彼に失礼かもしれないなぁ。

 その後、久々に意気投合してご飯を食べに行き、タカも電話で呼び出して昔話に花を咲かせ、楽しい1日となった。

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2006年10月15日

No.208 初試合

 参加人数は十数名。約4回勝てば優勝となる、小規模なビリヤード大会が今日行われた。
 種目はナインボール。
 参加資格は、Bクラス、Cクラス、そしてビギナーズクラスの3クラスのみで、Bクラスは4セット、Cクラスは3セット、ビギナーズクラスは2セットを先取すれば勝ちとなる。
 私は始めたばかりなのでビギナーズクラス。なので2セットとれば勝利となるのである。
 この大会に私がビリヤードを始めるきっかけを作った男、 Ryou と共に参加。
 Ryou は3度目らしく、彼は Cクラスである。

「まぁ力を抜いてやればいいよ。勝負は時の運だからさ」

 その通りである。
 試合前、私は Ryou と共にウォーミングアップの練習を行っていた。
 ビギナーズの大会、ということで私は甘く見ていた。
 そんなに強い人は来ないだろう、と思っていたのである。

 ――が

 私たちが練習をしている台の横で始めた人が、物凄くうまかった。
 ゆっくりした動作、しなやかなストロークから力強く繰り出されるショット。
 そして放たれるたびにポケットに落ちていく的球。

「あ、あの人とは当たりたくないな……」

 Ryou もボソっと呟いた。うん、私もそう思ったね。

 ――が

 1回戦、Blue さんと N さん、試合を始めてください、とアナウンスされた。
 N さんってどんな人だろなぁ、などと思っていると、あの上手い人がこちらへ来るではないか。

「N です、よろしくお願いします」

 ……終わった。即座にそう思った。

「が、頑張れ……」

 そう言って Ryou は私の肩をポンとたたき、去っていく。
 
「Blue です。よろしくお願いします」

 どうせ負けるんだ。私は腹をくくった。
 相手は案の定 Bクラスで、4セット先取しなくてはならない。
 それなら1セットくらいは奪ってやる!

「ブレイク、スタート!」

 掛け声と共に各台でブレイク!
 パッカァーンという乾いた破裂音が各所で鳴り響いた。

 N さんは目の前で見ても、やはり上手かった。
 なんというか、キレが違うのだ。
 大したスピードのない球でも、的球に当たった瞬間、手玉がグッと戻ったり伸びたりして、見ているだけでもその実力差がわかってしまうのだ。

 しかし、相手も初戦ということで固くなっていたのだろうか?
 6,7,8,9番の4つを残してスクラッチしてしまい、私に出番が回ってきたのである。

 断っておくが、私は4つも落としきるなんてことは、確率で言えば5%もない程度であると思う。
 だからここで出番がまわって来ても、このセットを取れるだなんて、これっぽっちも考えていなかった。そりゃ取りたいな、とは思ったけれど。
 まずは6番。手球はフリーなのでポケットとまっすぐになるように置いてポケット。
 次は7番。少々遠いが的球はポケット前。軽く撞いてポケット。
 あと2個、8番はクッションにピタリとくっついており難しい位置。
 しかし奇跡は起きた。
 外した球が9番にヒットし、なんとその9番がポケットしてしまったのである。

 ナインボールは9番を落とせば勝ちである。
 私は偶然ながらも9番を落としたので勝利。
 1セットをとり、早くも王手をかけた。

 しかし相手はやはり上手い。
 王手をかけられても慌てることなく、2セット目、3セット目と連取された。
 しかし4セット目、8,9番を残して出番がまわって来た。
 これを見事、外した私。だが、8番と9番が偶然にもくっつき、9番が8番を手球から隠す配置となったのである。
 N さん、難しい顔をしてこれを睨む。
 クッション位置を確認し、キューで反射角度を測っていた。
 しかし計算どおりいかないのがビリヤードである。

 N さんは見事8番にヒットさせて、しかもポケットしたのだが、なんと手球がスクラッチ。
 9番を残してフリーボールとなったのである。
 私はこの最高のチャンスを活かし、9番をポケット。
 なんと初戦を、しかも Bクラス相手の人に勝つことができたのである。

 2回戦進出。

 2回戦の相手は、Cクラスの Y さんという人であった。
 この人も私なんかより上手い――が、Nさんの方が上手いかな。

 1セット目。バンキングで勝利し、ブレイク!
 そんなに強くは撞いていないのだが、うまく1番に当たったようで、1番、2番、7番と、3個もポケットすることができた。
 しかも次の3番と9番が直線状にならんでいる状態。

「いいのかな……」

 そう思うほど簡単に、あっさりと9番を3番のコンビネーションでポケット。
 今回も1セット目を先取することができた。

 2セット目、私のブレイクは驚く結果に。
 なんと9番が他の球に当たって転がっていき、ポケットしてしまったのである。
 ブレイクで9番を落とすこと、これをブレイクエースという。
 たった3撞きだけで2セット連取し、勝利。
 相手に至ってはバンキングで先攻後攻を決めたときのみ、撞いただけである。

「お前、すごいな。今日死ぬんちゃう?」

 すでに1回戦で敗退している Ryou が冷やかし混じりにそういった。
 うん、実は私もそう思った……。

 さすがに運はこれで使い果たした。

 3回戦、準決勝。
 Bクラスの人を相手にして、あっさりとストレート負け。
 相手も9番を外したりと、私にも再三チャンスがあったのだが、これを活かすことはできず、改めてビリヤードの難しさを知る結果となった。
 1回戦のように開き直っていればともかく、変に優勝を意識してしまったのが敗因と言えよう。

 経過に関係なく9番を落とされたら負け。
 ナインボールとはかくも非情なゲームである。

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2006年10月14日

No.207 秋華賞予想プラス

「私、一度 Blue さんの家に行ってみたいな」

 次の休み、どこへ行きたい?
 とハルちゃんに聞いたら、こう答えられました……。

「私を家族に会わせるのはイヤ?」

 違います。

 家族 会わせるのがイヤなんです。

 特に 姉!!

「イヤじゃないんだけど、家族を会わせるのが……あかんねん! ヤバイねん! 特に姉! アレはヤバイ。シャレにならんねん!!」
「??? どゆこと??」

 如何にヤバイのか、必死で説明するのだが、あの怖さというかヤバさは言葉で言い表すのはなかなか難しいのだ。
 案の定、ハルちゃんはなかなか分ってくれません。

「でもさ、百聞は一見に敷かず、て言うっしょ?」

 ダメなんだ。一見、が命取りなんだ!! ――が、こうなるとハルちゃんはなかなか頑固です。

「わかった……。次の水曜ね」

 結局折れた。姉は仕事。弟と妹は学校のハズ……。
 来週の水曜日。試練かもしれない……。

 ――――――――――――――――――――――――――――

 試練、と言えばこの馬。
 今年、エプソムカップ、新潟記念と連勝し、天皇賞・秋に照準を合わせていたマヤノトップガン産駆の期待馬、トップガンジョーが調教後に右前脚の靱帯に異常が確認され、今年いっぱい休養することに。
 府中の2000mはトップガンジョーにピッタリな舞台だと思っていたので、非常にショックです。
 天皇賞・秋では本命に予想しようと思っていたのになぁ……。

 ――――――――――――――――――――――――――――

 予想、と言えば明日はG1秋華賞。
 スプリンターズSに続き、5000円分くらいの予想をしたいと思います。

 ◎ソリッドプラチナム
 初志貫徹。秋のG1予想で本命に挙げたこの馬を指名。
 小牧騎手に乗り換えでテンノリというのが不安ですが……。

 ○カワカミプリンセス
 キングヘイロー産駆でリファール血統のカワカミプリンセスは秋華賞と相性も良いし、テイエムオーシャンの例もあるし、中間ビッシリ乗り込まれたようだし……一応無敗の実力とオークスでの圧勝を信じて対抗に。

 ▲キストゥヘヴン
 唯一、セントライトからの参戦。5着と敗れはしたけれど、+20kgの馬体重と牡馬が相手だった、という点を考慮すれば巻き返しは充分考えられるかと。

 △アサヒライジング
 カワカミプリンセス同様、久しぶりの競馬となるが、アメリカンオークスからの直行で来たダンスインザムードもあの気性で4着に粘ったし、落ち着きのあるアサヒライジングならば、と思わせ、気になる1頭であることは確か。

 ×サンドリオン
 夏の上がり馬。ダート馬だけど初の芝となった紫苑Sでもきっちり勝ちきった点は評価したい。決め脚はあるので一発あるかも?


 馬券はソリッドプラチナム−カワカミプリンセス固定の印をつけた3頭に500円ずつ3連単で。
 カワカミプリンセス−ソリッドプラチナム固定の印をつけた3頭に500円ずつ3連単で。
 あとは個人的に期待しているソリッドプラチナムの単勝に1500円と、サンドリオンの複勝に500円、って感じで。


 さて、明日、というかもう今日なんだけど、ビリヤードの初トーナメント試合。
 楽しみだなぁ。

  秋華賞、結果
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2006年10月12日

No.206 エシィール黄金記

 エシィール黄金記1巻.jpg エシィール黄金記2巻.jpg エシィール黄金記3巻.jpg エシィール黄金記4巻.jpg

 今まで気になりつつ手を出さなかった作品。ファミ通文庫より発売し、すでに完結している 『エシィール黄金記』 を、図書館で発見したので借り、読破いたしました。
 まぁ買ったんじゃなくて借りちゃったところが アレ なので、せめてここで紹介しておこうと思います――売り上げに貢献することはないでしょうケド(^^;

 国を失った王子が祖国を取り戻すために流浪の身となり戦う。

 そんなテーマな小説やゲームはよくあるように思います。
 私の思い出せる限りでは、小説ではデルフィニア戦記とか、とか……だめだ、あと思いだせん!(早ッ!) ゲームでは ファイアーエムブレム がそうですね。オウガバトルも主人公ではありませんが、そういうキャラが出てきますし、ドラクエ2、4、5、8もそうだと言えるでしょう。(6,7はやってないのでわかりません)

 しかし、戦い、特に大規模な戦争となると犠牲者はつきものです。
 世にある主人公が 「平和のため」 に 「戦って勝つ」 という手段に不満を持った エシィール黄金記 の著者、葛西伸哉氏は考えました。
「流浪の王子が商人になり、経済力で侵略者に立ち向かう物語」 を書こう、と。
 著者・葛西伸哉氏の初となるシリーズ長編は、商人として祖国の復興を志す王子、という異色の小説として世に送り出されました。
 
 本編はライトノベルというだけあって、架空世界を舞台に展開されていきます。現実の歴史等に縛られない、制約されないのが特徴で、それゆえに主人公の青臭い理想を現実とすべく、商人なのに利益を超えた目的のために仲間が集まるのはまさにファンタジー。
 現実では、歴史上ではありえない展開、歴史だからこそのライトノベルといえるのではないでしょうか。
 そういう意味で、ライトノベルは安心して読めるから好きなんですよね。バッドエンドが嫌いですから。

 この作品、面白い?

 と聞かれると、読み手は選ぶが、私は面白いと思う――と答える事にします。
 で、そう言うと必ず、

 どう面白いの?

 と聞かれます。この説明が難しい。
 ご都合主義的な展開や、ラストの急展開など、必ずしも風呂敷をうまくまとめあげた、とは言えないのですが、着目点の目新しさと登場キャラクターたちの魅力によって一気に読みきってしまう力がこの本にはあるんですよね。
 なので、これはやはり著者である、葛西伸哉氏の文章が 「上手い」 ということに尽きると思います。

 お気に入り度 ★★★☆☆  文章力 ★★★★☆  オススメ度 ★★★☆☆

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2006年10月11日

No.205 Diamonds

 Diamonds.jpg

 少し触れましたが、DEEN の New アルバム、Diamonds を買いました。
 約2年ぶりとなるオリジナルアルバムは、初期のテイストを活かし続ける、DEEN流のロック・チューン満載の1枚。
 自分的にはイマイチだったシングル Starting Over と、自分的にはお気に入りのシングル ダイヤモンド を含む全11曲。
 聴けば聴くほど新しい発見があるのが耳に心地よい DEEN の楽曲。
 今回はどんなもんであろうか?

●虹の彼方へ
 1曲目はいきなりロック? と疑問符をつけたくなる、DEEN らしい爽やかな曲。
 田川の軽快なギターサウンドをバックに、池森の声が歌詞と合わさって出だしを演出してますね。

 お気に入り度 ★★★☆☆  ロック風味 ★★☆☆☆

●ダイヤモンド
 千葉ロッテのボビー・バレンタイン監督との協演して生まれた、千葉ロッテの公式イメージソング。
 すでにシングルで何百回も聴いているので特に言うことはありません。
 つか、バレンタイン監督って熱烈なDEENファンだったらしいですね。
 ライブにも何度も足を運んでいるとか、未来のためにの英語バージョンとか、このまま君だけを奪い去りたい、翼を広げてをマリンズ感謝デーのときに熱唱したとか。
 そもそもこの曲も監督から直々に依頼されて作曲したらしいしね。

 というわけで、私は本日より、DEENファンであるボビー・バレンタイン監督のファンであります。
 がんばれボビー率いる千葉マリンズ!(シーズンは終了致しました)

 お気に入り度 ★★★★☆ ボビー度 ★★★★★

●Family
 3曲目はタイトル通り、家族の絆を遊び心満載の歌詞と共に、軽快に歌い上げたノリの良い1曲。
 歌詞を見てから曲を聴くと面白いです。これ、絶対バラード用の歌詞だと思うですけど(^^;
 でもそれが田川のノリの良いギターと、ドラムが良い感じにロック感を醸しだしています。
 良いね!

 お気に入り度 ★★★★☆ ロック度 ★★★☆☆

●Starting Over
 これもシングルで何百回と聴いた曲なので、改めて何かを感じることはないですが、このアルバムの全体の位置づけとしてはとても良いかと思います。
 というのも、前半3曲でガッときて、このスローテンポの曲はカレーでいう、福神漬け的な役割がありますね。
 改めて聴きなおすと、そんなに抱いていた悪い印象もちょっと和らいだ気がします。

 お気に入り度 ★★☆☆☆ 福神漬け度 ★★★★★

●ロッソ!!
 テクノ系? ちょっとサイバー感のあるイントロ。珍しい。
 淡々とした曲調で構成されており、福神漬けのあとのラッキョウ的な感じがあります――と思ったらこれはサビが良い!
 タイトル名のロッソは、イタリア語で「赤」という意味。
 歌詞ではトマトが出てきますね。なかなかユニークな1曲です。

 お気に入り度 ★★★☆☆ 歌詞のユニーク度 ★★★★★

●東京
 ロッソの赤から一転、ブラックな1曲。その名も東京。 そういやうどんの汁も黒いよね。初めて注文したときはびっくりしました。曲とは一切関係ないけど。
 東京の大都市、眠らない街に対する DEEN が抱く印象が感じられる曲。
 軽快なテンポの曲が多かったので、こういう疾走感はないけど重厚感のある曲というのも良いです。

 お気に入り度 ★★★★☆ 東京っぽさ ★★★☆☆

●Life is
 優しい、DEEN らしいバラードな7曲目。
 歌詞も DEEN らしくて、ちょっぴりホッとします。
 ただ淡々としすぎている気がします……ちょっと眠くなった。
 DEEN のバラードにしては、ちょっと後半の盛り上がりというか、そういったメリハリに欠ける気がしました。
 こういうDEEN流ロック、と謳っているアルバムの中だと余計に、ね。

 お気に入り度 ★☆☆☆☆ 眠気誘発度 ★★★★★

●Sail away
 眠さを引きずっての8曲目。
 ギターとベース、田川と山根のバックミュージックが活かされた、ミドルテンポのお馴染みな軽快な1曲。
 明るいが、華やかさを感じないのはDEENの曲って感じです。
 これも淡々とした感じがあって、眠さを誘発させた7曲から、さらに夢の中へと引っ張り込もうとする魔力を感じられます。
 車の中ではこの2曲が危ないな……。

 お気に入り度 ★★☆☆☆ 眠気再発度 ★★★★☆

●上海ロックスター
 誰とのコラボだろう? たぶんベースの山根かな。
 眠気が吹き飛ぶ、とまでは言いませんが独特の雰囲気をもった1曲です。
 この雰囲気は上手く説明できないな……。
 珍しく、というかアルバム曲としては初めてじゃないかな?
 ボーカルの池森がバックになって、メインボーカルは山根さんのようです。
 新しい、とまでは行きませんが、DEEN の楽曲の新たな幅を作る組み合わせじゃないでしょうか。

 お気に入り度 ★★★☆☆ 山根ファン度 ★★★★★

●By myself
 良い! スローテンポな出だしから、対比的にサビで盛り上げるやり方は DEEN では定番なんだけど、その定番がようやく10曲目で来た、という感じ。
 DEEN 独特のブラック感たっぷりな雰囲気と静かなイントロ。そして今回のDEEN流ロックが随所に活かされたサビでの楽曲は、眠気を吹っ飛ばしてくれましたね。
 反面、歌詞にいつもの遊び心が感じられないんだけど、これはこの曲にこめられた本気さを表しているのかな?

 お気に入り度 ★★★★★ サビ ★★★★★
 文句なしに今回の満点はこの曲。

●扉
 締めの1曲は不思議なテイスト。
 イントロの悲しげなギターサウンドから、囁くように歌いだすボーカル。サビから徐々にテンポアップしていき、だんだんと広がりを感じさせるのは、徐々に扉が開いていっているから、という解釈で良いのかな。
 ギターがメインサウンドなのに、ほんのりと和を感じさせたり、ちょっと聴きこんで行きたい曲です。
 締めの1曲はなんだかミステリアスな雰囲気を残していきました。

 お気に入り度 ★★★★☆ 味わい深さ ★★★★★

●まとめ
 ロックじゃないよ。あくまで DEEN は DEEN だよ。
 1曲目の明るい、爽やかな出だしとは対照的に、だんだんと暗くなっていく。
 暗い、というのはそれは夜を想起させる、ムーディーな、とか言う意味で、決して悪いイメージではないよ、念のため。
 途中、ちょっと眠くなったりしたのは日頃の疲れのせいだと解釈するとして、全体的に田川のギターサウンドを活かしたミドルテンポの曲が多かったですね。
 お気に入り度を見てもらえればわかると思いますが、★が4つ以上の曲はどれもお気に入りになっていきそうな曲で、3000円だした価値はあったかなー、という感じです。
 前回の2年前のオリジナルアルバム、ROAD CRUISIN' が星3つだとすれば、今回は星4つぐらいですかね。
 曲数が11曲なのは、絞り込み磨き上げたからだと解釈しておきます。本当はもっといっぱい聴きたいけど。
 最後の2曲、By myself と 扉 は特に何度も聴きなおしたいですね。
 だんだんとまた評価が変わってくると思いますが、初回はこんな感じの感想でした。

 でも少し、嫌らしい話をすると、売り上げはあんまり期待できないような気がするのは、最近の DEEN の常ならぬところ。
 その状況を打破するほどのパワーを秘めた1枚、とまでは行かないと思います。

posted by BlueTasu at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

No.204 Xbox360は買いか?

 来たる11月22日。
 遂に! 待望の! 満を持して! カルドセプトサーガが発売する。

 ――が

 発売機種は Xbox360 だったりする。
 今まで全く魅力を感じず、目もくれなかったこの新機種。
 果たしてカルドセプトサーガのためだけに購入して良いのかどうか?
 あと1ヶ月と少しと迫った今、改めて検討してみたいと思う。

 11月2日、明らかにPS3やWiiに対する布石と思われるが、Xbox360コアシステムが発売となる。
 このコアシステム。一体従来のXbox360とどう違うのか?
 価格は29800円。通常版と比べ、諭吉1人分安い。
 その諭吉1人分がどこに影響しているかというと、まずはハードディスクが入っていないということ。
 ハードディスクは20GBと、ちょっと容量は少ないんじゃないかな、と思うけれど、これがないと体験版をダウンロードして遊べなかったり、まず何よりゲームデータをセーブできなかったりする。
 なので、別売りでHDDを買うか、もしくはメモリーユニットという64MB分セーブができる3000円弱なのを別売りで買わなければならない。

 メモリーユニットは絶対必要なので、価格は29800円ではなく、実質+3000円だ。

 しかし、コアシステムにはゲームが2本ついてくる。
 別に興味がなければこの2本を売ればよい。これで恐らく3000円くらいにはなると思う。たぶん。

 これで価格は大体30000円に落ち着く。
 しかし、コアシステムの内容は、例えばLANケーブルがついていなかったりする。
 カルドセプトサーガではネット対戦ができるので、なければたぶん困る。
 これは別売り。1000円くらい?

 あとコアシステムにはDVDなどを楽しむ際のリモコンがない――が、DVD再生機能は別に使うつもりはないので、これはいらない。

 その他の違いとして、コントローラがワイヤレスかそうでないかという点だ。
 通常版はワイヤレスなのだが、コアシステム版は有線。
 部屋の中がケーブルでうねっている我が部屋としては、できればワイヤレスがほしいところだ。しかし、あえて言うのなら、プレイさえ出来ればそのような些細な点は目を瞑ることもできる。

 総括しよう。

 通常版のほうがHDDがあるわけで、お得な感じがする。
 しかし、のちのちPCと連動してしまえば、セーブデータはPC上で保存できると思う。なのであえて我慢するというのもありかな、と思うのだが……。

 悩むところだ。

 悩むといえば、やはりカルドセプトサーガのためだけにXbox360に手を出して良いものかどうか、という最初の疑問点にも触れておきたい。
 たぶん、というか近い将来、絶対PS3に移植されると思う。
 はっきり言って、カルドセプトサーガ以外、発売日未定のものも含め、Xbox360に魅力を感じるゲームが全くと言っていいほどないのだ。
 Xboxでは日本で泣かず飛ばずで終わってしまったこのハード。
 本当にカルドセプトサーガのためだけに手を出して良いものかどうか……。

 カルドセプトは絶対面白い。それは間違いない。と思う。そう信じている。
 ならば、やはり答えはひとつ。

 11月2日、コアシステムを買おうかな、というのが現状の答えです。

 12月7日まで待てば、ブルードラゴンが同梱されたコアシステムが発売されるみたいだけど、私はブルードラゴンには興味がないので、スルーの方向で。

posted by BlueTasu at 00:00| Comment(6) | TrackBack(1) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月10日

vol.203 休日の過ごし方

 昨日は仕事が忙しかったが、なんとか次の日、つまり明け方には完了。フラッフラになって帰宅した。
 今日は休日。なので昼まで思いっきり寝ることにする。
 最近寝不足なんだよね、ほんと……。

 ベッドで横になるなり疲れがたまっていたのか、一瞬でブラックアウトし夢の中へ。目を覚ますとすでに昼の1時だった。
 早速シャワーを浴びてサッパリし、用意されてあったおにぎりを食う。鮭おにぎり、カツオのおにぎり、それとうめぼしの3個。海苔はパリっとしてないと嫌いな性分だ。それがわかっているらしく、ちゃんと巻かずに横に置いてあった。食べる間際に巻けばパリっとしていて美味しい。

 お腹を満たした後はビリヤード場へ。この時2時。開店と同時にフリータイムで4時間撞く。
 15日は初めての試合なので、ちょっとでも練習しておきたい。
 何度も言うけど、腕はそんな大したもんじゃないので、悪しからず。
 平日の昼間ということもあり、誰も来ないので店の人と一緒に撞かせてもらった。
 店の人は昼間は女性が切り盛りしているのだが、この人がホントうまくて、ナインボールをやったんだけど、なかなかまともに撞かせてもらえない。
 ナインボールとか上手い人は、いかに相手に撞かせないようにするか、を考える。
 100%ポケットできるわけはないから、難しい配置の時などは、無理して狙わず、相手がさらに撞き難いようなポジションを狙い、ファールを誘うのである。
 例えばナインボールは小さい番号順に狙わなければならないので、手球と狙い球の直線状の間に他の球で塞ぐように配置するわけだ。
 そうすれば相手は横の壁(バンキングという)を反射させて狙わなくてはいけなかったりと、難しくなる。
 こういう技術をセーフティーというのだが、上手い人は必ずセーフティも上手い。
 手球が先球に当たらなければファールなので、次の人はその手球を台上のどこに置いてもいい。
 上手い人にフリーで手球を持たせると、大抵の場合、残り全部を全部撞ききられてしまう。
 そんな感じで上手い人は相手に撞かせないんだから、そりゃ勝てっこないワケです。
 イージーミスを期待して相手に念を送るくらいしかできない。

 撞かせてもらえないんじゃ練習にならないんじゃないの?

 と思うかもしれないが、上手い人のプレーをなるべく盗むように見ることも練習。下手な人は上手な人とプレーするのが一番上達への近道なのだ――と本に書いていた。
 センターショットなど、一人でショットの練習をするのもいいが、やっぱり試合形式で練習するのが一番のようだ。
 試合形式にすると、やっぱりそこには勝ち負けがでてくる。
 負けると勝つためにどうすればいいか、と自然に考えるからね。

 6時にビリヤード場を後にし、買い物へ。
 明日は DEEN のアルバムの発売日。大抵 CD は前日に入荷しているので、CD ショップを覗くと

 最新型DEEN'S ROCK ALBUM 完成!!! ――という帯がついたアルバム発見。
 DEEN が ロック!?

 買うまで発売日以外の情報を仕入れないようにしていた私だが、まさか DEEN がロックとは……。
 ゆっくり聴いた後、感想を書きたいと思う。

 CD のほかに食材を買った後、ハルちゃん家へ。
 私は今日は休日だが、ハルちゃんはお仕事。
 いつもご飯をご馳走になっているお礼に、今日は私が腕を揮うことに。
 帰ってくる彼女のために料理を作る。なんだか幸せ?

 材料は、小麦粉、水、卵、こんにゃく、豆腐、ねぎ、紅しょうが、天カス。
 トッピングに、タコ、豚挽き肉、キャベツ、チーズ、ソース、マヨネーズ、青海苔、鰹節。

 そう、今夜の晩御飯はたこ焼き。
 私はたこ焼き作りは得意だったりする。

 小麦粉に水、卵、豆腐を入れてよく混ぜて、タコやこんにゃくは一口大に、ねぎ、紅しょうがは細かく切る。
 鉄板をよく暖め、全体に油を薄くひく。今回は普通だが、このときゴマ油でやっても良い。風味が違うよ。
 鉄板に生地を穴の半分くらい流し、具を入れて、さらに生地を足し、表面が固まってきたらピックでくるんと転がし、丸く形を作る。これが腕の見せ所かな。うまくいったら拍手喝采。
 あとは表面をパリッと焼ければ完成。
 
 タコの代わりに、豚挽き肉とキャベツを入れればお好み焼き風に。チーズを入れても美味しい。
 チーズを入れて焼いたのは、残っても冷めてから揚げタコにすれば、これまた美味しい。
 あと、生地に豆腐をいれるとふんわりして美味しいのはミスター味っ子情報。

 さて、ハルちゃんの感想は?

「うっわー。お店出せるんちゃうん? 美味いっすよ〜♪」

 終始ご機嫌であった。
 よかったよかった。

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2006年10月08日

No.202 憧れのマスワリ

 本日は仕事が早めに終わったので、ビリヤードの練習に行ってきました。
 実は来週の15日、ビリヤードのビギナーズ大会があるので、今は時間さえあれば練習している次第なのです。
 大会のルールは最もポピュラーな9ボールというルールで行われます。

 9ボールとは?

 ナインボールの配置.jpg

 図のように1〜9の球を配置し、ブレイクします。
 ブレイク後は番号順に撞いて行き、最後の9番ボールを落としたプレイヤーの勝利となるゲームです。
 9ボールの難しいところは、たとえ1〜8番を落としたとしても、9番を相手に決められてしまうと負けだということです。
 なので、ナインボールは少し実力が上の相手でも、フロック(まぐれ)で勝ててしまうことが良くあります。まぁ連勝するのはきついでしょうけど。

 このナインボールで、私はひとつの目標があります。それはマスワリと呼ばれるプレイです。
 マスワリとは、ブレイク後、相手に一度も機会を与えずにミスなく落とし続け、9番まで撞ききることを言います。
 野球で言えば完全試合みたいなものですね。
 相手に全くチャンスを与えないわけですから、これ以上完璧なプレイはありません。
 ですが、やはりミスなく落とすというのは、当たり前ですがとても難しい。
 私の腕では、マスワリなど夢のまた夢です。

 ――が

 会社の同僚とプレイ中のことでした。
 私のブレイクで、運よく1番と2番、そして6番と、3個もの球がポケット。しかも残り6個の球の配置は、全てポケット近くに散っていました。

 ――もしかしたら、いける?

 慎重に、慎重に。
 ミスしないよう、ゆっくりと、確実に。
 3番ボールをサイドポケットにゆっくりと。
 4番ボールをコーナーへと決め、手球を次の5番近くにコントロール。
 次の球を決めやすい位置に手球をコントロールすることを、ポジショニングというのですが、私はいつも力加減を調整できず、かえって難しいポジションにしてしまうこともあったのですが、今回、奇跡的にピッタリと5番を落としやすい位置にコントロールすることに成功。
 そしてもちろん5番ボールをサイドポケットに沈め、7番ボールもポケットし、残り2個。

 この時点で、私の心臓はばっくんばっくんと音を立てているのがわかります。
 マスワリ、いけるかも!!

 8番ボールをいつもより慎重に、撞点をしっかり確認してポケット。
 残りは9番。これを落とせばマスワリ達成!!!

 ・
 ・
 ・

 落ちず…….jpg


 ……ミスるし。
 ……しかもこの9番を決められて負けるし。

 マスワリ。
 それはとても高度かつ運良く、そして精神的に強くならないとできないようです。
 私にはそれだけの実力がなく、まだまだマスワリするには早いよ、ということなのでしょう。うん……。

 大会まであと1週間。頑張りたいと思います。


posted by BlueTasu at 22:43| Comment(3) | TrackBack(0) | ビリヤード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月07日

No.201 毎日王冠・京都大章典

 丑三つ時の2時半頃に仕事が終わり、3時に帰宅。ナニソレ? 出社まで4時間しか猶予がないんですけど……。
 最近泊り込みが1日おきにあったりと、大変です。
 とりあえず、明日、というかすでにもう今日だけど、軽い予想、というよりほぼ直感で。


●毎日王冠
 伝統の一戦。今年もG1と言われてもおかしくないメンバーが揃いましたね。
 録画でしか観れそうにありませんが、結果だけでも楽しみな一戦です。

 ◎テレグノシス
 ○カンパニー
 ▲ローエングリン
 △アサクサデンエン
 ×ロジック

 東京巧者のテレグノシスを本命に。
 カンパニーは東京実績のなさが気になるけど、福永祐一騎手がマルカシェンクではなくこちらを選んだ、という点で期待しています。


●京都大章典
 ◎インティライミ
 ○アイポッパー
 ▲ストラタジェム

 リンカーンで堅いかな、と思っていたのに残念ですね。
 こちらは毎日王冠に比べ距離的なこともあって少頭数。
 スイープトウショウに悩むけれど、休み明けはイマイチなことが多いので思い切って切ります。
 インティライミは確実に賞金がほしいところ。ここは負けられませんね。

 結 果
posted by BlueTasu at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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