2006年07月12日

No.106 賄賂と脅迫

 今日は 「生まれ変わったんですか?」 ってくらい働いた。
 理由は簡単。早く仕事を終わらせて帰りたいから。
 帰って明日発売日のパワプロ13をフライングゲットしてやりたいから、である。

 早々に仕事を終わらせた私は、定時のベルが鳴ると同時に会社を飛び出し、馴染みのショップへ。
 予約してあったパワプロ13を購入。
 その後、とある理由によりケーキショップへと足を運ぶ。 
 色とりどりのケーキやお菓子が所狭しと並べられ、会社帰りのカップルや子供連れの主婦たちが、甘いものを目の前にして皆笑顔。
 なんつーか、幸せオーラ、みたいなものを発散させている。

 しかし私はそんなものとは無縁。
 真剣な面持ちで、じぃっとショーケースを見る、というよりは睨んでいた。
 それはもう、悲壮感すら漂わせるほど必死である。
 なにせ、このケーキ選びに己の命がかかっているのだ。
 今の私は早く帰ってパワプロをしたい、という焦燥感と、慎重に選ばねばならないという使命感とに板ばさみ状態。

 ナニヲカエバイイノダ

 ケーキなど誕生日やクリスマスといった特別な日にしか食べない私にとって、またこんなところと無縁の私にとって、いったいどんなケーキを買えば相手が喜ぶのかわからなかった。
 つか、どれも美味しそうなのだ。
 オーソドックスなイチゴショートにチーズケーキ。
 ブルーベリーやラズベリー、マンゴーなどのフルーツのタルト。
 バナナクリームのチョコケーキに、桃のクリームのケーキ。
 シフォンケーキもあれば、端に目をやればアイスケーキもある。
 お、落ち着け……贈り物をするときは、相手の好みを考えること。
 1つ1つ吟味していけば自ずと答えはでるはずだ……。
 
 ・
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 ・

 帰宅。
 玄関では、待ちわびたかのように出迎えが現れた。

「おかえりぃ」

 妹である。

「ほら、早く出す」

 本日、姉は夜勤。
 よって、姉は昨日のタカとの約束の見張りを、妹に託して行ったのである。
 そこで、

“私が気に入ったケーキを買って来たらお姉ちゃんへの報告をごまかしてあげる”

 という条件をつきつけられ、私は慣れないケーキショップへと行ったのである。
 確か妹は桃が好きだったはず。
 というわけで、桃のクリームのショートケーキを買ってきた。
 果たしてどうか!
 
「おー、桃だー。よし、許す!」

 あっさり気に入ってくれた。
 なんだ、ちょろいもんじゃないか。

 ・
 ・
 ・

 と、思ったのだが...

「じゃあ、来週は違うケーキ買って来てね♪」

「………………………………は?」

「じゃないと、バラすよ?」

「………………………………マジで?」

「うん。週一で頼むぶん、私ってやさしいでしょ?」

「………」

 ・
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 ・

 しまった、これをネタにずっとゆすられ続ける!!
 毎週ケーキを買ってこなければならないのか?
 ……昔は素直な良い子だったのに。

 最近、妹も微妙に怖いです……。



posted by BlueTasu at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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