2006年07月18日

No.112 喪失

 この間から貼り付けてあるパワプロの記録を見てもらえればわかると思うが、私は 「記録マニア」 であるらしい。
 とにかく戦績をつけていく作業が大好きで、例えばプロ野球の打率10傑とか、投手の防御率、勝率順位とか、そういった成績表を見ているだけで楽しいのだ。
 だから私は気に入ったものを記録し続けるし、そうやって自分のやってきたこと、残した記録の足跡を残し、そして見て分析とかするのが大好きだ。

 競馬もそうなのだ。
 競馬ほどデータが豊富なスポーツはない。
 馬の状態やら過去の戦績、実績などありとあらゆるデータに溢れている。
 記録マニアな私が競馬を好きになったのも当然といえるだろう。

 約2年、休み休みではあったものの、ずっとプレイし続けてきた DOCO も例外ではない。
 ゲーム開始からずっと、何十頭、何百頭という愛馬の記録も記し続けている。
 そこには競争成績はもちろんのこと、出走したときの予想印や何番人気だったのか、2着にはどれくらい差をつけたのか、得意な距離と馬場はなにか、好きな食べ物と嫌いな食べ物、世話の仕方にいたるまで、プレイに関係ありそうな記録はすべて記し続けてきたのである。
 このデータの大部分は自己満足であるかもしれないが、それ以上にデータとしての利用価値はこのうえない。
 過去を積み重ね、未来への糧とするデータが満載なのだ。

 この馬は前に育てたときはこうだったから期待できるな、とか...
 ここでこのくらいの差で勝ったということは、得意距離と馬場はこうだな、とか...

 こういった記録があるからこそ、よりよい結果を残し続けることが出来た。
 過去に失敗した記録があるからこそ、未来への成功に繋がっていったのだ。
 記憶では補完しきれない細かいデータを、こうしたPC上のエクセルデータに記し続けることで今があったのだ。
 その価値は人それぞれだが、私には何よりも大事なデータだったのだ。


 そのデータを、今日、パワプロのデータで上書きしてしまったことに気付いたのである……。


 消失。
 抹消。
 デリート、である。 


 上書き保存してしまった記録はもう戻らない。
 零れてしまった砂時計の砂を集める術はもうないのだ。
 バックアップをとらなかったのが迂闊だったのであり、寝ぼけ眼で考えなしに保存し、終了してしまったのが間違いだった。
 文字通り取り返しのつかないミスをしてしまった……。

 いつもそこにあったデータをもう見ることが出来ない。
 その悲しみは、思った以上の喪失感を伴い、私の心臓を穿った。

 ……約2年続けた DOCO の引退を決意しました。
 とりあえず、最後の名馬であるイシュザークを21日、良馬場なら最後のレースに出走させ、馬とともに引退したいと思います。



posted by BlueTasu at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | DOCO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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