2006年08月12日

No.141 唐突にゲド戦記を観に行った

 今日は会社が思ったよりも早く終わった。
 時刻にして19:30前後。
 昨日は23時まで残業だったのだが、今日はほぼいつもの時間である。
 単に、明日休日出勤しなければいけないから早く帰っちまえ、という事情があったりするのだが……。

 とにかく空いた時間は有効に。

 帰って飯食って風呂に入ったら、まだ読み終わっていないツルモクを読んで、魔界へ行こうか牧場へ行こうか? などと思案しながら駐車場への道を歩いていた。
 そしたら思わぬ人から声がかかった。

「ねぇ、映画観に行かん?」
「は?」

 その人は同じ職場で4つ年下の女性――仮にだけど、ハルちゃんとしておこう――から声をかけられたのである。
 もしかして私に声をかけたんじゃなくて、私の周囲にいる別の人に声をかけたのかな、と思い辺りを見回すがそれらしき人がいない。

「俺に声かけてんの?」
「そーっすよ」

 ハルちゃんは普通に喋るとき、時々語尾に 「っすよ」 と喋る変な子である。つか、ちょっと口が悪い。だけどハキハキした喋り方と、サッパリした性格のお陰で嫌味に感じないし、むしろ好感がもてる。
 顔もちょっと童顔だけど可愛いと思う。まぁよく小柄ということもあって、社会人ではなく学生だと間違えられることが多く、そのことでよく怒っているケド。
 そんな可愛い子、ハルちゃんが週末に私みたいな、なんの取り柄もない男を映画に誘っている――これは事件である。

「Blueさん、この間のバーベキューのとき、ゲド戦記を観に行ってみたいとか言ってたっしょ?」
「はぁ」
「私も観てみたかったんよ。でも足がないからさ、Blueさん車でしょ? 連れてってよ。チケットは奢るから」
「はぁ」
「はぁって、ダメなん? 何? なんか用事あるん? 他の子とデートの約束でもしてるん?」

 断じてそんな約束はない。つか、女性から映画に誘われることなんて、生まれてこの方一度もない。

「そんなことないけど、唐突だから驚いた」
「女の子との約束なんていつも唐突っすよ。さぁ、用事がないなら行こ」

 なんだか状況に流されるままに事態が推移していく。
 まぁいっか。ゲド戦記は観たかったしなぁ。流されちゃえ〜。
 ツルモクも魔界も牧場も、全部の予定をざぁーっと流して私らは映画館へと行くことになった。ザァ〜〜。

 後半へつづく (キートン山田風)


posted by BlueTasu at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。