2006年08月22日

No.153 リアルな感動

 どこぞの政治家ではないが、とにかく感動してしまった。

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 私が元高校球児だとか、野球に少しばかり詳しい知識があるとか、そんな細かいことは抜きにして、観る物すべてに感動を与えた2日間。
 野球を知らなくても感動した一戦。
 接戦に次ぐ接戦のクライマックス。
 まるで漫画のような、いや漫画ですらありえない展開がそこにあった。
 よく高校野球は筋書きのないドラマ、と形容されるが、まさにその言葉通り。
 持てる力を全て出し切りあった両校の選手たちには、勝っても負けても万来の拍手が降り注ぐ。

 仕事だったが、ちょうど最終回のシーンだけは休憩時間で見る事ができた。
 王者、駒沢大付属高校が3点差で追い詰められた最後の攻撃。
 最後までマウンドを他者に譲らぬ早大のエース斉藤は、最後の最後でどこか意識してしまったのだろう。
 決して失投ではない球を安打されると、今まで甘い球を投げなかった斉藤が失投した。

 たったの1球だ。
 失投とはいえ、見逃すことはプロだってよくある。
 失投とはいえ、打ち損じることはプロだってよくあるのだ。

 それを逃がさずホームランにしてしまうのだから、本当に凄い。
 あの瞬間を観た人全てが震えたはずだ。
 こんな凄いことってない。リアルな感動が、私の胸の底から湧き上がっていくのを感じた。
 そして、自分の夏も思い返された。辛く、苦い思い出だが、思い返さずにはいられなかった。

「すごいですねぇ……」

 解説者はその単語しか知らないかのように、凄い凄いと言い続けた。
 同感だ。その言葉以外、いらないだろう――いや、その言葉すら必要ない。

 良いものを観た。

 観客、TV前、ラジオ前――観て、聴いた全ての人を満足させた決勝戦。
 こんな凄いエンターテイメントって他にないだろうなぁ。
 改めて、本物、リアルのもつ感動の力を垣間見た気がした。



posted by BlueTasu at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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