2006年08月13日

No.143 唐突にゲド戦記を観に行った、その後

 今日も会社が思ったよりも早く終わった。
 時刻にして19:30前後。
 一昨日は23時まで残業だったのだが、今日はほぼいつもの時間である。
 単に、今日は休日出勤だから元々休みなんじゃー! という事情があったりするのだが……。

 とにかく空いた時間は有効に。

 帰って飯食って風呂に入ったら、まだ読み終わっていないツルモクを読んで、魔界へ行こうか牧場へ行こうか? などと思案しながら家路に着いた。
 そしたら思わぬ人から声がかかった。

「ねぇ、映画観に行かん?」
「は?」

 その人は同じ家の住人で8つ年下の妹――仮にだけど、妹ちゃんとしておこう――から声をかけられたのである。
 もしかして私に声をかけたんじゃなくて、私の周囲にいる別の人に声をかけたのかな、と思い辺りを見回すがここは私の部屋だ。当然それらしき人がいない。

「俺に声かけてんの?」
「他に誰がこの部屋にいるんよ?」

 妹ちゃんは普通に喋るとき、時々眉間にシワを寄せて苦言を呈する。つか、ちょっと最近誰かの影響で口が悪くなってきた。元々大人しくて内向的だったことを思えば、今のようにハッキリ喋れるようになったのは良いことなのだろうが、見本が悪すぎるのは問題だろう。
 顔は年相応の童顔で、まぁ可愛い部類だと思う。よく小柄ということもあり、高校生ではなく中学生だと間違えられることが多くてよく怒っているケド。
 そんな可愛い妹ちゃんが週末に私みたいな、なんの取り柄もない兄を映画に誘っている――これは事件である。

「お兄ちゃん、この間ゲド戦記みたいって言ってたでしょ?」
「はぁ」
「私も観たかってん。でも足もお金もないからさ、お兄ちゃん社会人でしょ。連れてってよ」
「はぁ」
「はぁってナニ? レイトショウだったら安いでしょ? ダメなん? それともタカさんと遊ぶ約束でもあるの?」

 断じてそんな約束はない。つか、タカが約束を取り付けてから遊びに来ること自体滅多にない。大体予告なく来るからだ。

「そんなことないけど、とりあえず驚いてる」
「は? なんで?」

 しばし逡巡。私の思考回路は昨日をさかのぼっている。かなりびっくりだ。だって昨日と展開が同じだったから。
 コピーペーストできるじゃん、とか思ったね、そのときに。(実際コピペで結構済みました)

 しかし、ここからまた昨日と同じように状況に流されるわけにはいかない。
 なぜならゲド戦記はもう観たし、さらに妹の分まで金払ってなんかいられないし!

「ゲド戦記か……実は俺もう観てきてん」
「え? そうなん?」
「うん。昨日の夜な、会社の人に誘われて観に行ってきてん」
「そうなんや。わかった」
「そうか、わかってくれたか」
「じゃあ、私と2回目、観にいこう!」
「全然わかってねぇーっ!」
「じゃあバラすよ?」
「は? ナニヲ?」
「女の人と映画を観に行ったこと、お姉ちゃんにバラすよ?」
「なぜそのことを知っている!!?」

「へぇ、ほんとに女の人と行ったんだ!!」

「え? ……あ、ゆ、誘導尋問かよっ!!」

 ……あっさり引っかかりました。見事でした。ええ、もう弁解の余地はありません。
 以前、私が他の女性と付き合っていたとき、そのことを知った姉がその付き合っていた女性にあることないこと、様々に吹き込んでくれやがったのです。
 お陰で物凄く恥ずかしい過去まで知られてしまい、泣きそうに――いや、泣いたな――なったことがあったのです。

「お兄ちゃん、私、ゲド戦記観に行きたいな♪」

「……おごらさせていただきます」

 次の休み、妹と何故かその友達の分まで奢ることになりました……。
 つか、ハルちゃんとは別に付き合ってるわけじゃないから姉にバレても良かったような気がしたのは、全ての約束を取り付けさせられたあとでした……。

 最近、姉にチクるネタを見つけたときの妹が怖いです……。



posted by BlueTasu at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

No.142 馬鹿チャット

 これは、とある夜の会話記録である。

 ――――――――――――――――――――――――――――

 TAKA「うぃーす」

 Blue「うぃす」

 TAKA「明日遊びに行くから酒池肉林用意しとけよー」

 Blue「あ? いきなり何ほざいとんねん」

 TAKA「最近遊んでないじゃん。どっか行こうよ」

 Blue「明日は仕事や。無理無理」

 TAKA「えー? 盆休みはないんか?」

 Blue「ねぇよ」

 TAKA「なんだよー。最近つれないじゃん。アタイとはもう遊べないっていうの?」

 Blue「アタイっていうな、気持ち悪い」

 TAKA「マロとはもう遊べんのか?」

 Blue「お盆で忙しい上に、面倒見てる後輩が犬に噛まれて休んでんだよ」

 TAKA「は? 犬? そんなんで休むん?」

 Blue「この間松葉杖ついて会社に謝りに来たぞ」

 TAKA「なにそれ。なんで犬に噛まれて松葉杖? めっさ怪しいやん」

 Blue「足を噛まれて6箇所縫ったらしいぞ」

 TAKA「どんだけ噛まれとんねん……」

 Blue「なんかあれだろ。流れ星銀みたいな必殺技を持った犬じゃね?」

 TAKA「人語を解すあれか」


 ¬±〓.jpg


 Blue「こんな感じか」

 TAKA「まわっとる!」

 Blue「うむ」

 TAKA「これは大怪我するね」

 Blue「致し方のないところだな」


 ――――――――――――――――――――――――――――


 そんな夜の会話。
posted by BlueTasu at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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